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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」の202件の記事

2022年8月14日 (日)

知られざる名曲 第161回 まだ見ぬコーンウォールへの旅/三枝成彰

日本の作曲家 三枝成彰(さえぐさ しげあき 1942ー ) の初登場です。ご存じの通り80歳を超えてもまだまだお元気で活躍されています。

ずいぶん昔のことですが、三枝さんの「プロヴァンス組曲(1989年)」を聴いて、その感傷的な旋律がしばらく頭から離れなかったことを思い出しました。

今回は、その三枝さんの叙情的な作品「まだ見ぬコーンウォールへの旅(1999)」を選んでみました。

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画像 コーンウォール ACワークス(株)

コーンウォールとは、ロンドンから列車で4時間20分、イングランドの南西端に位置する人気の保養地です。 生い茂る木々、深い谷、きらめく青い海が手つかずで残っているとのことです。Know Before You Go: 英国旅行のためのガイダンス参照

演奏はオーボエの第一人者広田 智之氏です。


■ まだ見ぬコーンウォールへの旅(Reveries of Cornwall)/三枝成彰(
Shigeaki Saegusa)



この作品は甘美な旋律が特長ですが、三枝成彰の作風は当初は「前衛的」でした。前述のプロヴァンス組曲を作曲する頃から、次第にロマン派的な美しい音楽を数多く作曲しています。

 

※余談ですが、三枝さんは民主党支持者として有名で、羽田孜氏や鳩山由紀夫氏とも親交を持っています。Wikipediaの記事によると、野党支持者という理由でこれまでに多くの仕事を失ったと語っているそうです。それでも。2007年に紫綬褒章、2017年に旭日小綬章、2020年に文化功労者になっています。尚、今回の安倍元首相の国葬に関しても明確に反対の立場を表明しています。

2022年8月13日 (土)

知られざる名曲を考察する(16) 実は音楽も分断されている

ウクライナとロシアの戦争は二ヵ国だけでなく、アメリカを始めとする西側諸国とロシアの全面戦争になっています。
また最近では、中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を行いました。

一方、国内では安倍元首相の国葬をめぐって、容認派と反対派が国論を二分しています。
コロナの第7派を迎えて、ワクチン推進派と反ワクチン派も存在しています。
そして、コロナで倒産に追い込まれた人も、コロナで大もうけした人もいます。
さらに、旧統一教会への献金で破産した人も、旧統一教会から支援を受けた政治家もいます。


かつてない対立と分断の中で、世界共通語と称される音楽にも分断の波が押し寄せています。
チャイコフスキーなどのロシアのクラシック音楽は敬遠され、ロシア音楽家の来日は中止されました。

「音楽に国境はない」という言葉が空しく聞こえます。

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画像 ACワークス(株)

当「知られざるクラシック名曲シリーズ」では、時代や国境を越えて名曲探訪を重ねて参りましたが、今日の世界情勢は文化の交流に大きな壁を作ってしまいました。
そう音楽に限らず文化は交流によって発展し継承されてきました。その文化が今最大の危機に直面しています。

そもそも日本の音楽界が大発展したきっかけは、1970年の大阪万博です。この年は世界中から一流の音楽家が来日しました。日本の聴衆も大いに刺激を受け、その後の音楽界そして文化全般の発展につながったと思います。

今回151回~160回を選曲するに当たり、韓国の作品にあらためて感銘を受けました。もっと日本に知られても良い作品です。多分、中国や北朝鮮にも素晴らしい音楽があるはずです。しかし、隣国アジアに於いても政治的対立の影響で以前のような文化交流はありません。悲しい事実です。

当シリーズでは、これからも国境を越えて名曲を探し求めます。YouTubeやナクソスさんのお力も借りて、せめて音楽だけは手に手を取って共に感動できる世界を築き上げたいものです。

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画像 ACワークス(株)

平和を築くのは政治家でしょうか? 宗教家でしょうか? 国連でしょうか? それともメディアでしょうか?
残念ながらそれらに期待することは出来ません。現実が物語っています。
かと言って、文化や芸術が世界を救うとも思っておりません。

ただ、音楽などの文化には、私たちの心を調和させる不思議な力があることは事実です。
「対立から調和へ」、その一歩を踏み出すことは私たちにも出来ると思います。
この拙い記事が少しでもそんな一助になれば幸いです。



■ 「知られざる名曲を考察する」を、(1)から(16=以後も継続)まで1本のアドレスにまとめました。過去の記事も読んでいただけます。今後ともお引き立て下さい。

知られざる名曲を考察する(更新中)

 

2022年8月10日 (水)

