チャイコフスキーコンクール国別出場者
2023 チャイコフスキー国際コンクール。
ロシア 中国で参加者全体の75%(178名)を占めるものの、西側諸国からも30名を超えるコンテスタントが出場!
■ 日本7名、韓国16名、アメリカ2名、イタリア4名、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダなど西側諸国からも合わせて30名超の参加者。
※日本人7名の皆さんおめでとうございます。
ピアノ部門
黒岩航紀さん
田所光之マルセルさん
ヴァイオリン部門
新井貴盛さん
今川こころさん
河井勇人さん
栗原壱成さん
安田理沙さん
※お名前に誤字があった場合はご容赦下さい
他にもスロベニア、セルビア、カザフスタン、ジョージア、モルドバ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ベトナム、コスタリカ、ベネズエラ、モンゴルなど世界23か国から計236名が出場します。
※ 詳しくは、公式サイト 出場者一覧 でご確認下さい
■ 心配なこと
1.日本の外務省によると、ロシア全土に危険情報として渡航中止勧告(レベル3)が出されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/
国際コンクールなのでもちろん渡航は可能ですが、緊張感はあると思います。
2.公式ピアノのメーカーは?
スタインウエイ(Steinway)は当然あると思いますが、欧州本社はドイツ ハンブルク、アメリカ本社は ニューヨークです。多少の気まずさはあるかもしれません。
日本のヤマハ、カワイは使われるでしょうか?まだ情報はありません。また、イタリアの ファツィオリはどうでしょう?
◎ライブ配信を見ると、日本のヤマハ、カワイは使用されています。
かなりヤマハを使う人が多いようです。
また、審査員に、日本の小林秀子氏の姿がありました。
ライブ配信 YouTube
そんな中で、間違いなく公式ピアノに採用されるのは、中国メーカーの「長江(Yangtze River)」です。前回2019年に初めて採用されています。長江については、当ブログ 公式ピアノに新風か をご覧ください。
長江グランドピアノ100台のコンサート 人民中国記事より 2021-10-14
コンクールは、この6月19日から7月1日まで開催され、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、木管、金管部門で競われますが、平和裏に無事終わること、日本人の活躍、合わせて戦争の早期終結を願うばかりです。
■ 田所光之マルセルさんの演奏は、1:21頃スタートです。
■ 黒岩 航紀さんの演奏は、3:09頃スタートです。
■ 速報
田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、第1次審査を通過して、2次予選に進みました!
※1次予選25名→2次予選進出15名
内訳は、日本2名、イタリア1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名、中国2名、ロシア7名です。
残念ながらヴァイオリン部門は、日本人(5名)の2次予選進出はありませんでした。
また、チェロ部門ではやはり韓国の活躍が目立ちます。1次予選出場6名中4名が2次予選に進出。
■ 速報Ⅱ
残念ながら、田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、2次予選通過は出来ませんでした。
※2次予選15名→3次予選進出 8名
内訳は、ロシア4名、中国1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名。