「怺える」とは「こらえる」と読みます。※耐えてがまんすることの意
「どうして、おれはこう不運なんだろう」
病院の門を出ると、怺(こら)えこらえた鬱憤(うっぷん)を アスファルトの路面に叩きつけた 月田半平 だった。
※海野十三(うんの じゅうざ、明治30年 - 昭和24年) 小説「幸運の黒子(ほくろ)」YouTube の冒頭より
コロナの緊急事態宣言が延長されました。国民の鬱憤(うっぷん)は溜まるばかりです。
これまで政府の言うように、自粛~自粛の生活を受け入れ、ワクチンを2回接種して、本当は収まるはずのコロナが、以前にも増して猛威をふるっているのです。「曲がりなりにも収束している」と発言した大臣もいますが、どこが収束しているんですか?
「どうして、コロナはいつまでも収束しないんだろう」
ニュースを見れば、コロナコロナ、でも ニュースを見ないと落ち着かない。
小説の月田半平のように、その鬱憤をアスファルトの路面に叩きつけることが出来れば良いのですが・・・
私たちはニュースを見て ジッと怺(こら)えるしかないのです。会食も旅行もコンサートも全部中止になりました。施設に入居中の母にも会えません。
つい愚痴をこぼしたり、些細なことに突っかかったり、とげとげしい言葉が飛び出したり。
「怺える」とは、そんな副作用もあるのです。
■ 怺えることは許すこと
しかし、「怺える」という言葉には、「許す」という意味があることを知りました。
[1] 苦しみ・痛みなどを我慢する、耐える、辛抱する。
[2] 悲しみ・苦しみ・怒りなどの感情を、外に出さない。
[3] 外から加えられた力に耐える。 もちこたえる。
[4] 罰したり、叱ったりすべきところを、許す。 堪忍する。
※難読漢字ナビより
自分だけが辛いわけでもなく、誰が悪いわけでもなく、世界は大きな試練の中にあります。
誰かに当たってみても何も状況は変わりません。
怺えることは許すこと
許すとは、他人だけでなく自分も含みます。
今ある現実を受容して、心静かに過ごす日々。
学びの日々は続きます。
東京オリンピックが終わり、次いでパラリンピックが始まりましたが、その感動をかき消すようにコロナが日本全土を覆ってしまいました。
今や、33都道府県が赤とオレンジに染まっています。日本はこの先どうなってしまうのでしょう。
画像出典 NHK 4回目の緊急事態宣言 関連情報 より
■ レッドカード
オリンピックもコロナも、結局は一部の人の「金儲け」の道具にされ、国民は怒っています。
度重なる自粛生活で日常は一変しました。この先も不透明のままです。
国民は政治にレッドカードを出しています。あまりに当然です。
■ ワクチンビジネス
切り札のワクチン接種が進んでいます。
しかし感染は爆発して、恐れていた医療崩壊が現実になりました。
デルタ株に対応したワクチンはいつになったら出来上がるのでしょう。
ファイザーCEOに迎賓館で頭を下げても・・・
在庫があるうちは、初期のワクチンしか供給されません。これも当然でしょう。
■ いたちゴッコ
ワクチンだけでは感染は止まりません。アメリカやイスラエルの例を見れば分かります。
思考停止の現政権では、ワクチンオンリーの一本足打法で突き進む方針です。
もしデルタ株に強いワクチンが出来たとしても、次の変異株が現れたらどうなるのでしょう。
ワクチン崇拝では、いたちゴッコです。
■ 急がれる特効薬
インフルエンザ薬のように、服用開始から数日以内にウイルスが消滅する特効薬はいつ出来るのでしょうか。
日常を取り戻すには、特効薬しかありません。
ワクチンで遅れを取った日本が、特効薬を開発すれば、世界に貢献できます。
日本はワクチン接種より特効薬開発に注力すべきと思います。
■ 総裁選と衆院選
来るべき自民党総裁選と衆議院選挙で、日本の将来は決まります。
地に落ちた日本の政治力は、これ以上は落ちないとは思いますが・・・
浮上するカギは有権者が握っています。
特に衆院選挙では、棄権することなく最善の一票を投じて欲しいと思います。
東京オリンピックも終わりました。
「復興五輪(安倍前総理)」が、いつの間にか「コロナに打ち勝った証(菅総理)」にすり替わったりしましたが、終わってみれば、打ち勝つどころか「感染爆発」状態です!
