2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

カテゴリー「音楽コンクール(国内・国際)」の34件の記事

2023年6月18日 (日)

チャイコフスキーコンクール国別出場者

2023 チャイコフスキー国際コンクール。
ロシア 中国で参加者全体の75%(178名)を占めるものの、西側諸国からも30名を超えるコンテスタントが出場!

 

■ 日本7名、韓国16名、アメリカ2名、イタリア4名、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダなど西側諸国からも合わせて30名超の参加者。

※日本人7名の皆さんおめでとうございます。

ピアノ部門

黒岩航紀さん
田所光之マルセルさん

ヴァイオリン部門

新井貴盛さん
今川こころさん
河井勇人さん
栗原壱成さん
安田理沙さん

※お名前に誤字があった場合はご容赦下さい


他にもスロベニア、セルビア、カザフスタン、ジョージア、モルドバ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ベトナム、コスタリカ、ベネズエラ、モンゴルなど世界23か国から計236名が出場します。


※ 詳しくは、公式サイト 出場者一覧 でご確認下さい

484_big_1687004325


■ 心配なこと

1.日本の外務省によると、ロシア全土に危険情報として渡航中止勧告(レベル3)が出されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/

国際コンクールなのでもちろん渡航は可能ですが、緊張感はあると思います。

2.公式ピアノのメーカーは?

スタインウエイ(Steinway)は当然あると思いますが、欧州本社はドイツ ハンブルク、アメリカ本社は ニューヨークです。多少の気まずさはあるかもしれません。

日本のヤマハ、カワイは使われるでしょうか?まだ情報はありません。また、イタリアの ファツィオリはどうでしょう?

◎ライブ配信を見ると、日本のヤマハ、カワイは使用されています。
   かなりヤマハを使う人が多いようです。
 また、審査員に、日本の小林秀子氏の姿がありました。

ライブ配信 YouTube


そんな中で、間違いなく公式ピアノに採用されるのは、中国メーカーの「長江(Yangtze River)」です。前回2019年に初めて採用されています。長江については、当ブログ 公式ピアノに新風か をご覧ください。

W020211014575584485935
長江グランドピアノ100台のコンサート 人民中国記事より 2021-10-14


コンクールは、この6月19日から7月1日まで開催され、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、木管、金管部門で競われますが、平和裏に無事終わること、日本人の活躍、合わせて戦争の早期終結を願うばかりです。



田所光之マルセルさんの演奏は、1:21頃スタートです。


■ 黒岩 航紀さんの演奏は、3:09頃スタートです。




■ 速報

田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、第1次審査を通過して、2次予選に進みました!
※1次予選25名→2次予選進出15名
内訳は、日本2名、イタリア1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名、中国2名、ロシア7名です。

残念ながらヴァイオリン部門は、日本人(5名)の2次予選進出はありませんでした。

また、チェロ部門ではやはり韓国の活躍が目立ちます。1次予選出場6名中4名が2次予選に進出。

■ 速報Ⅱ

残念ながら、田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、2次予選通過は出来ませんでした。
※2次予選15名→3次予選進出 8名
内訳は、ロシア4名、中国1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名。

 

2023年5月 1日 (月)

チャイコフスキーコンクール に ウクライナが参加 ?

今年の 6月19日から開催される第17回チャイコフスキー国際コンクール。

コンクール事務局は、このほど参加申込みの結果をまとめ、
 世界 41か国から合計 742件の応募があったと発表しました。

国別では、ロシア、中国、韓国、モンゴル、日本、ベラルーシ、カザフスタン、米国、ウズベキスタン、フランス、スペイン、セルビア、メキシコ、英国、ベネズエラ、カナダ、オーストラリア、アルメニア、ドイツ、グルジア、イタリア、モルドバ、シンガポール、スイス、オーストリア、アゼルバイジャン、ハンガリー、ベトナム、インドネシア、キルギスタン、コロンビア、コンゴ、リトアニア、モザンビーク、オランダ、パラグアイ、シリア、トルコ、ウクライナ、南アフリカ、スウェーデン。(計41か国)

コンクールが予定通り開催されることも心配でしたが、ビデオによる予備審査とはいえ、世界41か国からの参加は驚きでした。

4年前の第16回コンクールでは、世界中から900名を超える参加があり、ピアノ部門で日本の藤田真央さんが2位に輝いた事は記憶に新しいと思います。

今回も戦争当事国ロシアの開催にもかかわらず、敵対している西側諸国、特に ​米国、英国、フランス、ドイツ、カナダ、日本、韓国などからも多くの参加があることは、やや理解に苦しむところですが、音楽と戦争とは関係がないということの証明かも知れません。

しかし何と言っても一番驚いたことは、ウクライナからの参加があったことです。本当でしょうか?

公式サイトには「ウクライナ=Украина」の文字があります。

Photo_20230501164101
クリックで拡大

 

最新情報 

■ 部門別、国別、の出場者が決まりました。
      ↓
当サイト

2023 チャイコフスキーコンクール出場者

 

 

2022年7月12日 (火)

日本音楽コンクール、ピアノメーカー指定に

戦前から続く音楽コンクールとして、国内で最も伝統ある「日本音楽コンクール」。
本年(2022)は91回目の開催となります。

毎日新聞社と日本放送協会(NHK)が主催して行われ、応募部門の多さと高い水準から、若手音楽家の登竜門として知られています。


その日本音楽コンクールのピアノ部門が、今年から予選ごとにピアノメーカーが変わる方式(指定ピアノ制)を採用するようです。
 

■ 第1予選 使用ピアノ:ヤマハ コンサートグランドピアノ「CFX」(会場トッパンホール に設置)
■ 第2予選 使用ピアノ:ベヒシュタイン フルコンサート D-282(会場トッパンホール に設置)
■ 第3予選 使用ピアノ:スタインウェイ D-274(会場トッパンホール に設置)

そして本選(会場・東京オペラシティ) は、上記3機種より選択できるようです。
※これまで、本選は スタインウェイ D-274のみでした。

23956821_s


このコンクールに協力している ピアノメーカーは、カワイ、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ヤマハの4社です。

35_20220712202201

前回の第18回ショパンコンクールで評価の高かった カワイ(Shigeru Kawai)が、何故除外されているのでしょうか。

 

2021年7月17日 (土)

ショパンコンクール始まる!

7月12日から第18回ショパン国際ピアノコンクールが始まりました。

コロナで1年延期になりましたが、多くのコンクールが中止やオンライン開催になる中、このショパンコンクールが予定通り開催出来たことは素晴らしいことです。

世界中から集まった若きピアニストたちの奮闘に期待すると同時に、開催にこぎつけた 主催者、関係者、審査員、コンテスタント、行政などの努力に敬意を表します。

Aa11b60ee89d27dc7a410235e93bbd34

■ 多いアジア勢

予備予選のライブ演奏を視聴しながら、あまりのレベルの高さに驚いていますが、日本をはじめ、中国、韓国、台湾などのアジア系出場者が多いことにも驚かされます。近年の傾向ではありますが、ヨーロッパ勢はどうしてしまったのでしょう。

実に今回出場したコンテスタント(約150名)の半数以上は、上記アジア4か国で占められています。もしアジア勢がいなかったらショパンコンクールは成り立ちません。

ショパン研究所のステートメント(

■ 世界的な盛り上がりを

1996年に開かれたアトランタ夏季オリンピックの視聴者数は、約196億人と言われています。

いかに人気のショパンといえども、ピアノコンクールはスポーツイベントの足元にも及びません。
今回のショパン国際ピアノコンクールも、欧米の参加者が少な過ぎます。したがってファンも限られます。

今後について主催者はどう感じているのでしょう。スマホアプリ、史上初のVR(ヴァーチャル・リアリティ)および4K規格での生中継など新たな試みはあるものの、今の時代目新しいものではありません。
権威あるコンクールだけに思い切った方策は難しいと思いますが、次回までに更なるファンの獲得に努めてほしいと思います。


■ 当ブログ
第18回ショパン国際ピアノコンクール日本人出場者

2020年6月30日 (火)

withコロナ時代の「苦悩するクラシック音楽界」

感染拡大を続ける新型コロナウイルス。ついに世界の感染者が1000万人を超えました。まだ特効薬もワクチンもありませんが、感染予防策を講じながら徐々に市民生活が再開されています。

そんな中、クラシック音楽の世界では試行錯誤が続き、無観客でのライブ配信や、座席を減らしての公演、リモート演奏などが試されています。

自宅に居てコンサートが聴けるというメリットもあるかも知れませんが、一体こんな異常事態はいつまで続くのでしょう。当ブログでは、ネットや新聞などの情報から、クラシック音楽界の苦悩を調べてみました。


■ こんなのは、オーケストラと言えない

先日、全国に先駆けて日本センチュリー交響楽団 によるフルオーケストラの演奏会が再開されました。(2020・6・20 NHKニュース)

K10012478321_2006201805_2006201813_01_03
画像 NHKニュースより

ステージ上では、演奏家たちが2メートル近い距離をとって座り、管楽器奏者の前には飛沫防止のアクリル板を置いての演奏となりました。

客席は、1700席のホールに300人です。もちろん入場の際、全員検温を受けたとのことです。また、「ブラボー」などの声援は控えるよう求められていて、拍手だけとなりました。

また、関西フィルハーモニー管弦楽団 など一部のオーケストラは管楽器奏者以外は、マスクを付けての演奏に踏み切りました。



海外でも、ヨーロッパツアーが中止になった名門ベルリンフィルが、無観客で演奏会を行い(2020・5・1)、世界に無料でライブ配信されました。

Rectangle_large_type_2_9e254179d8d684c54
note より https://note.com/belgiesoho/n/ncfb8dde8b26d

ベルリン・フィルは弦楽器奏者は1.5メートル、管楽器に至っては5メートルもの距離を置いて演奏したそうです。コンサートマスターの樫本大進氏は「いつもは隣にいる仲間たちを、ありえないほど遠くに感じた」と述べています。

一方、6月に公演を再開したウィーン・フィルでは、実証実験を経て80センチと定めましたが、全員が事前にPCR検査を受け、陰性が確定した奏者のみを出演させたとのことです。

 

日本でも、東京フィルハーモニー交響楽団は80センチ。新日本フィルハーモニー交響楽団は弦楽器1.5メートル、管楽器2メートルと定めています。さらに東京都交響楽団は、感染予防の専門家も交えて詳細なマニュアルを策定しました。東京都交響楽団(都響) 演奏会再開への行程表と指針

どのオーケストラもコロナ対策に躍起になっています。その努力には敬意を払いますが、演奏者どうしの距離を数メートルも置いて、広いステージに20、30人しか配置できないオーケストラは、オーケストラと言えるのでしょうか?

