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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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有名クラシック曲 極上シリーズ

新シリーズ

■ 有名クラシック曲 極上編 No.1

「知られざる名曲」ばかり聴いていると、たまには「良く知られた名曲」も聴きたくなるものです。

今回、新シリーズとして、誰もが知っている「クラシックの有名曲」を改めてご紹介することにしました。

ただ、演奏が素晴らしいものを厳選して取り上げます。すなわち極上の演奏です。

名付けて、「有名クラシック曲 極上シリーズ」です。

記念すべき初回は、あの映画「禁じられた遊び、1952年 フランス 」のテーマ曲「愛のロマンス」です。

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作曲の ナルシソ・イエペス(Narciso  Yepes、1927 - 1997)は、スペイン出身の作曲家、ギタリストです。
この曲を作った時、イエペスは24歳でした。

日本でも人気が高く、彼は17回も訪日しています。


どなたもご存じの名曲ですが、クラシックギターとチェロの絶妙な二重奏をお楽しみ下さい。

■ 愛のロマンス(禁じられた遊び) / ナルシソ・イエペス



ギター演奏は、スペイン出身の パブロ・サインス・ビジェガス(Pablo Sáinz Villegas 1977- )です。
数々のギター国際コンクールを制覇し、ドミンゴが、「真のギターの達人」と評しました。

チェロ演奏は、クロアチア出身のご存じ ステファン・ハウザー(HAUSER、1986- )です。

禁じられた遊びは、ギターソロ以外で聴くのは初めてでしたが、最上の音楽に出会ったような気分です。






■ 有名クラシック曲 極上編 No.2

この曲は、もちろん原曲はピアノ曲ですが、今回はヴァイオリンでお聴き下さい。

韓国のヴァイオリニスト ハンス・ジン(Soojin Han 한수진 1986- )の、全身全霊を傾けた極上の演奏です。

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画像 ACワークス(株)

曲の説明は省き、ヴァイオリン演奏の ハンス・ジン氏について解説します。


韓国出身のハンス・ジンは、生まれながらにして左耳が聴こえませんでした。

実はこれは遺伝性の難聴で、彼女の母も祖父も難聴だったようです。

それでも、父親が英国で博士号取得を目指していたため、彼女は英国に移住しました。そして幼少時に母が演奏するバイオリンを聞いて音楽に目覚め、5歳でピアノを始め、7歳でバイオリンを習い始めました。

その後は、世界的なヴァイオリニスト ユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin)の音楽学校のオーディションに合格。英国最古のパーセル音楽学校に転校。わずか12歳でロンドンのウィグモアホールでコンサートを行い、15歳でヴィェニャフスキ国際コンクールに最年少参加して韓国人初の2位を受賞しました。

この頃、指揮者チョン・ミョンフンから"天からの才能"と絶賛されました(以後6回共演)。

成人して、オックスフォード大学で音楽学(musicology) を修了し、名門英国王立音楽大学(Royal College of Music)を経て、クローネバグアカデミー(ドイツ)トップパフォーマー課程を卒業しました。


■ ノクターン20番ハ短調遺作 / ショパン



ピアノは、韓国生まれの リー・シヒョン(Sihyun Lee 이시현 1991- )。






■ 有名クラシック曲 極上編 No.3


ピアノの名曲中の名曲「エリーゼのために」。

作曲は、あの ベートーヴェン先生、この曲を知らない人はいないでしょう。

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画像 ACワークス(株)

そして、ベートーヴェンの曲のタイトルになった女性とは誰なのでしょう?

謎めいた曲です。

ただ、このとろけるような極上の演奏を聴くと、その女性が相当魅力的だったと想像できます。


■ エリーゼのために / ベートーヴェン



この曲を一体何人のピアニストが演奏しているのか想像も出来ませんが・・・

その中で、きっと一番甘美な演奏が、この中華人民共和国出身のランランの演奏です。






■ 有名クラシック曲 極上編 No.4

「熊蜂の飛行」は誰もが聴いたことのあるクラシックの有名曲です。

作曲は、ロシアの作曲家 リムスキー=コルサコフ(Rimsky-Korsakov, 1844 - 1908)です。

オペラ『サルタン皇帝』(プーシキン原作)の中の間奏曲で、管弦楽で演奏されますが、ヴァイオリン、チェロ、トランペットなど様々な楽器に編曲されています。

今回は、ピアノ独奏でお聴き下さい。

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熊蜂の羽音を表現するため、奏者は超高速で演奏します。

今回の動画に登場するピアニストは、1987年、中国で生まれた ユジャ・ワン(Yuja Wang)です。来日も多く、生のステージに接した方も多いと思います。

尚、ピアノ独奏用に編曲したのは、ハンガリーのピアニスト ジョルジュ・シフラ(Georges Cziffra, 1921 - 1994)です。この編曲は演奏が最も難しいと言われていますが、果たして ユジャ・ワンはどう演奏するでしょうか?

■ 熊蜂の飛行 / リムスキー=コルサコフ



余り速過ぎて指がハッキリ見えませんが、テンポが速いだけでなく、音楽的な表現力は卓越しています。
この演奏を聴いていると、熊蜂が目の前に迫ってくるからです。

まさに「神わざ」としか言いようがありません。


 

 


■ 有名クラシック曲 極上編 No.5


2024年2月6日、指揮者の小澤征爾氏が亡くなりました。享年88歳。


私は、何故かクラシック音楽が好きで、子供の頃から小澤征爾の名前は知っていました。「ボクの音楽武者修行(小澤著)」は私の愛読書でした。
大人になると、ボストン響を始め、新日フィル、サイトウキネンなど、東京から大阪まで演奏会に出掛けました。

小澤さんが出ると聞いて、山本直純司会の、伝説の公開テレビ番組「オーケストラがやって来た」も見に行きました。もう50年も前です。

小澤さんと世界的なチェリスト ロストロポーヴィチが、岐阜の山奥のお寺でコンサートをした時も駆けつけました。その時のオケは、桐朋学園高校の学生やOBで編成された弦楽アンサンブルでした。見事な音楽性は忘れられません。

思い出深い小澤征爾さんでしたが、何と言っても一番印象に残った演奏会は、松本の「サイトウ・キネン・フェスティバル」で聴いた「ブラームス交響曲第1番」です。天皇皇后両陛下も来られた記念すべき第1回のサイトウ・キネン・フェスティバルでした。

小澤さんとサイトウキネンオーケストラの渾身の演奏!私は心が震えました。(1992年9月5日 松本文化会館)


今回の「有名クラシック曲 極上編」は、その時の「ブラ1」です! 幸い  YouTube があります。
昨夜、小澤さんの訃報に接した夜、私は一人でこの曲を聴きました。演奏が終わった時の熱狂的な拍手を聞いて、私は深い喪失感に襲われました。

心よりご冥福をお祈りします。永い間、感動あふれる音楽をありがとうございました。



■ 交響曲第1番 / ブラームス





とてもリラックスした浴衣姿の小澤征爾さん、ロストロポーヴィチ氏と一緒に撮った貴重な1枚です。
期間限定で公開させていただきます。↓

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