知られざる名曲 番外編25 海辺の少女 / ヴァンゲリス 

つい先日、コロナ感染症で亡くなったとされる ギリシャの音楽家 ヴァンゲリス(Vangelis, 1943 - 2022)の二度目の登場です。

今回は、ほのぼのとした詩情と心休まる音楽に癒されると思います。

尚、映像のウエイトが高いので番外編と致しましたが、音楽も素晴らしいものです。

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画像 ACワークス(株)

ヴァンゲリスは、画家であったお父さんの影響もあって、作曲の傍ら、抽象画の画家としても活動し、スペイン・バレンシア市などで個展を開催するほどでした。

そんな彼の思いの詰まった映像とともに、この音楽(動画)をご覧下さい。


■ 海辺の少女
(La Petite Fille De La Mer)/ヴァンゲリス ( Vangelis )



この茶目っ気のある少女が、海辺の町で起こす不思議なショートストーリー。お楽しみいただけましたでしょうか。



■ ご参考

知られざる名曲 第2回 1492 ヴァンゲリス

2022年8月 8日 (月)

知られざる名曲 番外編24 即興曲第3番変ト長調 / シューベルト

番外編24回は、暑い夏にお届けする「爽快な映像」と共にお聴き下さい。


フランス ピレネー山脈のシルク ド ガヴァルニーの壮大な風景の中で、「シューベルトの即興曲第 3 番」を演奏しているのは、フランスのピアニスト ダヴィッド・フレイ (David Fray 1981- )。

彼は、ピレネー山脈近くの小さな町 タルブで生まれました。すなわちこの映像は彼の生まれ故郷で撮影されたものです。

では果たして、ヤマハのフルコンサートピアノはどうやってピレネー山脈まで運んだのでしょう?ヘリコプターで運んだのでしょうか。
それとも、この映像は「CG」でしょうか?? 今日の技術なら可能でしょう。

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画像 ピレネー山脈 ACワークス(株)

たとえどちらであっても、今回はただ映像に溢れる「爽快感」を感じていただければ幸いです。

演奏は抜粋です。ご容赦ください。


■ 即興曲第3番変ト長調 / シューベルト




クラシックではありませんが、もう一曲、気分爽快になる音楽と映像をご覧下さい。

■ プリンセス・オブ・ザ・ナイト / オリヴィエ・トゥーサン



あのリチャード・クレイダーマンも68歳、もう高齢者の仲間入りです。

2022年8月 6日 (土)

知られざる名曲 番外編23 ぜんぶ / 相澤直人

この曲は、合唱コンクール経験者や合唱ファンならご存じの方も多いと思います。今回は初めて聴かれる方のために、番外編としてご紹介することにしました。心温まる合唱曲です。


作曲の相澤 直人(あいざわ なおと、1978 - )は、日本の作曲家、合唱指揮者。

4歳からピアノを始め、高等学校在学中に入部していたコーラス部で合唱を経験したことで、音楽家を志すようになる。

東京芸術大学では8年間をかけて作曲科・指揮科の双方に在学し、現在は自身が常任指揮者を務める「あい混声合唱団」「女声合唱団 ゆめの缶詰」「AZsingers」を始め、様々な合唱団で指揮者を務める。

作曲家として、混声合唱曲と女声合唱曲を中心に現在までに100曲近くを作成しており、合唱曲集も多数刊行している。(Wikipediaより一部抜粋)

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画像 ACワークス(株)

作詞のさくら ももこ(1965- 2018)は、日本の漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。

自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。

代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の単行本の売上は累計3000万部を超える。(Wikipediaより一部抜粋)


■ ぜんぶ(無伴奏混声合唱版)/ 相澤直人(作曲)・さくらももこ(作詞)



大切なことは
ぜんぶここにある。

泣くこと 
笑うこと

怒ること 
喜ぶこと



人間には喜怒哀楽がありますが、泣くことで癒され、笑うことで元気をもらい、怒ることでストレスを発散し、喜ぶことで感謝の念が湧きます。
それが生きている人間です。当たり前の人間です。神様は私たちに、この世という学びの場を与えて下さったのです。

2022年8月 4日 (木)

知られざる名曲 第160回 韓国歌曲「雪」/ キム・ヒョグン (Hyogun Kym)

今から40年以上前の1981年秋、韓国ソウルでは、文化放送の生中継で第1回MBC大学歌曲コンクールが行われました。

その時、審査員の満場一致で優勝したのが、今回ご紹介する曲を作った キム・ヒョグン (Hyogun Kym)氏です。
何と応募者95人中、音楽専攻でなかったのは彼一人でした。

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画像 韓国冬景色 ACワークス(株)

■ キム・ヒョグン 音楽と勉学の両立

小学校1年生の時、お父さんに誕生日プレゼントで貴重なピアノを買ってもらったものの、ピアノには興味を示さなかったキム少年は、小学校6年生になると、まったく態度が変わって休むことなくピアノの鍵盤を叩く日々が続きます。