客席のキャパ(定員)を大きく減らして、採算は取れるのでしょうか? チケットも自分で切り取って入場し、プログラムも自分で取って客席へ、しかも離れて座るのです。声を出すこともは禁止され、もちろんマスクは外せません。


しかしそれでも演奏会は続けねばなりません。音楽家は「表現者」です。それをやめたら生きる実感を失うでしょう。観客も音楽家の奏でる芸術を感じる(共有する)大切なパートナーです。

非常時で完全な演奏会は望めませんが、当ブログは今の異常な状態を憂慮するものです。
一日も早く以前のようなコンサートが開催できますことを祈っています。

 

■ こんなのは、合唱といえない

全日本合唱連盟が昨日(2020・6・29)出した指針によると、合唱の練習時であってもマスクの着用を奨励しています。
■ ご参考 合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大予防のガイドライン 6月29日 第1版(PDF 

ガイドラインでは、練習時の団員の距離は前後 2m 以上、左右 1m 以上を確保し、団員同士が向かい合う配置は避けるとし、指導者・伴奏者と団員との距離は、適切な距離を確保するとあります。

そして、マスクは飛沫拡散防止の効果があるため、着用が望ましいと推奨しています。

3588_20200630132201
J.S.Bach - Motet: Jesu, meine Freude BWV 227 - Collegium 1704

やはり海外では、上↑写真のように、指揮者もオーケストラも合唱団もマスクを着用しています。また、カラオケ大手「JOYSOUND 」では、お客にマスク着用の協力をお願いしています。

はたして、マスクをしたままで歌は歌えるのでしょうか?

今回、全日本合唱連盟がガイドラインで推奨したことで、一般のコーラス団体などに波及すると思いますが、これからの蒸し暑い時期に、マスク着用で歌を歌うことは辛いのではないでしょうか。

かと言って、少しでも安全に歌を練習しようとすれば、マスクは必要かも知れません。自分たちのコーラス団体からクラスターが発生したら大変です。葛藤は当分続くでしょう。

※歌えるマスク?
2020・7・4付の新聞に、東京混声合唱団がマスク着用で公演するとの記事が出ました。

Img_20200705_0001_new
マスク着用のリハーサル風景(中日新聞より)

大変申し訳ありませんが、これでは見た目が怖いだけです。どこかの秘密結社みたいで不気味です。

当ブログは今の状況を憂慮します。


■ こんなのは、コンクールといえない

毎日新聞は社告で、第89回日本音楽コンクール、第74回全日本学生音楽コンクールの両コンクールとも、新型コロナウイルスの今後の感染拡大状況によっては、映像審査に切り替えると発表しました(2020・6・26)。

また、
日本音コン本選会のオーケストラ共演は、ピアノ伴奏に変更する可能性があるとのことです。

驚きました。歴史ある日本最高峰の音楽コンクールを映像審査で行う可能性を示唆したからです。本選会もオーケストラ伴奏ではなく、ピアノ伴奏になるかも知れません。

7462d61f2a3fac82fc31264a7a8be5c417fc45fb
画像 ニコニコニュース https://news.nicovideo.jp/watch/nw6072525

映像審査に切り替える場合は、7月21日の受け付け終了前後にホームページで告知し、参加者に直接連絡するとのことですが、これは由緒あるコンクール史上、かつてない大変な事態と言えるでしょう。
中止するか迷った末の決断だったかも知れませんが、毎年受賞者記念演奏会(2020は中止でした)を聴きに出かける私としては複雑です。


今回のコロナ騒動で、すでに多くの国内外のコンクールがビデオ審査などの映像審査を取り入れています。ヤマハは一部でWeb審査を実施しています。さらに映像審査のみに特化した新しいコンクールも登場しています。

権威あるコンクールでも、コロナには勝てないものです。そう思い知らされた憂慮すべきニュースでした。何とか映像審査を回避できることを祈るしかありません。


今年(2020年)は、ベートーヴェンイヤーでしたが、全く盛り上がりに欠けました。クラシック音楽界にとっても受難の年でしたが、今日で半分過ぎました。残り半年ですが、特効薬、ワクチンが完成して、世界のコロナ災厄が収束に向かいますよう切に願っております。

2020年3月13日 (金)

2020 第18回ショパン国際ピアノコンクール 日本人出場者


2021年11月5日 更新 (この記事は随時更新いたします)


■ 第18回ショパンコンクールの、1次予選・2次予選・3次予選の採点表公開
(PDF)
↓ 以下をクリックして下さい
Stage31 

ファイナルは協議で決まったとの理由で、採点表はない模様です。
やや釈然としませんが、仕方ありません。

 

■ ショパンコンクール雑感 その1

第18回ショパン国際ピアノコンクールも、3日間の prize-winners' concert(受賞記念コンサート)をもって幕を閉じました。

コロナで1年延期された今回のコンクールでは、初の日本人の優勝が期待されましたが、反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位の「ダブル受賞」となりました。もちろんこれは快挙です!

その模様を、遠く日本にいてもライブ配信のおかげで「リアルタイム」に見れたことは、やはり素晴らしいことでした。音質もカメラワークも良く、国立フレデリック・ショパン研究所に感謝申し上げます。

色々あったショパンコンクールですが、私的に感じたことを述べてみようと思います。

Fcmqd9lucaeo7k
https://twitter.com/ptna_tokkyu/status/1451021205067079680

■ ヤマハの惨敗

最終結果
1位 ブルース・リウ (ファツィオリ)カナダ

2位 反田恭平 (スタインウェイ)、アレクサンデル・ガジェヴ(カワイ)

3位 マルティン・ガルシア・ガルシア(ファツィオリ)スペイン

4位 小林愛実 (スタインウェイ)、ヤクブ・クシュリク (スタインウェイ)

5位 レオノラ・アルメリーニ (ファツィオリ)

6位 ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カワイ)


ヤマハの名前がどこにもありません!

ヤマハは、まさかこのような結果になるとは思ってもいなかったと思います。

日本人は活躍しましたが、ヤマハ陣営にとって屈辱のコンクールでした。



しかし、コンクール前に見た「 ヤマハ公式サイト の 国際コンクールのページ」には、こんな記事がありました。

「ショパンコンクールでは、2010年10月、ポーランドのワルシャワで開催された第16回において、ヤマハCFXを弾いたロシアの女性ピアニスト、ユリアンナ・アブデーエワさんが見事優勝の栄誉に輝きました。

また2015年の第17回では出場者78名中36名がヤマハCFXを選択し、公式ピアノ4社の中で最も多く選ばれたピアノとなり、本選でも入賞者6名中3名がCFXを選ぶなど、その存在感は回を重ねるごとに大きくなっています。」

前回、前々回のヤマハの躍進で、ヤマハ陣営も慢心していた可能性もあります。実際、今年のヤマハショパンコンクールの特設サイトは、前回の焼き直しでした。(現在は閉鎖)


さらにもっと深刻なことは、実は、ヤマハは3次予選から姿を消していたことです。

3 次 予 選(23名中): スタインウェイ17名、ファツィオリ3名、カワイ3名、ヤマハ0名
ファイナル (12名中): スタインウェイ 6名、ファツィオリ3名、カワイ3名、ヤマハ0名

イタリア出身の レオノラ・アルメリーニさんがファツィオリ(イタリア製)を使うのは分かりますが、1位のブルース・リウさんはカナダ人、3位のマルティン・ガルシア・ガルシアさんはスペイン人です。

ファツィオリの勝利は明らか。カワイ(Shigeru Kawai)も大健闘しました。

受賞記念コンサート第1日目で、入賞者全員がファツィオリを弾く姿は、ヤマハ的には悪夢としか言いようがありません。


ヤマハの敗因はどこにあったのでしょうか?

