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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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カテゴリー「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」の187件の記事

2022年6月26日 (日)

知られざる名曲 番外編22  愛は面影の中に / イワン・マッコール

前後しましたが、番外編をもう1曲追加します。

英国出身のシンガーソングライターのイワン・マッコール(Ewan MacCol 1915– 1989)の作詞・作曲による「La Prima Volta」です。

日本では、ロバータ・フラックが歌った「愛は面影の中に」で知られています。

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この曲を、同じく英国のテノール歌手 ポール・ポッツ(Paul Potts、1970 - )が歌います。

彼はテレビのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出て優勝し、一躍世界的なテノール歌手の仲間入りをしました。世界ツアーで来日もしていますからご存じの方も多いと思います。

■ La Prima Volta(愛は面影の中へ)/Ewan MacColl(イワン・マッコール)



この曲はクラシック曲ではありませんが、実にドラマティックでスケールの大きな曲です。
オペラアリアとしても感動的な名曲と言えます。

知られざる名曲の番外編としてアップすることにしました。

ちなみに、動画の劇場はウクライナのキエフ(キーウ)にある国立歌劇場です。
ウクライナ国立歌劇場 公式サイト

2022年6月18日 (土)

知られざる名曲を考察する(15)名曲との出会いが人生を変える

この世は出会いの連続です。

新しい人との出会い。
新しい場所との出会い。
新しい味との出会い。

新しい小説との出会い。
新しい絵画との出会い。

そして、
新しい音楽との出会い。

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中島みゆきの「一期一会」という歌の出だしは、

見たこともない空の色
見たこともない海の色
見たこともない野を超えて
見たこともない人と会う

とありますが、

聴いたこともない音楽との出会いは、とても感動的です。

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画像 ACワークス(株)


おかげさまで、この「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」シリーズは 150回を迎えることが出来ました。

もし1曲でも、皆様の心の琴線に触れるものがあれば、こんな嬉しいことはありません。

その1曲があなたの人生を変えるからです。

音楽に癒され、勇気をもらい、深い感銘の中で人生の意義を知り、生きる尊さに気づくのです。


これからも「名曲との出会い」の旅を続けて参ります。お引き立てお願いいたします。管理人

 

2022年6月11日 (土)

知られざる名曲 番外編21 地球星歌/ミマス

この「地球星歌」は、音楽ユニット「アクアマリン」の作詞・作曲担当 、キーボード、ギター奏者として活動している ミマス氏 (1971-、神奈川県茅ヶ崎市生まれ)  が作りました(作詞作曲)。音楽は高校生のときに独学で始めたそうです。

そしてこの曲は、富澤裕氏により合唱曲に編曲され、全国の学校や合唱団で歌われていますので、合唱ファンならご存じの方も多いと思います。

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画像 ACワークス(株)

ミマスさんは、奥様との世界一周新婚旅行中にこの曲を書きあげたと言います。

あなたの毎日が 世界を創り
愛する想いが 地球へと広がる

世界の平和を願う気持ちがあふれ、人間愛が無限に広がります。

そう 誰にでも愛する人がいる
誰の心にも 大切な場所がある
さあ その気持ちをむげんに広げて
この星をぜんぶ ふるさとと言おう


■ 地球星歌/ミマス

2022年6月10日 (金)

知られざる名曲 番外編20 Legato - Staccato Movement/ブルーノ・ラコ 

この曲は、イタリア生まれのピアニスト兼作曲家の ブルーノ・ラコ(Bruno Raco 1979- )によって作られました。彼はバーゼル劇場の伴奏者、フリーランサーの作曲家、そして 2013年からは「ローザンヌ国際バレエコンクール」と「北京国際バレエコンクール」のワークショップに参加して音楽教師として活躍しています。

特に彼の作曲したバレエ音楽と、実験的な現代スタイルの作品は国際的に評価されています。

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Bruno Raco https://www.brunoraco.com/?lang=ja


そして、カップの動きは、Daniela Stroppolatini が創りました。詳しいことは分かりませんが、子供の音楽教材として考案されたようです。

カップの動きによって音楽の表情を楽しく表現できる面白い試みです。子供ばかりでなく大人も楽しめそうです。

■ Legato - Staccato Movement(レガート・スタッカート・ムーブメント)/ ブルーノ・ラコ

2022年6月 8日 (水)

知られざる名曲 第150回 天使のミロンガ/ピアソラ(Piazzolla)

当シリーズ150回目の今回は、タンゴの巨匠アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921 - 1992)を取り上げることにしました。昨年が生誕100年に当たった アルゼンチンの作曲家・バンドネオン奏者です。