不祥事のオンパレードだった東京オリンピック。国民の多くの声を無視して強行された東京オリンピック。 ── そして医療崩壊。
本来なら、メダルラッシュで祝福ムードの東京オリンピックも、素直に喜べない大会になってしまいました。
今、開催都市 東京では、感染しても入院できず、自宅療養を余儀なくされている人が2万人を超えています。自宅療養中に症状が急変して亡くなった方も十数人(全国)に増えました。ある人は、これは「自宅療養」ではなく「自宅放置」だと言っています。
「東京オリンピックはコロナのせいで失敗した」という認識が広がっています。もちろん、その側面はありますが、本当にそうでしょうか。
今回の大会で、スポーツが金儲もうけの道具にされていることが露呈しました。
日本では猛暑の8月に開催したのは、アメリカの『4大スポーツ』が盛んな秋を避けることで、IOCが多額の放送権料を得るためです(スポーツライター・玉木正之氏)。※次回パリ大会も、次々回ロス大会も夏の開催が決まっています。
米NBCユニバーサルは'14年のソチ五輪から'32年の夏季五輪まで10大会分の米国向け放映権を120億ドル(約1兆3000億円)という莫大な金額で 独占契約をして、IOCに支払っています。
ですから、ぼったくり男爵(ワシントン・ポスト紙)という表現は当たっています。そして、“アスリートファースト”とは真逆のオリンピックが、IOCによって仕組まれているのです。
多くの日本国民はそのことを知りました。
この商業主義こそが、オリンピックを歪め、アスリートにも負担をかけ、開催国に莫大な出費をさせ、IOCはもちろん、大手広告代理店や竹中〇蔵氏など一部の人だけが儲かるシステムを作ったのです。
一番の問題は、コロナではなく、この商業主義です。利権構造です。
3年後のパリ五輪は、経費節減を打ち出していますが、日本の二の舞にならないよう注意が必要です。そして、健全なオリンピック実現のためにも、IOC貴族との距離を置いて、真のスポーツマンシップとは何かを問いかけて欲しいと思います。
アスリートファースト、観客ファーストで、利権の無い大会が実現することで、今回コロナで亡くなった方々の霊も慰められるのではないでしょうか。
東京オリンピックまで1か月! 何があっても、もう止めることは出来ません。
急ピッチで進むワクチン接種! 何があっても、もう止めることは出来ません。
オリンピックとワクチンは運命共同体のようです。
■ 不安が不安を呼ぶ
世界中でワクチン接種が進む中、同調圧力や差別に悩む人が増えています。
一度、思考を整理してみようと思います。
私たちは、コロナウイルスにおびえ、日々つらい自粛を強いられました。
連日のテレビ報道で不安は頂点に達し、我慢も限界に来ていました。
そんな中、急ピッチで開発された救世主のワクチン。
われ先にとワクチンに飛びつく高齢者がいるのは当然です。
これで助かったと思えばなんの問題もないのですが・・・
世の中には様々な情報が氾濫しています。
人類史上初めてのmRNAワクチンへの不安です。
コロナウイルスで不安になり、今度はコロナワクチンで不安になり。
一体何を信じれば良いのでしょう?
参考写真 ACワークス(株)
■ あなたはコロナワクチン何派?
当ブログが、世の中の動向を見て勝手に分類すると、
・推進派 : 政府、医師会、製薬会社
・肯定派 : 病院、医師、自治体、国民(特に高齢者)
・容認派 : 大手企業(職域)、学校(主に大学)、一般国民
・慎重派 : 副反応のリスクを考える国民(特に若年層)
・懐疑派 : ネットなどの情報に敏感な国民
・否定派 : 一部の医師・専門家、オピニオンリーダー?