スタインウェイが、性格の違う2台のピアノを用意したことも、ヤマハが選ばれなかった一因かも知れませんが、ヤマハCFX自体にどこかインパクトに欠けるものがあったとしか言いようがありません。

コンテスタントは、パートナー(ピアノ)選びには慎重です。直感的にヤマハが避けられたとすれば、その要因は必ず解明するべきでしょう。


今後、ヤマハは全面的なコンクール体制の見直しを迫られるでしょう。

技術面はもちろん、製品(性能)面、サポート体制、広報活動など、社運とプライドを賭けた改革です。

当ブログはヤマハの大ファンです。次回2025年のショパンコンクールでは、必ずヤマハのピアノを弾いた日本人が優勝することを切に願います。ヤマハの起死回生の一打を期待します。






■ 受賞記念コンサートⅢ
(入賞者ガラコンサート第3夜 ワルシャワフィルハーモニー ホール )
Aca98d18s
2位 反田恭平

1:16:30 harmonization of the old version of the song for piano), op. posth.
Rondo in F major à la mazur, Op. 5




4位 小林愛実

48:29 Preludes, Op. 28 


■ 受賞記念コンサートⅡ
(入賞者ガラコンサート第2夜 ワルシャワフィルハーモニー ホール )
Aca98d18s
2位 反田恭平

[1:56:12] Rondo in F major à la mazur, Op. 5


4位 小林愛実

[1:29:01] Preludes, Op. 28 No. 4 
[1:31:22] Preludes, Op. 28 No. 16 
[1:32:32] Preludes, Op. 28 No. 17 
[1:36:05] Preludes, Op. 28 No. 23 
[1:37:10] Preludes, Op. 28 No. 24 



■ 第2夜に発表

■ 最年少ファイナリスト賞
J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(17歳・カナダ)

■ 最年少女性ファイナリスト特別賞
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(17歳・ロシア/アルメニア)

■ 最優秀演奏賞
(ポーランド・ベラルーシ・イスラエル・リトアニア・ウクライナ・ロシアの演奏者の中から)
Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)

■ 最優秀ポーランド人セミファイナリスト賞
Piort Alexewicz ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)

■ ポーランド出場者最優秀賞
Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)

■ 浜松市長賞(1位受賞者)
Bruce (Xiaoyu) Liu ブルース・シャオユー・リウ(カナダ)


■ 受賞記念コンサートⅠ
(入賞者ガラコンサート第1夜 ポーランド国立歌劇場大ホール
Teatrwielkioperanarodowa
2位 反田恭平

2:11:01 Rondo in F major à la mazur, Op. 5 


4位 小林愛実

1:44:10 Preludes, Op. 28 No. 4
1:46:28 Preludes, Op. 28 No. 16
1:47:37 Preludes, Op. 28 No. 17
1:51:15 Preludes, Op. 28 No. 23
1:52:20 Preludes, Op. 28 No. 24



■ ショパンコンクール

反田さん2位!

小林さん4位!

最終結果
[1位] Bruce(Xiaoyu) Liu
[2位] 反田恭平 & Alexander Gadjiev 
[3位] Martin Garcia Garcia
[4位] 小林愛実 & Jakub Kuszlik
[5位] Leonora Armellini
[6位] J J Jun Li Bui

公式サイト記事
MAIN PRIZES

  • 1st Prize – Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
  • 2nd Prize ex aequo – Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
  • 2nd Prize ex aequo – Mr Kyohei Sorita, Japan
  • 3rd Prize – Mr Martin Garcia Garcia, Spain
  • 4th Prize ex aequo – Ms Aimi Kobayashi, Japan
  • 4th Prize ex aequo – Mr Jakub Kuszlik, Poland
  • 5th Prize – Ms Leonora Armellini, Italy
  • 6th Prize – Mr J J Jun Li Bui, Canada


【入選】

・Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン
・Hyuk Lee イ・ヒョク
・Kamil Pacholec カミル・パホレツ
・Hao Rao ハオ・ラオ


【最優秀演奏特別賞】

■ マズルカ賞  
   Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック

■ コンチェルト賞 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア

■ ソナタ賞         Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ

■ ポロネーズ賞   該当者なし


■ ひと言

1位の Bruce(Xiaoyu) Liu (ブルース・リウ / カナダ)さんの使用ピアノはファツィオリ(イタリア)。
ファツィオリは、2010年(第16回)に初めて公式ピアノに採用されましたが、今回ついに優勝者のパートナーの座を射止めました。
それに比してヤマハは3次予選から使用するコンテスタントがいなくなり、ヤマハ陣営としては屈辱的なコンクールになりました。

日本人の活躍は目覚ましく、反田恭平さんの2位は、1970年(第8回)の内田光子さんの2位以来51年ぶりの快挙です。
反田さん、小林さん、本当におめでとうございます。

それにしても、1位のブルース・リウ(カナダ、24歳)さん。
ファイナルのトリを務めたブルース・リウさんの、演奏後の観客の熱狂とスタンディングオベーションは、彼のドラマティックな音楽への賛辞として受け取れますが、同時に、長かったショパンコンクールのすべてのコンテスタントへのねぎらいの拍手のようでした。
コンテスタントの皆さんお疲れ様でした。



Warsawchopin

■ ファイナル3日目演奏


小林愛実 - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

0:19:54 I. Allegro maestoso
(
0:24:04 solo entrance)
0:41:56 II. Romance: Larghetto
0:52:30 III. Rondo: Vivace

Kuszlik - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

1:07:58 I. Allegro maestoso
(
1:11:45 solo entrance)
1:28:16 II. Romance: Larghetto
1:37:56 III. Rondo: Vivace

Lee - Piano Concerto No. 2 in F minor, Op. 21 
Kawai

2:19:33 I. Maestoso
(
2:22:23 solo entrance)
2:34:42 II. Larghetto
2:44:22 III. Allegro vivace

Liu - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Fazioli

3:05:25 I. Allegro maestoso
(
3:09:25 solo entrance)
3:25:54 II. Romance: Larghetto
3:35:40 III. Rondo: Vivace


asdf https://www.youtube.com/channel/UCOTZ5HD_MHkg6hpKOs4n6sw


■ ファイナル2日目演奏

Bui - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Kawai

0:18:09 I. Allegro maestoso
(
0:22:10 solo entrance)
0:38:45 II. Romance: Larghetto
0:48:31 III. Rondo: Vivace

Gadjiev - Piano Concerto No. 2 in F minor, Op. 21 
Kawai

1:03:27 I. Maestoso
(
1:06:14 solo entrance)
1:18:21 II. Larghetto
1:27:13 III. Allegro vivace

García García - Piano Concerto No. 2 in F minor, Op. 21 
Fazioli

2:07:32 I. Maestoso
(
2:10:14 solo entrance)
2:22:27 II. Larghetto
2:31:46 III. Allegro vivace

Gevorgyan - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

2:52:31 I. Allegro maestoso
(
2:56:44 solo entrance)
3:13:36 II. Romance: Larghetto
3:24:05 III. Rondo: Vivace


asdf https://www.youtube.com/channel/UCOTZ5HD_MHkg6hpKOs4n6sw


■ ファイナル1日目演奏

Pacholec - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

0:16:57 I. Allegro maestoso
(
0:21:04 for solo entrance)
0:37:37 II. Romance: Larghetto
0:47:32 III. Rondo: Vivace

Rao - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

1:03:22 I. Allegro maestoso
(
1:07:22 for solo entrance)
1:24:05 II. Romance: Larghetto
1:34:20 III. Rondo: Vivace

反田恭平 - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Steinway 479

2:19:21 I. Allegro maestoso
(
2:23:17 for solo entrance)
2:40:29 II. Romance: Larghetto
2:51:12 III. Rondo: Vivace

Armellini - Piano Concerto No. 1 in E minor, Op. 11 
Fazioli

3:13:33 I. Allegro maestoso
(
3:17:40 for solo entrance)
3:34:10 II. Romance: Larghetto
3:43:52 III. Rondo: Vivace

asdf https://www.youtube.com/channel/UCOTZ5HD_MHkg6hpKOs4n6sw







■ 反田氏、小林氏 演奏日時、曲目
(敬称略、日本時間表記)

・反田恭平
10/19 2時50分
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

・小林愛実
10/21 1時00分
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11



公式サイト ↓
https://chopin2020.pl/en/calendar

 

■ ファイナリスト12名
(公式サイト)

  1. Ms Leonora Armellini, Italy
  2. Mr J J Jun Li Bui, Canada
  3. Mr Alexander Gadjiev , Italy/Slovenia
  4. Mr Martin Garcia Garcia, Spain
  5. Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
  6. 小林愛実, Japan
  7. Mr Jakub Kuszlik, Poland
  8. Mr Hyuk Lee, South Korea
  9. Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
  10. Mr Kamil Pacholec, Poland
  11. Mr Hao Rao, China
  12. 反田恭平, Japan



■ 今後のスケジュール

2021年10月18〜20日  ファイナル

協奏曲演奏 1位~6位決定 他に特別賞

2021年10月21~23日 受賞者コンサート




■ 3次予選 日本人出場者の演奏
※日付、時間とも日本時間表記
10/14
17:00 Szymon Nehring(ポーランド)
18:00 Kamil Pacholec(ポーランド)
19:20 Hao Rao(中国)

20:20 進藤実優(日本)


Mazurki op. 17 / Mazurkas, Op. 17

No. 1 in B flat major[03:29:59]
No. 2 in E minor[03:32:07]
No. 3 in A flat major[03:34:12]
No. 4 in A minor[03:38:28]
Rondo à la mazur in F major, Op. 5[03:43:54]
Sonata in B minor, Op. 58
Allegro maestoso[03:53:52]
Scherzo. Molto vivace[04:03:30]
Largo[04:06:16]
Finale. Presto non tanto[04:16:42]

10/15

0:00 反田恭平(日本)


