知られざる名曲 第311回 ピンクの桜 / ユーニケ・タンジル
インドネシアの作曲家でピアニストのユーニケ・タンジル(Eunike Tanzil 1998 - )にスポットを当てることにしました。
彼女は北スマトラ州メダンで生まれ育ち、5歳からピアノとエレクトーンを習い始めました。2014年、ヤマハエレクトーンコンクール アジアパシフィックでインドネシア代表となりました。
17歳になると、タンジルはバークリー音楽大学から全額奨学金を得て渡米し、映画音楽と作曲を専攻し、2021年に首席で卒業しました。その後、ジュリアード音楽院で作曲の音楽修士号を取得しました。現在はカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活動中です。(一部Wikipedia)
その叙情的な旋律線と感情豊かな和声進行を特徴とする音楽は多くのファンに愛されています。
クラシック、ジャズ、ワールドミュージックなど、様々なジャンルを網羅する音楽的才能を持ち、彼女の作品は聴衆の心に深く響く物語を紡ぎ出します。
ドイツ・グラモフォンとの独占契約に基づき、ユーニケは今年後半にベルリン・ドイツ交響楽団とのライブ録音によるデビューアルバムをリリースする予定です。
ユーニケの作品は、ボストン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、デトロイト交響楽団、ルイビル管弦楽団、ジャカルタ・シンフォニア管弦楽団、ロイヤル・バンコク交響楽団、ナッシュビル交響楽団、ケネディ・センター・ナショナル交響楽団など、著名なオーケストラによって演奏されてきました。
2025年には、彼女の最新オーケストラ作品「Ode to the City of Dreams」が、ロサンゼルス・フィルハーモニックによって名門ハリウッド・ボウルで初演される予定です。(詳しくはユーニケ・タンジル公式サイト)
■ ピンクの桜 / ユーニケ・タンジル(Eunike Tanzil - Pink Sakura)
クラシック音楽に、イージーリスニングの要素を取り込んだ傑作です。
ワルツに乗って流れる旋律美。気分は最高です。



