セルフヒーリング倶楽部 ⑯ 芸能人から学ぶ健康法
芸能人は、ひと一倍「健康」に気を遣っています。その健康法に見習う点もあるのではないでしょうか。
当ブログが気になった以下の例をご紹介したいと思います。
1.タレント タモリの「身体を洗わない」健康法
「身体は20年以上洗っていません。お風呂に入って流すだけ」と言うタレントのタモリさん。
6年ほど前から話題になり、タモリ以外にも、窪塚洋介 、福山雅治、ローラ、妻夫木聡など多くの芸能人の皆さんが実践しています。
芸能界では“タモリ式入浴法”と言われているようです。
現代はボディソープを使う人が大多数ですが、本当にお湯で洗うだけで汚れは落ちるのでしょうか?
■ 常在菌の存在
人間は、皮膚の角質表面をコーティングしている皮脂層によって乾燥を防いだり、雑菌を寄せ付けないよう守られています。その他にも紫外線を防ぐなど「バリア機能」があると言われています。
洗浄力が強いボディソープやシャンプーは、この大事な皮脂層までもすべて洗い落としてしまいます。
皮脂層がなくなると、外来菌や病原菌の侵入を防いでくれる常在菌(角質の中と毛穴にいる)が活動できなくなってしまい、雑菌、病原菌などが繁殖しやすい環境になります。
ライオンサイトより https://kireikirei.lion.co.jp/shukan/barrier/
手指の表面には常に菌が生息しています。この常在菌によって作られた「皮脂膜」が、手荒れや悪玉菌が増殖することを抑制するバリア機能の役割をしています。しかし、過剰な殺菌をしてしまうと常在菌の機能が低下し、手荒れや感染の原因になってしまうこともあるのです。(同上ライオンサイトより転記)
■ わずか50年前まで風呂に毎日入らなかった日本
日本人が現在のようにお風呂に毎日入るようになったのは、せいぜい、ここ50年くらい前のことです。それまでは週3回、銭湯に行くくらいでした。
自身も10年以上タモリ式入浴法を続けている皮膚科医の夏井睦先生。「皮膚の分泌物は皮脂を含めて水溶性の物質なので、お湯に浸かっているだけで汚れは落ちていきます。頭皮もお湯だけで洗う“湯シャン”で十分です。
この方法で肌もツルツルですし、シャンプーを使っていたときと比べて、フケも出ませんし髪の毛も太くなって増えてきました」(夏井先生)
要は身体をシャンプーで洗わない方が肌に良いという “タモリ式入浴法” のお話でした。
※おことわり この記事は、週刊女性PRIME (配信)より一部転記させて頂きました。
2.俳優 榎木孝明の「不食」健康法
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」で朝倉家の家臣 山崎吉家を演じた俳優の榎木孝明さん。
渋い演技が光っていましたが、実は、飲み物以外は摂取しない「不食」の達人と言われ、「30日間、食べることやめてみました( DVD付き) 」という本(マキノ出版 )まで書いた人です。
画像 NHKアーカイブスより https://www.nhk.or.jp/archives/
■ 不食とは
「不食」とは「断食」とは違います。「断食」は我慢や修行という宗教的イメージがありますが、「不食」は不要、つまり要らないというある種の次元を超えた発想です。
※決して食べない事を推奨したり、食文化を否定するものではありません。
ただ一定期間、固形物を摂らずに断食することで消化機能を休ませ、体をリセットさせるのを目的として実施されます。
■ 人気のファスティングとは
ファスティング(fasting)とは直訳すると「断食」または「絶食」という意味ですが、実際には日常生活を送りながら「断食」を続けることは難しく、その意味で、2、3日から気軽に実践できる「プチ断食」「プチ不食」をファスティングと言うようになりました。
一般的にはファスティングで消化機能を休ませることで、内臓機能が向上したり便秘が改善したり、鈍った味覚を取り戻したり、美肌効果やダイエット効果、さらにデトックスによる心と身体の浄化、免疫力アップなどの効果が表れます。
榎木孝明も、「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」と言っています。
あるサイト(http://48cafe.com/archives/5310)によると、このファスティングを実践する芸能人は、プチファスティングから一日一食派まで入れると → ローラ、紗栄子、安室奈美恵、小倉優子、住谷杏奈、蛯原友里、きゃりーぱみゅぱみゅ、ベッキー、広末涼子、菊地亜美、浜田ブリトニー、道端アンジェリカ、潮田玲子、白鵬、落合博光、横峯さくら、daigo、GACKT、福山雅治、EXILEのATUSHI、タモリ、北野たけし、美川憲一が実践中とのことです。
この他にも、アナウンサー 古館伊知郎の “飲尿療法” や、経済評論家 勝間和代の “一日1万歩健康法” などありますが、皆さん、自分の健康は自分で守るという気概があるのだと思います。
■ あとがき
今の日本は、病気になれば医者へ行くのが当たり前。
だから国民皆保険制度があり、医療保険の商品もいっぱい出ています。
西洋医学の発達で平均寿命はどんどん延びました。
でも病人は増える一方です。
不安は増すばかりです。
国民は本当に幸せでしょうか?
芸能人から学ぶ健康法、如何でしたか?
自分の健康は自分で守る!
コロナ禍だからこそ免疫力を高める!
マイペースでも良いから、今日から出来ることを始めてみましょう。
♬音楽で癒されよう
当ブログ 知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