Mazurki op. 56 / Mazurkas, Op. 56

No. 1 in B major[00:13:09]
No. 2 in C major(17:28)
No. 3 in C minor[00:19:22]
Sonata in B flat minor, Op. 35
Grave. Doppio movimento[00:25:40]
Scherzo. Molto vivace[00:33:58]
Marche funèbre[00:41:00]
Finale[00:50:16]
 ‘Boże, coś Polskę’ (harmonization of the old version of the song for piano), Op. posth.[00:52:16]
Polonaise in A flat major, Op. 53[00:54:40]

1:00 角野隼斗(日本)


Mazurki op. 24 / Mazurkas, Op. 24

No. 1 in G minor[01:09:08]
No. 2 in C major[01:12:05]
No. 3 in A flat major[01:14:06]
No. 4 in B flat minor[01:16:16]
Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61[01:21:21]
Sonata in B flat minor, Op. 35
Grave. Doppio movimento[01:34:31]
Scherzo. Molto vivace[01:42:02]
Marche funèbre[01:47:34]
Finale[01:54:40]
Scherzo in C sharp minor, Op. 39[01:56:35]

2:20 Andrzej Wiercinski(ポーランド)
3:20 Piotr Alexewicz(ポーランド)


10/15
17:00 Leonora Armellini(イタリア)
18:00 J J Jun Li Bui(カナダ)
19:20 Michelle Candotti(イタリア)

20:20 古海行子(日本



Rondo in E flat major, Op. 16[03:44:40]
Mazurkas, Op. 59
No. 1 in A minor[03:55:51]
No. 2 in A flat major[04:00:00]
No. 3 in F sharp minor[04:02:42]
Sonata in B minor, Op. 58
Allegro maestoso[04:06:16]
Scherzo. Molto vivace[04:15:17]
Largo[04:17:45]
Finale. Presto non tanto[04:26:56]

10/16
0:00 Alexander Gadjiev(イタリア・スロヴェニア)
1:00 Avery Gagliano(アメリカ)
2:20 Martin Garcia Garcia(スペイン)
3:20 Eva Gevorgyan(ロシア・アルメニア)

10/16
17:00 Nikolay Khozyainov(ロシア)
18:00 Su Yeon Kim(韓国)

19:20 小林愛実 (日本)

Mazurki op. 30 Mazurkas, Op. 30
[02:36:50] No. 1 in C minor
[02:38:58] No. 2 in B minor
[02:40:25] No. 3 in D flat major
[02:43:20] No. 4 in C sharp minor
Preludia op. 28 / Preludes, Op. 28
[02:48:06] No. 1 in C major
[02:48:53] No. 2 in A minor
[02:51:28] No. 3 in G major
[02:52:30] No. 4 in E minor
[02:54:56] No. 5 in D major
[02:55:35] No. 6 in B minor
[02:57:44] No. 7 in A major
[02:58:41] No. 8 in F sharp minor
[03:00:57] No. 9 in E major
[03:02:12] No. 10 in C sharp minor
[03:02:48] No. 11 in B major
[03:03:41] No. 12 in G sharp minor
[03:05:08] No. 13 in F sharp major
[03:08:55] No. 14 in E flat minor
[03:09:37] No. 15 in D flat major
[03:16:13] No. 16 in B flat minor
[03:17:27] No. 17 in A flat major
[03:21:05] No. 18 in F minor
[03:22:09] No. 19 in E flat major
[03:23:43] No. 20 in C minor
[03:25:48] No. 21 in B flat major
[03:27:39] No. 22 in G minor
[03:28:20] No. 23 in F major
[03:29:26] No. 24 in D minor
※https://www.youtube.com/channel/UC-4nHnWhLO0BbXk0zqLV-sg

20:20 Mateusz Krzyzowski(ポーランド)

10/17
0:00 Jakub Kuszlik(ポーランド)
1:00 Hyuk Lee(韓国)
2:20 Bruce(Xiaoyu) Liu(カナダ)


■ 公式サイトでご確認下さい
https://chopin2020.pl/en/calendar



■ ヤマハが消える

3次予選で各コンテスタントが弾くピアノから、ヤマハが消えました!
予定では、スタインウェイ479が14人、スタインウェイ300が3人、ファツィオリが3人、カワイが3人となっています。

※ 前回(2015年、第17回ショパンコンクール)では、ファイナルで3名がヤマハを、3名がスタインウェイを弾きましたが、スタインウェイを弾いた 3位ケイト・リュウさんと4位エリック・ルーさんは、3次予選まではヤマハを弾いて勝ち抜いてきました。

そして、2位、5位、6位 の3人は1次予選からファイナルまでヤマハを選択しています。結果的に10名のファイナリストのうち7名はヤマハを弾いて勝ち進んできたわけです。





■ 3次予選進出の日本人出場者
(敬称略、2次演奏順)

進藤実優
反田恭平
角野隼斗
古海行子
小林愛実


■ 各国の3次出場者(23名)
ポーランドから6人、日本から5人、イタリアから3人、カナダ、ロシア、韓国から2人など。

  1. Mr Piotr Alexewicz, Poland
  2. Ms Leonora Armellini, Italy
  3. Mr J J Jun Li Bui, Canada
  4. Ms Michelle Candotti, Italy
  5. Ms Yasuko Furumi, Japan
  6. Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
  7. Ms Avery Gagliano, U.S.A.
  8. Mr Martin Garcia Garcia, Spain
  9. Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
  10. Mr Nikolay Khozyainov, Russia
  11. Ms Su Yeon Kim, South Korea
  12. Ms Aimi Kobayashi, Japan
  13. Mr Mateusz Krzyżowski, Poland
  14. Mr Jakub Kuszlik, Poland
  15. Mr Hyuk Lee, South Korea
  16. Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
  17. Mr Szymon Nehring, Poland
  18. Mr Kamil Pacholec, Poland
  19. Mr Hao Rao, China
  20. Ms Miyu Shindo, Japan
  21. Mr Kyohei Sorita, Japan
  22. Mr Hayato Sumino, Japan
  23. Mr Andrzej Wierciński, Poland






■ 2次予選 日本人出場者の演奏
※日付、時間とも日本時間表記

1.沢田蒼梧 10/10 0:40

Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (59:37)
Waltz in F major, Op. 34 No. 3 (
1:14:24)
Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
1:17:30)
Scherzo in B flat minor, Op. 31 (
1:27:03


2.進藤実優 10/10 2:30

Ballade in G minor, Op. 23 (2:47:27)
Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (
2:58:16)
Waltz in A flat major, Op. 42 (
3:14:07)
Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
3:18:37)



3.反田恭平 10/10 3:50

Waltz in F major, Op. 34 No. 3 (4:11:12)
Rondo à la mazur in F major, Op. 5 (
4:13:50)
Ballade in F major, Op. 38 (
4:23:34)
Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (
4:31:28)



4.角野隼斗 10/10  17:40 

Rondo à la mazur in F major, Op. 5(01:00:44
Ballade in F major, Op. 38(01:09:35)
Waltz in E flat major, Op. 18(01:17:37)
Polonaise in A flat major, Op. 53(01:23:01)


5.牛田智大 10/10  19:30

Waltz in A flat major, Op. 42(02:41:17)
Ballade in F minor, Op. 52(02:45:40)
Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (2:57:23
Polonaise in A flat major, Op. 53(03:06:37)



6.古海行子 10/12 0:00

Polonaise in F sharp minor, Op. 44 (15:11)
Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61 (26:06)
Waltz in F major, Op. 34 No. 3 (40:20)
Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (43:04)



7.小林愛実 10/12  20:10

Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61 (03:24:57)
Ballade in F major, Op. 38 (03:39:36)
Waltz in A flat major, Op. 42 (03:47:20)
Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (03:51:42)



8.京増修史 10/13   0:40

https://www.youtube.com/watch?v=aAQ3tJHKPNw



※日時は下記公式サイト STAGEⅡ でご確認下さい

https://chopin2020.pl/en/calendar

 


■ ショパン国際ピアノコンクール日程

2021年10月2日-オープニングコンサート

2021年10月3〜7日    第1次予選
87名 → 40名(予定)→ 結果は45名



■ 動画サイト Chopin Institute - You Tube


■ 1次予選 日本人出場者の演奏
下記(タイム)、又はアドレスをクリックして下さい

1.沢田蒼梧

10月4日(月)04:00(午前4時00分)

Ballade in G minor, Op. 23 (4:05:15)
Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (
4:15:25)
Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
4:21:13)
Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (
4:23:38)


2.進藤実優

10月4日(月)17:00

Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (14:44)
Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
22:10)
Etude in C major, Op. 10 No. 1 (
24:31)
Ballade in A flat major, Op. 47 (
27:03)

3.反田恭平
10月4日(月)18:00 

Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (1:08:08)
Etude in C major, Op. 10 No. 1 (
1:16:23)
Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (
1:18:35)
Scherzo in B flat minor, Op. 31 (
1:23:20)

4.角野隼斗
10月4日(月)19:30

Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (2:39:31)
Etude in C major, Op. 10 No. 1 (
2:45:46)
Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (
2:47:48)
Scherzo in B minor, Op 20 (
2:52:06)

5.竹田理琴乃
10月4日(月)21:00

Nocturne in E flat major, Op. 55 No. 2 (4:02:07)
Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (
4:07:26)
Etude in A minor, Op. 25 No. 4 (
4:09:22)
Ballade in F major, Op. 38 (
4:11:25)

6.牛田智大
10月5日(火)00:30(午前0時30分)

Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (45:40)
Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
51:55)
Etude in C minor, Op. 10 No. 12 (
54:23)
Fantasy in F minor, Op. 49 (
57:30)