人はそれぞれの事情や考えがあり、最終的には自分で判断することになります。
幸い日本には自由があり、その自由意志は尊重されるべきです。
ただ余りにも情報過多で、悩む人も多いと思います。
巷にあふれる怪情報、フェイクニュースに惑わされることなく、
かと言って、テレビの報道を鵜呑みにすることもなく、
最善の結論を出して下さい。
■ 根底にあるのは 政府(厚労省)への不信感
今回のコロナワクチンで悩む人が多いわけは、過去の日本のワクチン行政への不信感があります。
日本では、1970年代に天然痘などのワクチンによる副作用をめぐる集団訴訟が多発し、予防接種にする不信感が高まりました(国が敗訴)。
その後も、接種後に無菌性髄膜炎の発症例が相次ぎ報告されるなどで、1993年厚生省(当時)は新三種混合ワクチン(MMRワクチン)の接種中止を決定しました。
また、子宮頸がんを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンに関しても、副作用の恐れがあるとして、その積極的推奨を取り消しています。
記憶に新しい 薬害エイズ事件は、1980年代に血友病患者に対し、加熱処理をせずウイルスの不活性化を行わなかった血液凝固因子製剤を治療に使用したことにより、多数のHIV感染者およびエイズ患者を生み出した事件ですが、製薬会社と非加熱製剤を承認した厚生省に対して、損害賠償を求める民事訴訟となり一人4500万円支給などで和解が成立しています。
いづれも、国の責任が大きく問われる結果となり、行政への信頼は失墜しました。
さて、緊急事態宣言も解除されました。
しかし、まだ自粛ムードは続きます。
それでも、あと1か月もすれば、日本国民はみんながテレビの前にかぶりつくことでしょう。
今のコロナ禍を忘れたように。
オリンピックに反対だった人も、メダルに一喜一憂するはずです。
国民は、コロナウイルスにおびえ、
コロナワクチンで意見が分かれ、
オリンピックをみんなで応援し、
結局踊らされているだけのように思います。
都議選が7月4日投開票、衆議院選挙が多分9月解散10月総選挙です。
そのカギはコロナウイルスが握っていますが、都民、国民は熟考して臨むべきだと思います。♬音楽で癒されよう
■ 昭和食品工業の意見広告
6・15付けの日本経済新聞に、福岡の「昭和食品工業株式会社」さんが、意見広告を掲載しました。
あまりに素晴らしい内容でしたので、勝手ながら一部転載させていただきました。
生きとし生けるものすべてが幸せでありますように
繰り返される緊急事態宣言や自粛要請によって
心身ともに疲弊し前向きな心が蝕まれていく
焦燥感、不安感が募るばかりです
主権は国民にあるのです。政治家や官僚にあるのではないのです。
国が悪いのでも、世間が悪いのでもなく、
国民が正しいことを知ろうとしないことが諸悪の根源ではないでしょうか。
報道だけを鵜呑みにするのではなく、確証を得るまで情報収集し、科学的に客観的に整理出来たら、
あとは「知行一致」です。行動あるのみです。一度きりの人生を他責で終わらせないように・・・。
日本ではオリンピックを強行するため、ワクチン接種が急ピッチで進んでいます。
しかし、6月9日に厚労省が公表した 下記のPDFファイル “副反応の報告症例一覧 10.676人分"を見ると怖くなります。この一覧を公表した政府の姿勢は評価できますが・・・勇気のある方はリンク先を見て下さい。
■ 報告症例一覧(医療機関からの報告)厚労省ホームページより
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000790066.pdf
ワクチン接種により最悪死亡するケースもありますが、「コロナに感染して死なないよう」にワクチンを打ったはずなのに「死んでしまって」は、何のためのワクチンなのか疑問に思います。
■【新型コロナ】ワクチン接種後に高齢者2人(その後1人増え3人)が死亡 因果関係は不明 鳥取県
(2021/配信 Yahoo! JAPANニュース)
とんでもないニュースです。鳥取県は今までにコロナで亡くなった方は2人しかみえません。本来なら慌ててワクチンを打たなくても良かったと思いますが、何と ワクチン接種後に3人亡くなったと言うのです。
■ 米 ニューヨーク州 ワクチン接種率7割 ほぼすべての制限解除へ
ニューヨークではワクチンの接種が進んでいるとして、商業施設でのマスクの着用や隣の人との距離をとるなど、ほぼすべての制限が解除されました。
具体的には、小売りや飲食、エンターテインメントなどの商業施設で、マスクの着用や隣の人との距離をとるなどの制限が解除されました。(2021/6/16 10:23 NHK)
このニュースは明るいニュースです。
■ ワクチン先進国英国で再び感染拡大
一方英国では、人口の61%にあたる4100万人以上が1回目の接種を終え、45%にあたる3000万人近くが2回目も完了していますが、インド株が猛威をふるう中再び感染が広がり、ロックダウンが延長される事態になりました。
