知られざる名曲 第324回 ザナルカンド にて / 植松伸夫
日本の作曲家 植松 伸夫(うえまつ のぶお、1959 - 高知県出身)にスポットを当てます。
Wikipediaによると、彼は12歳のときに姉のピアノを勝手に弄り始める。最初の作曲は小学生の時だった。高知学芸高等学校を経て、神奈川大学外国語学部英文学科卒業。CM音楽や映画作品の制作などを経て、1986年、『ファイナルファンタジーシリーズ』を手掛けることになる。
『ファイナルファンタジーシリーズ』の音楽における生みの親であり、世界的に高い評価を受けて、特に海外から「ビデオゲーム界のベートーヴェン」と評される。
第1作で作曲を担当していた植松伸夫の存在は、ゲーム音楽界で大きなウエイトを占めており、2005年には米国の『Time』誌において「現代の音楽における革新者のひとり」として紹介された。
- 現在、ファイナルファンタジー「愛のテーマ」は、小学校高学年の音楽の教科書に掲載されている。
いわゆる“立派”な音楽教育は受けておらず、音楽の成績も中の上であったという。作風は、壮大なクラシック風の曲から、ラウドロックまで多岐にわたる。今日まで、交響組曲ファイナルファンタジー - オーケストラ演奏(1989年7月)など、オーケストラや吹奏楽のコンサート、自身のバンドのライブも積極的に行っている。
■ ザナルカンドにて / 植松伸夫
演奏はチェロ 宮田大 ( Dai Miyata, 1981- ) 。中間部の感情の高まりが素晴らしい。さすが日本を代表する世界の宮田大である。
ピアノは、ジュリアン・ジェルネ( Julien Gernay, 1981- ベルギーのナミュール生まれ)
二人は同い年であった。
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