7.古海行子

10月6日(水)18:00

Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (1:00:05)
Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (
1:05:58)
Etude in A minor, Op. 10 No. 2 (
1:07:50)
Fantasy in F minor, Op. 49 (
1:09:42)


8.原沙綾

10月7日(木)01:00(午前1時00分)

Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (1:04:30)
Etude in F major, Op. 10 No. 8 (1:11:07)
Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (1:14:14)
Scherzo in E major, Op. 54 (1:16:52)


9.五十嵐薫子

10月7日(木)03:00(午前3時00分)

Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (3:12:02)
Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (3:18:38)
Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (3:22:40)
Scherzo in C sharp minor, Op. 39 (3:25:20)


10.今井理子

10月7日(木)03:30(午前3時30分)

Etude in C major, Op. 10 No. 1 (3:37:25)
Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (3:39:35)
Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (3:44:17)
Ballade in F minor, Op. 52 (3:50:23)


11.伊藤順一

10月7日(木)04:00(午前4時00分)

Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (4:05:48)
Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (4:12:43)
Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (4:14:23)
Ballade in F major, Op. 38 (4:16:55)

12.岩井亜咲
10月7日(木)17:00

https://www.youtube.com/watch?v=CdkqONYVp9U

13.小林愛実
10月7日(木)20:30

https://www.youtube.com/watch?v=ZAFa0PFBNKU

14.京増修史
10月8日(金)00:00(午前0時00分)

Nocturne in E major, Op. 62 No. 2 (0:15:45)
Etude in C major, Op. 10 No. 1 (0:22:18)
Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (0:24:47)
Scherzo in E major, Op. 54 (0:27:35)





2021年10月9~12日    第2次予選
45名→20名(予定)→結果は23名

2021年10月14〜16日  第3次予選
23名→10名(予定)→結果は12名

2021年10月18〜20日  ファイナル
協奏曲演奏 1位~6位決定 他に特別賞
公式サイト 当該記事


2021年10月21~23日 受賞者コンサート



本大会

■ 一次予選出場の日本人インタビュー動画
画像をクリック
(公式サイト発表順・敬称略)

古海行子
原沙綾
五十嵐薫子今井理子
伊藤順一
岩井亜咲小林愛実

京増修史
沢田蒼梧
進藤実優
反田恭平

角野隼斗

竹田理琴乃
牛田智大


■ 本大会進出は87名(各国計)

実力伯仲の中、日本13名、中国21名、ポーランド11名、韓国7名、イタリア6名、カナダ5名、ロシア5名など 計78名が選出されました。おめでとうございます!

さらに、日本の牛田智大さんなど 9名のピアニストが、予選免除で本大会(1次予選)に出場します。

したがって、本大会1次予選は87名で行われます。



■ 本大会 審査員交代のお知らせ(新審査員 アルトゥール・モレイラ・リマ氏)

ネルソン・フレイレ氏は、病気のため、審査員の職務が出来なくなりました。
代わりに、アルトゥール・モレイラ・リマ (Arthur Moreira-Lima)氏が審査員になります。

また、ネルソン・フレイレ氏との永年の友人である マルタ・アルゲリッチ氏も、ネルソン・フレイレ氏と行動を共にするため、審査が出来なくなりました。公式サイト 当該記事

A173467913385003743782jpeg
アルトゥール・モレイラ・リマ氏

リオデジャネイロの生まれ。6歳でピアノを始め、9歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第9番をブラジル交響楽団と演奏するほどの腕前になった。その後、地元リオデジャネイロでルチア・ブランコ、パリでマルグリット・ロン、モスクワでルドルフ・ケレルの各氏にピアノを師事。1965年のショパン国際ピアノ・コンクールで2位入賞、1969年のリーズ国際ピアノ・コンクールとチャイコフスキー国際コンクール のそれぞれで3位入賞を果たした。(Wikipediaより)

■ 本大会審査員

Chopin358
 ↑ クリックで拡大


事務局制作イメージビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=EjR8fOutj8c
Maxresdefault_20210929165101

■ Chopin Institute(ショパン研究所)動画サイト
https://www.youtube.com/c/chopininstitute/videos


■ ぶらあぼ ショパン国際ピアノコンクール特集記事

■ ピティナ広報部 ショパンコンクール特集サイト

■ ONTOMO ショパンコンクール特集サイト


■ 公式ピアノ

・スタインウェイ D274 スタインウェイサイト

・ヤマハ     CFX  ヤマハサイト

・カワイ     SK-EX カワイサイト

・ファツィオリ  F278 ファツィオリサイト

 





以下予備予選

7月12日~23日
第18回ショパン国際ピアノコンクール 予備予選


217489096_1212601449202362_6118466378285

予備予選
■ 日本人出場者(敬称略・公式サイト発表順)

1.古海 行子         2.原 沙綾      3.林 佑希乃

4.久末 航       5.五十嵐 薫子      6.井川 華


7.今井 理子       8.石田成香       9.伊藤 順一 


10.岩井 亜咲   11.開原 由紀乃  12.片田 愛理


13.木村 友梨香   14.小林愛実    15.黒木雪音


16.京増 修史     17.三好朝香    18.水谷 桃子


19.中川 真耶加  20.中村 優似  21.野上 真梨子


22.小野田 有紗  23.齊藤一也     24.沢田 蒼梧


25.重森光太郎   26.進藤実優   27.東海林茉奈


28.反田恭平     29.角野隼斗   30.竹田 理琴乃
                                           

31.山縣 美季

※お名前は、公式サイト 出場者一覧 でご確認下さい。
万一、お名前に漢字の間違いがありましたらご容赦下さい。


■ 予備予選には152名が参加
(紹介ビデオは148名)


今回のショパンコンクールは世界53か国から過去最多の500名を超える応募がありました。
そのうち164名のコンテスタントが選ばれ、7月12日からの予備予選に参加します。
(実際の参加者は152名です 2021・7・9現在 公式サイトより集計)

国別の内訳は、中国が32名(香港3名含む)、次いで日本の31名、地元ポーランドから16名、前回優勝者を出した韓国から14名、台湾9名、イタリア、ロシア各7名、アメリカ6名、カナダ8名(中国系、リトアニア系含む)、フランス、ドイツ、イギリス各2名などとなっています。 (2021・7・9現在 公式サイト集計)



■ 予備予選審査員(公式サイト当該記事)

予備予選の審査員は、リュドミル・アンゲロフ、フィリップ・ジウシアーノ、アルベルト・ノーズ、ピオトル・パレチニ、エヴァ・ポブウォッカ、エカティリーナ・ポポヴァ・ズィドロン、ジョン・リンク、Marta Sosińska-Janczewska 、ヴォイチェフ・シュヴィタワ、ステファン・ヴォイタス 、ディーナ・ヨッフェ。

The jury of the Competition Preliminaries are Lyudmil Angelov, Philippe Giusiano, Alberto Nosé, Piotr Paleczny, Ewa Pobłocka, Katarzyna Popowa-Zydroń, John Rink, Marta Sosińska-Janczewska, Wojciech Świtała, Stefan Wojtas, and Dina Yoffe

尚、日本の牛田智大さんが「予備予選免除」で10月の一次予選から出場する予定です。

012
牛田智大 ©Ariga Terasawa

※ご参考  2015年予備予選レポート ヤマハサイト 

■ 参加者 紹介ビデオ ↓  148名
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTmn2qD3aSQvT4l5YtHsnJjnUycHS38EY
358_20210716091001
または、
https://www.youtube.com/c/chopininstitute/videos



■ 予備予選の出演順
(2021・6・26)
出場者(写真入り)一覧
https://chopin2020.pl/en/calendar
35888_20210626163201

PDF一覧表
https://cms.pmp.edu.pl/_plik/file_manager/files/288137938a0ceea8eb5eae25648973a3.pdf
95805757_10157956595175520_5078655848058 




予備予選
日本人出場者の演奏
下記(タイム)をクリックして下さい


・7月13日

古海行子

YASUKO FURUMI (Japonia / Japan)

Nokturn cis-moll op. 27 nr 1 / Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (11:58)
Etiuda C-dur op. 10 nr 7 / Etude in C major, Op. 10 No. 7 (
18:01)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
19:36)
Mazurek As-dur op. 24 nr 3 / Mazurka in A flat major, Op. 24 No. 3 (
22:23)
Mazurek b-moll op. 24 nr 4 / Mazurka in B flat minor, Op. 24 No. 4 (
24:46)
Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 (
30:40)


・7月14日

進藤実優


MIYU SHINDO (Japonia / Japan)

Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (01:15:55)
Mazurek B-dur op. 17 nr 1 / Mazurka in B flat major, Op. 17 No. 1 (01:23:07)
Mazurek a-moll op. 17 nr 4 / Mazurka in A minor, Op. 17 No. 4 (
01:26:04)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
01:31:28)
Etiuda C-dur op. 10 nr 7 / Etude in C major, Op. 10 No. 7 (
01:41:32)
Etiuda cis-moll op. 10 nr 4 / Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (
01:43:27)


原 沙綾


SAAYA HARA (Japonia / Japan)

Mazurek B-dur op. 17 nr 1 / Mazurka in B flat major, Op. 17 No. 1 (03:11:03)
Mazurek As-dur op. 17 nr 3 / Mazurka in A flat major, Op. 17 No. 3 (03:13:23)
Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (
03:18:30)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (
03:24:59)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
03:29:03)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
03:33:08)


林 佑希乃

YUKINO HAYASHI (Japonia / Japan)