余談ですが、日本国内では「インド株」という言葉が独り歩きし、インド料理店などが風評被害にあっているそうです。
■ 厚労省コロナワクチン摂取事業の仮差止め請求が受理 東京地裁 (2021/6/15 平和の党幹事長代理 サルサ 岩渕さん情報)
フェイクニュースも多い中、このニュースは本当でしょうか。新聞・テレビでは報道されていませんがネットではトップニュースに出てきました。(当ブログも怪情報には気を付けます)
■ 明石家さんま コロナワクチン接種で悩む
お笑いタレントの明石家さんま(65)さんが、「僕はコロナワクチンを打たないつもり」と発言して話題となっています。
さんまさんは、先月15日放送の番組で『僕はワクチンを打たないつもり。誰かに回してあげたい』と宣言、さらにインフルのワクチンも打ったことがないと明かしました。
■ そもそもワクチンは7種類ある
1.弱毒化ワクチン
コーダジェニックス者(米国)など
2.不活性化ワクチン
シノファーム(中国)など
3.組み換えタンパク質ワクチン
塩野義製薬(日本)、サノフィ社(仏国)など
4.ウイルス様粒子ワクチン
SpyBiotech社(英国)など
5.ウイルスベクターワクチン
アストラゼネカ(英国)など
6.DNAワクチン
アンジェス社(日本)、ザイダスカディラ者(インド)など
7.mRNAワクチン
ファイザー(米国)、モデルナ(米国)など
ワクチンが7種類もあったこと、その違い、ほとんどの人が知らないと思います。
知ってどうなるものでもありませんが、情報が一方的で偏っていないでしょうか。
※DNA・mRNA・ベクター… 多様なワクチンの違いは?(日経新聞サイト)リンク切れご容赦下さい
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61944150X20C20A7000000/
■ 北里研究所・Meiji Seikaファルマ 「イベルメクチン」用いた新型コロナ治療薬創製
イベルメクチンといえば、大村智・北里大特別栄誉教授が発見、開発し、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した抗寄生虫薬。
本格的投与に踏み切ったインドやペルーでは大きな効果が出ているようです。もし効果が認められれば、日本で発明された薬が、世界を救うことになるかもしれません。(一部配信Yahoo! JAPANニュース)
ワクチンも大事ですが、肝心の治療薬について、日本発の「イベルメクチン」が急浮上してきました。
立憲民主党は8日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として一定の有用性が示されているイベルメクチンなど既存薬の緊急使用を可能にする制度導入などを盛り込んだ法案を議員立法で衆院に提出した。与党側にも賛同を呼び掛け、早期成立を目指すとしています。(配信Yahoo! JAPANニュース)
さまざまな情報が氾濫する中、何が正しいかを見極めることは容易ではありません。
当ブログも出来る限り勉強して多角的に事象をとらえることに心がけます。
ワクチンも、肯定派(容認派)と慎重派(懐疑派)に分かれておりますが、これは分断ではありません。
それぞれの事情や考え方を尊重すべきと考えます。
さて、私事ですが地元恒例の「盆踊り」も中止(2年連続)になりました。マスクを付けて盆踊りは出来ないからです。
自粛生活が2年目に入り3か月、もう限界の方も多いと思います。
あと少し希望を失わず頑張りましょう。
♬音楽で癒されよう
■ 政府のワクチンCMに呆れる
滅多に見ないテレビを見ていたら、西川きよし・ヘレン夫妻が起用された「コロナワクチン」のCMが流れていた。
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg22598.html
「65歳以上の皆さま、ワクチン接種のご案内です。お手元に接種券が届いたら、お知らせをよく読んで、接種の会場を予約しましょう。当日は接種券と保険証や運転免許証などの本人確認書類を忘れずに。服装は腕を出しやすいもので。
自分のため、みんなのため、できることから、がんばっていきましょう。」※ワクチンについてのお問い合わせは、お住まいの市区町村へ。
言うまでもなく、ワクチン接種は国民の自由意志である。
加藤官房長官も記者会見で、
「接種するかどうかは最終的に一人ひとりが自ら選択することになる」と述べ、個人の自由意思に委ねると説明している。
衆院厚生労働委員会でも、
接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における不利益な取り扱い等は許されないとしている。
しかしこのCMは、自分のため、みんなのため、できることから、がんばっていきましょう。 と言っている。
明らかに政府の見解と矛盾している。
では、
接種しない人は、みんなのためを考えない人なのか?