ピアソラは、伝統的なタンゴを活かしながら、クラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を生み出し、タンゴの革命児として数々の名曲を生み出しました。

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画像 ACワークス(株)

この曲は、「天使のタンゴ」という劇の付随音楽として書かれた 組曲(3曲)のうちの一つです。
※ 「天使の死」(1962)、「天使のミロンガ」(1965)、「天使の復活」(1965)。

ミロンガは、
タンゴの源流となるリズムで、テンポは速いとされますが、ピアソラは情感を込めて美しく仕上げました。

クラシック・ギター演奏は、イェラン・セルシェル(スウェーデン出身)、チェロ演奏は、ジャン・ワン(中華人民共和国出身)。しっとりとした演奏です。

■  天使のミロンガ (Milonga del ángel) / ピアソラ(Piazzolla)



静かな夜に聴く珠玉の一曲です。

2022年6月 7日 (火)

知られざる名曲 第149回  映画「時雨の記」より la pioggia / 久石譲

今回は、どなたも良くご存じの 久石譲(ひさいし じょう、Joe Hisaishi、1950 -  )の作品です。

久石譲は言うまでもなく、「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」などアニメの音楽で有名ですが、クラシック音楽はもちろん、映画音楽、テレビ音楽、ポップス、CMなどあらゆるジャンルの音楽シーンを手掛けています。
久石譲 Wikipedia

映画『時雨の記』(しぐれのき)は、1977年発表の中里恒子の小説(文藝春秋刊)、それを元にした1998年製作の日本映画。吉永小百合、渡哲也主演、監督澤井信一郎。

久石はこの映画の音楽を担当しました。

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あらすじ

大手建設会社の専務・壬生孝之助(渡哲也)は、20年前に心に留めた女性・堀川多江(吉永小百合)に偶然再会し、翌日、鎌倉を訪ねる。夫を亡くし華道教授をしながらひっそりと暮らしてきた多江は、戸惑いながら壬生の少年のようなひたむきさに惹かれてゆく。世俗の価値観を離れて、同じものに響き合える人と残りの人生を生きてみたい、二人で西行や定家のように隠れ住みたいと願う。しかし新しい生活を決意した壬生には病魔が迫っていた。京都嵯峨野で発作を起こした壬生を抱きしめる多江。二人に時雨が降り注いで過ぎてゆく。

古都・鎌倉、紅葉の京都、晩秋の飛鳥路を舞台につつましく揺るぎない大人の愛の物語を描く名作(Wikipediaより一部抜粋)。


■ la pioggia / 久石譲  (映画「時雨の記」より)



■ ご参考
時雨の記 YouTube動画(1分34秒)

その恋はしぐれのように 私の胸に舞いおりました

2022年5月30日 (月)

知られざる名曲 第148回 3つのバラード よりクムル(鳩)/ファジル・サイ

この曲を作ったのは、トルコ出身の作曲家 ファジル・サイ ( Fazıl Say 1970 - )です。
日本でも良く知られたピアニストで、度々来日して観客を沸かせました。テレビ出演も果たしています。

彼はトルコのアンカラ国立音楽学院でピアノと作曲を学び、その後シューマン音楽院に留学。さらに1992年からはベルリン音楽院で学びました。正統的なクラシックジャンルの音楽家ですが、卓越した才能の持ち主として絶賛され、「天才」「鬼才」と評されました。

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画像 ACワークス(株)

華麗で超人的なピアノテクニックで、世界中の主要オーケストラと共演するなど、演奏家として活躍する一方、作曲家としてもピアノ作品、室内楽、オーケストラ曲など多彩な才能を発揮しました。

今回は、作曲家としての彼の作品をご紹介します。

タイトルの「Kumru(トルコ語)」は、「鳩」の意味ですが、現地では女の子の名前でもよく使われているとのことです。

■ 3つのバラードOp.12 No.2 Kumru (クムル = 鳩)/ファジル・サイ



演奏は、ファジル・サイ - Fazıl Say (ピアノ)、カザル四重奏団 - Casal Quartet によるピアノ五重奏です。

中世イスラムの恋愛古典文学を題材に作曲されたとされますが、何とも愛らしい小品です。

2022年5月26日 (木)

知られざる名曲 第147回 irreplaceable/チャド・ローソン

曲名の「irreplaceable」は、Googleで直訳すると「かけがえのない」と表示されます。

この YouTube動画の説明には「深呼吸をして、あなたの人生でかけがえのないものに感謝してください。あなたの心の中にいつもいる人、あなたがゆっくり時間を過ごすことができる場所、そしていつも笑顔になれる最も大切な思い出」と書いてあります。