Nokturn E-dur op. 62 nr 2 / Nocturne in E major, Op. 62 No. 2 (03:49:15)
Etiuda h-moll op. 25 nr 10 / Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (03:55:08)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
03:59:33)
Mazurek As-dur op. 50 nr 2 / Mazurka in A flat major, Op. 50 No. 2 (
04:02:19)
Mazurek cis-moll op. 50 nr 3 / Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (
04:05:30)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
04:10:36)


久末 航

WATARU HISASUE (Japonia / Japan)

Mazurek G-dur op. 50 nr 1 / Mazurka in G major, Op. 50 No. 1 (9:50)
Mazurek cis-moll op. 50 nr 3 / Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (12:31)
Nokturn H-dur op. 9 nr 3 / Nocturne in B major, Op. 9 No. 3 (18:16)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 / Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
25:25)
Etiuda cis-moll op. 10 nr 4 / Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (
27:48)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
30:18)


五十嵐薫子

KAORUKO IGARASHI (Japonia / Japan)

Nokturn cis-moll op. 27 nr 1 / Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (02:41:53)
Etiuda cis-moll op. 10 nr 4 / Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (02:47:57)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
02:50:13)
Mazurek gis-moll op. 33 nr 1 / Mazurka in G sharp minor, Op. 33 No. 1 (
02:52:28)
Mazurek D-dur op. 33 nr 3 / Mazurka in D major, Op. 33 No. 3 (
02:54:25)
Ballada g-moll op. 23 / Ballade in G minor, Op. 23 (
02:57:05)


井川 華

HANA IGAWA (Japonia / Japan)

Nokturn H-dur op. 62 nr 1 / Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (03:10:16)
Etiuda C-dur op. 10 nr 1 / Etude in C major, Op. 10 No. 1 (03:18:01)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
03:19:58)
Mazurek gis-moll op. 33 nr 1 / Mazurka in G sharp minor, Op. 33 No. 1 (
03:23:53)
Mazurek h-moll op. 33 nr 4 / Mazurka in B minor, Op. 33 No. 4 (
03:25:25)
Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 (
03:30:33)



・7月15日

石田成香

SEIKA ISHIDA (Japonia / Japan)

Nokturn fis-moll op. 48 nr 2 / Nocturne in F sharp minor, Op. 48 No. 2 (13:00)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (20:32)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
23:14)
Mazurek B-dur op. 17 nr 1 / Mazurka in B flat major, Op. 17 No. 1 (
26:11)
Mazurek e-moll op. 17 nr 2 / Mazurka in E minor, Op. 17 No. 2 (
28:22)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
31:06)


伊藤順一

JUNICHI ITO (Japonia / Japan)

Mazurek B-dur op. 17 nr 1 / Mazurka in B flat major, Op. 17 No. 1 (45:02)
Mazurek g-moll op. 24 nr 1 / Mazurka in G minor, Op. 24 No. 1 (47:25)
Nokturn G-dur op. 37 nr 2 / Nocturne in G major, Op. 37 No. 2 (
50:44)
Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 (
57:14)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
01:05:13)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
01:07:40)


岩井亜咲


ASAKI IWAI (Japonia / Japan)

Nokturn H-dur op. 9 nr 3 / Nocturne in B major, Op. 9 No. 3 (01:49:54)
Mazurek a-moll op. 59 nr 1 / Mazurka in A minor, Op. 59 No. 1 (01:56:30)
Mazurek fis-moll op. 59 nr 3 / Mazurka in F sharp minor, Op. 59 No. 3 (
02:00:43)
Etiuda a-moll op. 25 nr 4 / Etude in A minor, Op. 25 No. 4 (
02:04:35)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
02:06:47)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
02:09:53)


開原由紀乃


YUKINO KAIHARA (Japonia / Japan)

Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (
11:38)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (18:34)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
21:17)
Mazurek As-dur op. 17 nr 3 / Mazurka in A flat major, Op. 17 No. 3 (
25:14)
Mazurek a-moll op. 17 nr 4 / Mazurka in A minor, Op. 17 No. 4 (
29:37)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
34:12)


片田愛理

AIRI KATADA (Japonia / Japan)

Mazurek g-moll op. 24 nr 1 / Mazurka in G minor, Op. 24 No. 1 (02:58:07)
Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (03:00:04)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
03:02:43)
Etiuda a-moll op. 25 nr 4 / Etude in A minor, Op. 25 No. 4 (
03:05:16)
Nokturn H-dur op. 9 nr 3 / Nocturne in B major, Op. 9 No. 3 (
03:07:33)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
03:14:36)


・7月16日

木村友梨香

YURIKA KIMURA (Japonia / Japan)

Mazurek H-dur op. 56 nr 1 / Mazurka in B major, Op. 56 No. 1 (02:52:28)
Mazurek C-dur op. 56 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 56 No. 2 (02:56:39)
Nokturn cis-moll op. 27 nr 1 / Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (
02:58:45)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
03:03:56)
Etiuda Ges-dur op. 10 nr 5 / Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (
03:12:35)
Etiuda h-moll op. 25 nr 10 / Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (
03:14:14)


小林愛実

AIMI KOBAYASHI (Japonia / Japan)

Mazurek Des-dur op. 30 nr 3 / Mazurka in D flat major, Op. 30 No. 3 (03:22:16)
Mazurek cis-moll op. 30 nr 4 / Mazurka in C sharp minor, Op. 30 No. 4 (03:25:07)
Etiuda Ges-dur op. 10 nr 5 / Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (
03:29:08)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
03:31:08)
Nokturn fis-moll op. 48 nr 2 / Nocturne in F sharp minor, Op. 48 No. 2 (
03:33:32)
Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 (
03:40:51)


黒木雪音

YUKINE KUROKI (Japonia / Japan)

Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (01:17:50)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (01:20:32)
Nokturn H-dur op. 9 nr 3 / Nocturne in B major, Op. 9 No. 3 (
01:22:58)
Mazurek g-moll op. 24 nr 1 / Mazurka in G minor, Op. 24 No. 1 (
01:30:42)
Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (
01:33:50)
Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 (
01:36:55)


京増修史

SHUSHI KYOMASU (Japonia / Japan)

Nokturn E-dur op. 62 nr 2 / Nocturne in E major, Op. 62 No. 2 (02:50:31)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (02:56:43)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 / Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
03:00:23)
Mazurek a-moll op. 59 nr 1 / Mazurka in A minor, Op. 59 No. 1 (
03:03:03)
Mazurek fis-moll op. 59 nr 3 / Mazurka in F sharp minor, Op. 59 No. 3 (
03:07:07)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
03:11:12)


・7月18日


三好朝香

ASAKA MIYOSHI (Japonia / Japan)

Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (10:00)
Etiuda Ges-dur op. 10 nr 5 / Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (16:53)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 / Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
18:54)
Mazurek As-dur op. 50 nr 2 / Mazurka in A flat major, Op. 50 No. 2 (
21:39)
Mazurek cis-moll op. 50 nr 3 / Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (
25:08)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
31:17)


水谷桃子

MOMOKO MIZUTANI (Japonia / Japan)

Mazurek a-moll op. 59 nr 1 / Mazurka in A minor, Op. 59 No. 1 (47:12)
Mazurek fis-moll op. 59 nr 3 / Mazurka in F sharp minor, Op. 59 No. 3 (50:49)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
54:38)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 / Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
57:14)
Etiuda E-dur op. 10 nr 3 / Etude in E major, Op. 10 No. 3 (
59:34)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
01:04:17)


中川真耶加

MAYAKA NAKAGAWA (Japonia / Japan)

Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (01:51:40)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (01:57:42)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
02:00:11)
Mazurek Des-dur op. 30 nr 3 / Mazurka in D flat major, Op. 30 No. 3 (
02:02:34)
Mazurek cis-moll op. 30 nr 4 / Mazurka in C sharp minor, Op. 30 No. 4 (
02:05:18)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
02:09:34)


中村優似

YUI NAKAMURA (Japonia / Japan)

Mazurek e-moll op. 41 nr 1 / Mazurka in E minor, Op. 41 No. 1 (02:44:51)
Mazurek cis-moll op. 41 nr 4 / Mazurka in C sharp minor, Op. 41 No. 4 (02:47:15)
Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (
02:50:55)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
02:57:09)
Etiuda C-dur op. 10 nr 7 / Etude in C major, Op. 10 No. 7 (
02:59:39)
Ballada As-dur op. 47 / Ballade in A flat major, Op. 47 (
03:01:42)


野上真梨子

MARIKO NOGAMI (Japonia / Japan)

Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (03:45:44)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 / Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (03:51:54)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (
03:54:24)
Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (
03:58:28)
Mazurek b-moll op. 24 nr 4 / Mazurka in B flat minor, Op. 24 No. 4 (
04:00:50)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
04:06:02)


小野田有紗

ARISA ONODA (Japonia / Japan)

Nokturn cis-moll op. 27 nr 1 / Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 (9:28)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (14:56)
Etiuda c-moll op. 10 nr 12 / Etude in C minor, Op. 10 No. 12 (
19:22)
Mazurek a-moll op. 59 nr 1 / Mazurka in A minor, Op. 59 No. 1 (
22:46)
Mazurek fis-moll op. 59 nr 3 / Mazurka in F sharp minor, Op. 59 No. 3 (
26:35)
Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
30:36)


・7月19日

齊藤一也 

KAZUYA SAITO (Japonia / Japan)