接種しない人は、 みんなのためにがんばれない人なのか?
もしこのCMが、国民の税金を使って作られているなら問題である。
打つ人は、みんなのことを考えている人で、
打たない人は、自分のことしか考えてない人と、聞こえるからだ。
政府がオリンピックをひかえ、出遅れたワクチン接種を焦るあまり、ついこのようなCMを作った気持ちは分かるが、結果としてこのCMは、「打つ人」と「打たない人」の分断を招く。
打たないと決めている人には、不愉快なCMである。
♬音楽で癒されよう
朝から晩までコロナで明け暮れる日本ですが、東京オリンピックまで2か月を切り、まだワクチン接種率(2回済み)が2%余りです(下図)。
NHK新型コロナウイルス特設サイト(Our World in Dataの集計 2021・5・26現在)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/world_progress/
米国務省は24日、新型コロナウイルスに関し、日本の危険度を、最も高いレベル4「渡航してはならない」に引き上げました。
しかも、「ワクチン接種を完全に終えた者でも、新型コロナ変異株に感染したり拡散させたりするリスクがある」と指摘しました。
これは重要な意味を含みます。すなわち、日本はインド型変異株が拡大しており、ワクチンを接種していても感染する恐れがあると指摘しているのです。
そうであれば、日本で接種しているファイザー製のワクチンは、インド変異株には効かない可能性があると言うことになります。これは大問題です。もし本当だとしたら、東京オリンピックどころではありません。
■ 止めれない東京オリンピック
しかし、巨大イベントである東京オリンピックは止められません。
余りに巨大ですから、開幕まで2か月を切った以上、急ブレーキがかけれないと思います。
世界一コンパクトな大会にすると言っていたのに、もう3兆円にも膨らんだ東京オリンピックの経費。こんなに使って止めることなど出来ません。それにしても3兆円も掛けるなら、新国立競技場は最初のデザインのままでも良かったのではないでしょうか。なんの変哲もない今のデザインにはガッカリです。
■ 不祥事続きの東京オリンピック
盗作エンブレム事件、新国立競技場コンペやり直し、マラソン開催地の変更、コロナで1年延期、JOC竹田会長辞任、安倍首相辞任、ブルーインパルス五輪マーク風に流される、絶対に消えない聖火が消える(福島富岡町)などなど。
最近では、大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言をして辞任しました。
このように、思いついただけでも「ケチ」の連続でした。
加えて、開催地東京に3度目の緊急事態宣言発令中。国民の半数以上が開催に反対。米国の日本への渡航中止勧告。
ここまで「運」に見放されたオリンピックは歴史上ありません。
画像 https://yukawanet.com/archives/gorin2020320.html
もし現政権が「止める」と言ったら、称賛の声も上がるでしょうが、IOCはじめ利権団体から猛烈な非難を浴びるでしょう。
また、「強行」して コロナが感染拡大でもしたら、完全に現政権はノックアウトです。
ただ、今回のコロナでオリンピックの利権体質にメスが入り、真のスポーツマンシップ中心のオリンピックに戻るなら、東京の犠牲は意味があるかも知れません。
さて、コロナワクチンについても様々な意見があるようです。
次回の当ブログ「コロナウイルス狂騒曲の行方」では、ワクチンの是非 について私見を述べます。
♬音楽で癒されよう
当ブログ 知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