作曲家 チャド・ローソン(Chad Lawson 1975- 米国)は Wikipediaによると、ある意味スピリチュアルな作曲家です。

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画像 ACワークス(株)

彼は、不安や自殺などのメンタルヘルスの問題に取り組みながら、呼吸と瞑想のテクニックをリスナーに案内して、現代生活のストレスからの脱却を目指すと同時に、思考を処理するために前向きで建設的な方法を提供することを自己の目的としているというのです。

彼の音楽、経験、瞑想のテクニックを組み合わせることで、ローソンはメンタルヘルスと感情的な幸福への情熱をさらに多くの聴衆にもたらすことができます。チャド・ローソン自身のピアノで究極のメンタルヘルスを感じてみては如何でしょう。


■ irreplaceable/チャド・ローソン



この音楽を聴きながら、あなたの人生で最もかけがえのないものに感謝して下さい。

2022年5月24日 (火)

知られざる名曲 第146回 ポロネーズ「フサリア」/デプスキ

今回は、ポーランドの作曲家で、クラシックから映画音楽まで手掛ける クシェシミル・デプスキ (Krzesimir Dębski 1953 - )にスポットを当てました。この作曲家、あまり名前は知られておりません。

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曲は ポロネーズ「フサリア」"Polonez Husarii" です。「フサリア」とは、16~18世紀にポーランドで活躍した騎兵隊を指します。

騎兵隊「フサリア」は頭に羽を付け、装飾性のある鎧(よろい)を付けていました。ポーランドの人たちは「フサリア」を英雄として讃えていたと言います。

ポロネーズと言えば、ショパンの英雄ポロネーズや軍隊ポロネーズを思い浮かべますが、この曲も勇壮で堂々としています。


■ ポロネーズ「フサリア」/クシェシミル・デプスキ (Dębski)



指揮は、ウクライナ出身の ハーマン・マカレンコ(Herman Makarenko)。オーケストラはキーウクラシックオーケストラ (Kyiv-Classic" Orchestra)です。公式サイトhttps://www.kyivclassic.com/

ウクライナは音楽どころではないでしょう。コンサートホールや歌劇場は大丈夫でしょうか。
一日も早い戦争の終結を願わずにはいられません。

2022年5月23日 (月)

知られざる名曲 第145回 水の上で歌う(アルペジョーネ版)/シューベルト

Mitten im Schimmer der spiegelnden Wellen
Gleitet、wieSchwäne、der wankende Kahn;

Ach、auf der Freude sanftschimmernden Wellen
Gleitet die Seele dahin wie der Kahn;

きらめく波のかすかな光の中を
白鳥のように揺れる小舟がすべって行く

ああ、優しくきらめく波の喜びにのって
この魂も小舟のようにすべって行く


シューベルト(Schubert 1797– 1828 ドイツ)が作曲した歌曲「水の上で歌う Auf dem Wasser zu singen」の歌詞の一部です。
作詞:シュトルベルク(Stolberg 1750–1819 ドイツの詩人でゲーテとも交流があったとされる)

もう30年近く前ですが、買い求めたCD「心の四季~功芳の女声合唱」の中に入っていたこの曲を聴いて、私はシューベルトのこの歌曲が大好きになりました。宇野功芳氏の瑞々しい感性とシューベルトの美しい旋律が忘れられません。(演奏:宇野功芳 指揮/日本女声合唱団)

声楽ファンならご存じのこの歌曲を、今回はアルペジョーネ(arpeggione)という楽器の演奏でお聴きいただこうと思います。

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画像 Wikipediaより

※アルペジョーネは、ウィーンのギター製造者ヨハン・シュタウファーにより発明された弦楽器で弓で演奏します。チェロを小ぶりにしたような形ですが、弦は6本ありギターの要素もあります。このため「ギター・チェロ」という別名でも呼ばれましたが、外見はバロック時代のヴィオラ・ダ・ガンバに似ています。(一部Wikipediaより)
尚、シューベルトの作曲した「アルぺジョーネソナタ」は有名。


■ 水の上で歌う D774 作品72 (アルペジョーネ版)/シューベルト



水の上で歌う~夕暮れの舟遊び

ピアノの表す水面のきらめきの上を、甘い音色のアルペジョーネが情感豊かに歌います。

アルペジョーネ演奏は、アンヌ・ガスティネル - Anne Gastinel(仏) 、ピアノは クレール・デゼール - Claire Désert(仏) 。

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