Nokturn Es-dur op. 55 nr 2 / Nocturne in E flat major, Op. 55 No. 2 (02:41:47)
Mazurek c-moll op. 30 nr 1 / Mazurka in C minor, Op. 30 No. 1 (02:47:01)
Mazurek Des-dur op. 30 nr 3 / Mazurka in D flat major, Op. 30 No. 3 (
02:48:37)
Etiuda Ges-dur op. 10 nr 5 / Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (
02:51:35)
Etiuda h-moll op. 25 nr 10 / Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (
02:53:17)
Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 (
02:58:02)


重森光太郎

KOTARO SHIGEMORI (Japonia / Japan)

Nokturn H-dur op. 62 nr 1 | Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (01:15:29)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 | Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (01:22:25)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 | Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
01:25:45)
Mazurek G-dur op. 50 nr 1 | Mazurka in G major, Op. 50 No. 1 (
01:28:11)
Mazurek cis-moll op. 50 nr 3 | Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (
01:30:35)
Barkarola Fis-dur op. 60 | Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (
01:35:42)


東海林茉奈

MANA SHOJI (Japonia / Japan)

Nokturn H-dur op. 62 nr 1 | Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (01:47:43)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 | Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (01:55:56)
Etiuda As-dur op. 10 nr 10 | Etude in A flat major, Op. 10 No. 10 (
01:59:47)
Mazurek H-dur op. 56 nr 1 | Mazurka in B major, Op. 56 No. 1 (
02:02:30)
Mazurek c-moll op. 56 nr 3 | Mazurka in C minor, Op. 56 No. 3 (
02:07:08)
Ballada f-moll op. 52 | Ballade in F minor, Op. 52 (
02:13:55)


反田恭平

KYOHEI SORITA (Japonia / Japan)

Nokturn H-dur op. 62 nr 1 | Nocturne in B major, Op. 62 No. 1 (
03:25:53)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 | Etude in F major, Op. 10 No. 8 (03:33:57)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 | Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
03:36:20)
Mazurek H-dur op. 56 nr 1 | Mazurka in B major, Op. 56 No. 1 (
03:40:07)
Mazurek C-dur op. 56 nr 2 | Mazurka in C major, Op. 56 No. 2 (
03:44:14)
Ballada F-dur op. 38 | Ballade in F major, Op. 38 (
03:46:20)


・7月20日

角野隼斗

HAYATO SUMINO (Japonia / Japan)

Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 (01:53:32)
Mazurek g-moll op. 24 nr 1 / Mazurka in G minor, Op. 24 No. 1 (01:59:45)
Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (
02:02:44)
Etiuda a-moll op. 25 nr 4 / Etude in A minor, Op. 25 No. 4 (
02:04:59)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (
02:06:34)
Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 (
02:10:36) 



竹田理琴乃

RIKONO TAKEDA (Japonia / Japan)
Nokturn Es-dur op. 55 nr 2 / Nocturne in E flat major, Op. 55 No. 2 (03:44:26)
Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (03:49:13)
Etiuda Es-dur op. 10 nr 11 / Etude in E flat major, Op. 10 No. 11 (
3:51:16)
Mazurek gis-moll op. 33 nr 1 / Mazurka in G sharp minor, Op. 33 No. 1 (
03:54:03)
Mazurek D-dur op. 33 nr 3 / Mazurka in D major, Op. 33 No. 3 (
03:55:41)
Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 (
03:58:14) 



・7月21日

今井理子

RIKO IMAI (Japonia / Japan)

Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (11:07)
Etiuda c-moll op. 10 nr 12 / Etude in C minor, Op. 10 No. 12 (
16:44)
Etiuda e-moll op. 25 nr 5 / Etude in E minor, Op. 25 No. 5 (
19:23)
Mazurek D-dur op. 33 nr 3 / Mazurka in D major, Op. 33 No. 3 (
22:47)
Mazurek h-moll op. 33 nr 4 / Mazurka in B minor, Op. 33 No. 4 (
25:10)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
29:48)


・7月22日

山縣美季

MIKI YAMAGATA (Japonia / Japan)

Nokturn G-dur op. 37 nr 2 / Nocturne in G major, Op. 37 No. 2 (03:49:20)
Mazurek C-dur op. 24 nr 2 / Mazurka in C major, Op. 24 No. 2 (3:55:26)
Mazurek b-moll op. 24 nr 4 / Mazurka in B flat minor, Op. 24 No. 4 (
03:57:49)
Etiuda F-dur op. 10 nr 8 / Etude in F major, Op. 10 No. 8 (
04:02:54)
Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (
04:05:32)
Ballada f-moll op. 52 / Ballade in F minor, Op. 52 (
04:08:05)


・7月23日

沢田蒼梧

SOHGO SAWADA (Japonia / Japan)

Mazurek G-dur op. 50 nr 1 / Mazurka in G major, Op. 50 No. 1 (01:46:30)
Mazurek cis-moll op. 50 nr 3 / Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (01:48:58)
Etiuda Ges-dur op. 10 nr 5 / Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (
01:54:32)
Etiuda h-moll op. 25 nr 10 / Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (
01:56:15)
Nokturn Des-dur op. 27 nr 2 / Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (
02:01:20)
Ballada g-moll op. 23 / Ballade in G minor, Op. 23 (
02:07:15)
Sohgo Sawada
(Japan) 

(敬称略・お名前の誤字はご容赦下さい)





Unnamed-1

■ 予備予選 動画(ライブ)サイト preliminary round 
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTmn2qD3aSQsQBNYvEn2Gr2xeml4hQVMx
3588_20210712172901






━ コロナ関連情報 ━
Maxresdefault_20200729145701

コロナ最新情報
■ 在ポーランド日本国大使館 https://www.pl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Coronavirus.html

 


━ その他の話題 (リンク先)━


■ ショパンコンクールで日本人が勝てない10の理由
少し以前(2020年07月02日)の記事ですが、興味のある方はリンク先をご覧下さい。

https://otomamire.com/chopin-competition-and-japanese/




■ NHK人間講座「国際コンクールの光と影」(講師:中村紘子)
コンクールの舞台裏(2021・2・10 公開)
https://www.youtube.com/watch?v=FhgAu9h68Lg
35888_20210217171101
古い映像ですが、興味深い内容です。
さらに見たい方はここをクリックして下さい。



音楽で癒されよう

Photo_20210512205701

当ブログの人気シリーズ

知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ 1

知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ 2

 




■ ヤマハ 2020年 ショパン国際ピアノコンクール特設ページ
https://jp.yamaha.com/products/contents/pianos/chopin2020/seminar.html
Kv_index_2601af471e9e79303623a4f8824c20f


3588_20200312141101
■ 当ブログ 音楽コンクール記事(全30本)
https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/cat63141923/index.html


■ 参考記事(当ブログ 第17回ショパンコンクール)
5年前は、小林愛実さんがファイナルに進むものの、優勝は韓国のチョ・ソンジンさんでした。
https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-a52b.html





当ブログは今回も全ての日本人ピアニストを応援しますが、沢田蒼梧さんと黒木雪音さん、進藤実優さんの演奏を実際聴いた経験から、その3人のピアニストに注目したいと思います。

溢れる激情 沢田蒼梧ピアノリサイタル https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-bf53.html
2018-09-15 

~挑戦は、今、始まった~(澤田蒼梧) https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-0fd4.html
2017-09-01 

沢田蒼梧 挑戦するピアニスト https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-59f4.html
2017-03-31 

大輪の予感 秘める10代を聴く(沢田蒼梧ほか) https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-6873.html
2015-07 

韓国の台頭 2018 ジュネーブ国際(澤田蒼梧)&浜松国際 https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-535c.html
2018-06-17 

「人は環境の子なり」 実践の成果を聴く 黒木雪音 https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-574f.html

未来を拓くコンサート 進藤実優 https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-eb1e86.html

 

2019年9月17日 (火)

佐藤晴真(チェロ)ミュンヘン国際第1位に

第68回ミュンヘン国際音楽コンクールで13日、ベルリン芸術大の佐藤晴真さん(21)=名古屋市出身=がチェロ部門で1位になりました。同部門で日本人の1位は初めての快挙です。(報道各社)

B_12698328
(AMATI提供・共同)

4年半前に、日本音楽コンクールチェロ部門で堂々の1位になった時、その受賞記念コンサートで初めて佐藤さんのチェロを聴きました。
高校生の彼はすでに輝かしい経歴の持ち主でしたが、まだあどけなさの残る少年でした。その時の感想です。

■ ご参考 第83回日本音コン受賞記念演奏会


その1年後、待望のソロリサイタルを聴く機会に恵まれました。圧巻の演奏会でした。その時の感想です。

■ ご参考 期待の若手奏者の”今″を聴く


今回、世界最高峰のコンクールの一つ「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門での優勝は、佐藤さんの力量からいって当然の結果かも知れませんが、やはり国際舞台で優勝することは並大抵のことではないと思います。心から祝福申し上げます。

また、このように音楽家の成長過程を聴けることは、音楽愛好家として望外の喜びです。益々のご活躍を祈念いたします。

 

 

2019年7月 8日 (月)

公式ピアノに新風か

東京オリンピック2020の公式時計(Official Timer)は「オメガ」です。残念ながら「セイコー」ではありません。日本が56年ぶりに開催する東京オリンピックに、日本の「セイコー」が選ばれなかったことは悔しいですが、このことは2009年に決まっていました。公式時計になるには多額のスポンサー料が必要ですが、その金額を払えるのは「オメガ」だけという現実があるようです。