そして音楽活動は中学、高校に進むにつれ本格化しました。      
ピアノ伴奏者として、合唱音楽と管弦楽に没入し、高校時代には男性合唱団と聖歌隊の伴奏と指揮を引き受けました。
(高3の時は進路をソウル大音楽部作曲課にこっそり決めていたといいます。)

この頃、両親は音楽に没頭する息子を心配して、音楽活動を辞めさせようとしました。特に父親は反対しました。

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ソウル大学画像 アーエデュケーション株式会社サイトより

しかし、頭の良かったキム少年は、高校で学年成績トップとなり、奨学金をもらうことになりました。
このことで、父親も音楽活動を許したのです。音楽と勉学の両立が両親にも受け入れられました。

キム少年は、ソウル大経済学科に無事合格し、その翌年から音楽創作に精を出します。続いて1986年にソウル大学大学院経営学科を卒業後、米国に留学、ピッツバーグ大学で経営学博士学位を取得します。


■ 韓国歌曲「雪」(눈 Snow)/ キム・ヒョグン (김효근 Hyogun Kym)



キム・ヒョグン (Hyogun Kym) 作詞・作曲

小さな山道に真っ白の雪が積もったら

私の小さな足跡を永遠に残したい

私の小さな心が純白に染まるまで

真っ白な山道を歩きたい (ご参考 歌詞の一部 邦訳)


韓国では教科書にも載っている曲で、愛唱歌として歌われています。
しみじみとした味わい深い名曲です。

歌手は、ソプラノのチェ・ジョンウォン(최정원 Jungwon Choi)さん。国内外のコンクールで数々の賞に輝く正統派のクラシック声楽家です。その知的で美しい歌唱が心に残ります。

2022年8月 3日 (水)

知られざる名曲 第159回 悲しみのポロネーズ / ノスコフスキ

ジグムント・ノスコフスキ(Zygmunt Noskowski, 1846 - 1909 )はポーランドの作曲家・指揮者です(日本ではあまり知られていません)。

当初はワルシャワ音楽院でヴァイオリンと作曲を学びますが、奨学金を得て 1873年から1874年までベルリン芸術アカデミーに留学しました。

1874年、彼は結婚して ボーデン湖畔のコンスタンツに引っ越し、音楽協会の音楽監督兼指揮者の役割を引き受けました。彼は22年間、ワルシャワ音楽協会の会長職にあり、合唱団を指導し、同時に交響楽団を設立するという困難な仕事を完成させました。

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ボーデン湖 ACワークス(株)

ノスコフスキは多才な作曲家であり、作品は 交響曲、管弦楽曲、室内楽、歌劇など、すべてのジャンルに及びます。

しかし、彼の作風は当時の音楽界を支配していたワーグナー、リスト、ブラームスからの影響を受けることなく、ヨーロッパ音楽の本流から外れていたため、死後は聴衆から忘れ去られた存在でした。

21 世紀初頭になって、ノスコフスキの音楽が再評価され、交響曲や弦楽四重奏曲、さらに彼の未発表作品の初版も登場しました。
ノスコフスキは 19 世紀後半のヨーロッパの傑出した作曲家の一人となったのです。是非お聴き下さい。


■ 悲しみのポロネーズ(Polonaise élégiaque)/ ノスコフスキ(Noskowski)



ロマンティックな演奏は、ウカシュ・ボロヴィチ指揮、ポーランド放送管弦楽団 です。


■ ご参考
ギター二重奏による「悲しみのポロネーズ 」
https://www.youtube.com/watch?v=0OGagJX4yoA

2022年7月21日 (木)

知られざる名曲 第158回 運命の歌 op.54 / ブラームス

今回はブラームス(Johannes Brahms、1833 - 1897) の「運命の歌 op.54」を取り上げました。題名は知られていますが、意外と聴く機会の少ない曲です。


■ 格調の高さを聴く

クラシック音楽の代名詞のような ブラームスの「渋い音楽」は、熱烈なファンがいる反面、やや苦手な人もいるかも知れません。

その苦手な人に是非聴いてもらいたいのが、今回の「運命の歌」です。純然たるクラシックの曲ですが、美しく格調の高い曲です。

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画像 ACワークス(株)


メロディアスで聴き易い音楽とは言いませんが、ブラームス一流の品位があります。

「崇高かつ厳粛」、「清廉で高潔」、「高い精神性と品格」、「高雅で漂う気品」、あらゆる賛辞を駆使しても余りある 格調の高い音楽がここにあります。

「運命の歌」作品54は、混声合唱と管弦楽のための作品で、詩はドイツの詩人ヘルダーリン(1770‐1843)の長編小説『ヒュペーリオン』によります。


■「ヒュペーリオン」あらすじ


主人公の青年ヒュペーリオンは,祖国ギリシアの独立のため露土戦争(ロシア・トルコ戦争) に加わる.激戦のなか九死に一生を得るが、愛する恋人を病で失い、やがて悲しみのなか祖国を離れドイツへと赴く…….主人公が友人や恋人に宛てた書簡の形式によって内的経験を物語る、抒情性と省察に満ちた哲学的教養小説。(岩波書店サイトより転記)