ただ、公式という「お墨付き」がいただけることで、そのメーカーのブランド力は格段に上がります。前回1964年東京オリンピックの時は「セイコー」が選ばれ、その後セイコー(SEIKO)は、ソニー(SONY)、キャノン(CANON)と並ぶ世界の一流ブランドとなりました。

さて、クラシック音楽の世界では、権威ある国際コンクールで使用されるピアノを主催者が「公式ピアノ」として認定しています。

今回行われたチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門では、スタインウエイ(独)、ヤマハ(日)、カワイ(日)、ファツィオリ(伊)に加え、初めて中国のメーカーが公式ピアノとして参入しました。

800x600yznobg
中国製「長江」コンサートグランドピアノ ロゴが漢字で書かれている

ちなみに、ファイナルで各コンテスタントが弾いたピアノは、
 1位のカントロフ(仏)さんがスタインウエイ
2位の藤田真央さんがスタインウエイ
2位のシシキン(露)さんがスタインウエイ
3位のエミリャーノフ(露)さんがヤマハ
3位のメリニコフ(露)さんがスタインウエイ
3位のブロバーグ(米)さんがスタインウエイ
4位の中国人アン(安天旭 ) さんが、中国製の「長江(Yangtze River )」を弾きました。
※1位のカントロフさんは2ndステージではカワイを弾いていましたが、決勝ではスタインウエイを選んだようです。

今回は、2位が2名、3位が3名と異例の順位となりましたが、もちろんファイナルまで行くような人は実力に差はありませんから、このような順位になっても不思議ではありません。

そう言えば、審査委員長のマツーエフ氏は、1998年同コンクールで1位になった時はヤマハを弾きました。ロシアを代表するピアニスト マツーエフ氏は、ヤマハがお気に入りらしく、5年前のソチ五輪閉会式でもヤマハCFⅡを弾いています。

さて今回、各ピアノメーカーがしのぎを削る国際コンクールの舞台で、まだ創業20年(ブランド立ち上げ10年)にも満たない中国のメーカー「長江」が躍進したことは、セイコーが東京オリンピックに採用されなかった以上に驚くべきことです。

マツーエフ氏も、「ピアノにはそれぞれ個性があるが、色調の複雑さとダイナミクスの多様性に圧倒された。YangtzeRiver Piano(長江ピアノ)は、pppppからfffffまでの音を生成するという魔法が魅力だ。」 と絶賛しています。(翻訳は正確ではありません)

公式ピアノに新風を送り込んだ「長江」の次のターゲットは、多分ショパンコンクールの公式ピアノの座です。近年、中国人のコンクール参加者も多く、資金力のある中国がスポンサーとなれば、コンクール開催国にとっても悪くない話です。
しかし、ショパンコンクールは来年(2020年)秋です。時間的に難しいと思われますが個人的には気になるところです。

 

 

2019年7月 3日 (水)

ハプニングの思い出

この度行われた「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門で、中国人ピアニストが、伴奏を担当するオーケストラに、演奏する曲順を間違えられるというハプニングがありました。

ピアノ部門決勝で、20歳の中国人ピアニスト・安天旭(ティアンス・アン)さんは、1曲目にチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を、2曲目にラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」を弾くと主催者側に連絡していましたが・・・

実際にオーケストラが1曲目に演奏し始めたのは、「パガニーニの主題による狂詩曲」でした。余りにも予想外の出来事に驚いた安さんはオーケストラや指揮者を一瞬見つめました(下の写真)が、冒頭の数小節を弾き損ねてしまいました。(これは当然です)

20190702035646834
Record China 2019・7・2配信ニュースより

しかし、何とか気持ちを立て直し、すぐに演奏に集中し、それ以降の演奏は素晴らしく、終演後は会場に拍手が沸き起こったそうです。しかし、安さんは、決勝進出者7名中最下位(※)でした(お気の毒でした)。なお、2位に日本の藤田真央さんが入ったことは既報の通りです。
※2位が2名、3位が3名いますので、順位としては4位です


このようなハプニングは滅多にないことですが、私も50年もコンサートを鑑賞していますと、数々のハプニングに出会うこともあります。
そこで、私が経験した過去のコンサートで実際起きたハプニング、アクシデントをブログ上で述懐することにしました。

■ 指揮者カラヤンの棒の振り間違い

1984年10月18日(大阪シンフォニーホール)、あのカラヤンが棒を振り間違えて、演奏が中断してしまったのです。カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の大阪公演で起きた世紀の大ハプニングは今でも鮮明に覚えています。
プログラムは、R・シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」でしたが、カラヤン氏は何を思ったか、ドビュッシーの交響詩「海」と勘違いして棒を振り下ろしたのでした。
もちろん、出てきた音は、「ドン・ファン」でしたから、さぞカラヤンは驚いたことでしょう。私はパイプオルガン側の席でしたから、その時のカラヤンの苦笑いしたような表情がよく分かりました。曲は3小節で中断しましたが、その後の「ドン・ファン」の演奏は素晴らしいものでした。しかしその後カラヤンがシンフォニーホールで棒を振ることはありませんでした。(2年後サントリーホールオープン)


■ 幕が下りたイタリア歌劇団日本公演

1976年イタリア歌劇団日本公演(渋谷NHKホール)、世界的なソプラノ歌手 モンセラート・カバリェさんが主役の、「アドリアーナ・ルクヴルール(チレア作曲)の日本初演の晩にそのハプニングは起こりました。
第1幕の感動的なアリア「私は神のいやしいしもべ です」を歌い終わったカヴァリエさんは突然の体調不良で舞台を降板してしまったのです。舞台の幕は降ろされました。オペラ公演中に幕が下ろされることは非常事態です。臨時の長い休憩時間のあと、代役のガブリエッラ・ノヴィエッリ さんが出てきて再開されましたが、実力の差は歴然でした。私が24歳の秋の出来事です。


■ バーンスタインが急病、代役は若き佐渡裕氏に

1990年7月15日(横浜アリーナ)、指揮者バーンスタインとロンドン交響楽団(PMFとの合同有)演奏会で、バーンスタイン氏が病気で急遽帰国してしまい、代役が佐渡裕さんになりました(※大植英次さんも振りました)。当日、会場の張り紙を見てビックリ。まだ佐渡さんはデビューしたばかり30歳の若き指揮者です。余りにもバーンスタインとは「格」が違います。チケットは払い戻します、とありましたが、佐渡さんでもよければ5千円安くしますとのことでした(今ならありえません)。私は3歳の息子と来ていましたから、帰るわけにもいかず、佐渡さんの指揮で鑑賞しました。ものすごくエキサイトな演奏はよく覚えています。バーンスタイン氏はその年の10月帰らぬ人となりました。


・この他にも、マタイ受難曲の演奏中に、一階席の男性が体調を崩され倒れてしまいホール外に運び出されたり、世界的なピアニスト アシュケナージが、リサイタル中(愛知文化講堂)ホール内の騒音?のため、一旦退場して弾き直すことがあったり(モーツァルトのK331第1楽章でしたので、出だしのデリケートな音楽が台無しになった)、オケマン(楽団員)がステージから落ちて救急車が来たり、公演中に地震が発生して、ホール天井の大きなシャンデリアがユラユラ揺れたり、本番前の小澤征爾さんとロストロポーヴィチさんに楽屋口で話しかけられて、3人で記念写真を撮ったり、あるホールのトイレで小林亜星さんと連れションしたり(偶然)、ロビーで見かけた武満徹さんが一人でポツンと立っていて印象的だったり(その数年後1996年がんで亡くなる享年65歳)、など色々ありました。

どれも生の演奏会ならではの出来事ですが、今は良き思い出です。

 

2019年6月17日 (月)

チャイコフスキー国際コンクール2019 主な国別出場者

4年に一度のチャイコフスキーコンクール(第16回チャイコフスキー国際コンクール2019)が、まもなく(6月18日~予選開始)開幕します。

Tch

今回から管楽器部門が増え、コンテスタント(Contestants※コンクール出場者)は228名(※2019・6・16現在)になりました。国際コンクールとしては最大規模と思われます。

公式サイト の出場者を見ると、主催国のロシアが最多の82名ですが、次いで韓国の26名、米国の15名と続きます。管楽器に強いフランスは、管楽器部門に11名(ロシアに次いで多い)が出場し、計12名です。

日本人は8名(ピアノ1名、ヴァイオリン2名、チェロ3名、声楽0名、木管楽器1名、金管楽器1名)です。中国も8名、ドイツも8名、イタリア7名などが出場者の多い国です。特筆すべきは、モンゴルの5名ですが、すべて声楽部門でした。スイスも5名、英国4名です。
それにしても、韓国が相変わらず多いのに驚かされます。特に声楽部門に13名と、層の厚さを誇っています。

尚、今回は「クラシックTV.medici」によるコンクールの「全編無料配信」が決定しています。https://avex.jp/classics/tch16/

 

■その後、ピアノ部門の藤田真央さん、ヴァイオリン部門の北川千紗さん、チェロ部門の佐藤晴真さんら日本人3名が二次選考への進出を決めました。 おめでとうございます。

■2次審査が終了し、ファイナリストが発表されましたが、ピアノ部門で藤田真央さんが見事決勝進出を決めました!

■決勝で、藤田真央さんは2位! ロシアのドミトリ・シシュキンと並びで同点2位でした。
ちなみに、 ピアノ部門の優勝はフランスのアレクサンドル・カントロフさんでした。

当サイト注目記事

チャイコフスキーコンクール 2023 に ウクライナが参加?

 

 

 

より以前の記事一覧