ブラームスは、ある朝早く、本棚でヘルダーリンの詩を見つけ、運命の歌に深く感動したといいます。

至福の精霊たちよ!
あなた方は天上の光の中
やわらかなところを行き交う
輝かしいそよ風が
聖なる弦をつまびく 女たちの指のように
あなた方に ほのかに触れてゆく(一部記載)


■ 運命の歌(Schicksalslied) op.54 / ヨハネス・ブラームス



コロナ禍で、オーケストラも合唱団もスペースを取って演奏に臨んでいます。客席もまばらです。
何年か後に、こんなこともあったと懐かしく思うかも知れません。

指揮は、米国の指揮者でヴァイオリニストのカリーナ・カネラキス氏(Karina Canellakis)。注目の指揮者です。
オーケストラは オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団。合唱は オランダ放送合唱団。

2022年7月19日 (火)

知られざる名曲 第157回 小さな空 / 武満徹

日本歌曲には名曲が多く存在します。当シリーズでは、高田三郎「くちなし」 と、木下牧子「鴎(かもめ)」 をご紹介してきましたが、今回は日本を代表する作曲家 武満徹(1930-1996)の「小さな空」を選びました。


「小さな空」は、1962年(昭和37年)TBS連続ラジオ・ドラマ『ガン・キング』の主題歌として作曲され、ジェリー藤尾が歌っていましたが、1980年代に入って合唱曲に編曲されましたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

当シリーズ3曲目の日本歌曲「小さな空」は、カウンターテナー村松稔之が歌った YouTube動画でご鑑賞下さい。

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■ カウンターテナーとは

カウンターテナー(英: countertenor)とは、西洋音楽における成人男性歌手のパートの一つで、女声(主にアルト)に相当する高音域を歌います。
平たく言えば、男性のアルト歌手で、特殊なファルセット(裏声)の発声により高音域を歌います。ルネサンス・バロックの教会音楽で広く用いられました。
※ソプラノの音域を歌う男性「ソプラニスタ」とは区別されます。

■ カウンターテナー村松稔之 プロフィール

村松稔之氏は、京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を首席で修了。その後イタリアに渡り、ノヴァーラ・G.カンテッリ音楽院古楽声楽科で研鑽を積む。

第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞など数々の賞に輝く。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などのTV、ラジオへの出演のほか、国内主要オーケストラとの共演も多数。

2022年10月には、ヘンデルのオペラ「ジュリオ・チェーザレ」のニレーノ役で新国立劇場へ初出演予定。また2024年1月には、ドイツ・エアフルト歌劇場のオペラ“Julie et Mao”公演への出演と、海外でのオペラ・デビューも決まっている。

従来のカウンターテナーの領域である古楽の枠だけにとらわれない幅広いジャンルでのレパートリーを持ち、活躍の場を広げる話題の歌手。


■ 小さな空 / 武満徹



幼い頃、誰もが経験する懐かしい思い出・・・


小さな空 作詞・作曲 武満徹

青空みたら
綿のような雲が
悲しみをのせて
飛んでいった
  
いたずらが過ぎて
叱られて泣いた
こどもの頃を憶い(おもい)だした

村松稔之(カウンターテナー)
Toshiyuki Muramatsu(Countertenor)
越知晴子(ピアノ)
Haruko Ochi(Piano)

2022年7月14日 (木)

知られざる名曲 第156回 映画「オールドボーイ」より / イ・ジス

今回は、第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した 韓国映画「オールド・ボーイ」の挿入曲を選びました。

作曲したのは イ・ジス(이지수 Lee,Jisoo 1981- )。現在ソウル大学大学院音楽科助教授です。2018年には、平昌冬季パラリンピック開閉会式音楽監督を務めました。

彼の作品はクラシック音楽を基盤として映画音楽、ミュージカル、放送音楽など様々なジャンルに及びます。
そして最近は、チェコフィル、ロンドン交響楽団、東京フィル、KBS交響楽団など世界の主要オーケストラで演奏されています。

 

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ちなみに、当「知られざる名曲」で韓国の作曲家を取り上げるのは、イルマ(이루마 )、イ・ドンジュン(이동준)に続いて3人目となります。


■ 映画「オールドボーイ」挿入曲 / イ・ジス



ワルツに乗って華麗なピアノ演奏を披露するのは、イ・ジス氏(作曲者自身)です。

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