2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20240609_0001
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »

2025年7月の3件の記事

2025年7月26日 (土)

知られざる名曲 第311回 ピンクの桜 / ユーニケ・タンジル

インドネシアの作曲家でピアニストのユーニケ・タンジル(Eunike Tanzil 1998 - )にスポットを当てることにしました。

彼女は北スマトラ州メダンで生まれ育ち、5歳からピアノとエレクトーンを習い始めました。2014年、ヤマハエレクトーンコンクール アジアパシフィックでインドネシア代表となりました。

 17歳になると、タンジルはバークリー音楽大学から全額奨学金を得て渡米し、映画音楽と作曲を専攻し、2021年に首席で卒業しました。その後、ジュリアード音楽院で作曲の音楽修士号を取得しました。現在はカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活動中です。(一部Wikipedia)

28857532_s

その叙情的な旋律線と感情豊かな和声進行を特徴とする音楽は多くのファンに愛されています。

クラシック、ジャズ、ワールドミュージックなど、様々なジャンルを網羅する音楽的才能を持ち、彼女の作品は聴衆の心に深く響く物語を紡ぎ出します。

ドイツ・グラモフォンとの独占契約に基づき、ユーニケは今年後半にベルリン・ドイツ交響楽団とのライブ録音によるデビューアルバムをリリースする予定です。

ユーニケの作品は、ボストン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、デトロイト交響楽団、ルイビル管弦楽団、ジャカルタ・シンフォニア管弦楽団、ロイヤル・バンコク交響楽団、ナッシュビル交響楽団、ケネディ・センター・ナショナル交響楽団など、著名なオーケストラによって演奏されてきました。

2025年には、彼女の最新オーケストラ作品「Ode to the City of Dreams」が、ロサンゼルス・フィルハーモニックによって名門ハリウッド・ボウルで初演される予定です。(詳しくはユーニケ・タンジル公式サイト)

■ ピンクの桜 / ユーニケ・タンジル(Eunike Tanzil - Pink Sakura)

クラシック音楽に、イージーリスニングの要素を取り込んだ傑作です。
ワルツに乗って流れる旋律美。気分は最高です。

2025年7月25日 (金)

知られざる名曲 第310回 シンフォニーナ第2番 / クリストファー・リード

シンフォニーナ」はクラシック音楽の新しいジャンルです。

一番の特長は、演奏時間が短いことです。通常、シンフォニー(交響曲)は4楽章あり、およそ30分から長いもので60分を超えます。

この新ジャンル「シンフォニーナ」は、全曲(3~4楽章)で約10分です。


短いのでとても聴き易く、ある意味でクラシック音楽のポップミュージック化といっても良いでしょう。

小規模でも完成度は高く、特に若いクラシックファンに聴いて欲しい音楽(交響曲)です。

今までクラシック音楽に興味を持たなかった人にも聴いて欲しい音楽です。

Hq720_20250725172201

クリストファー・リード(1990年生まれ)は、職業的にもプライベートでも「裸足の作曲家」として知られ、ワシントン州シアトルを拠点とする受賞歴のある作曲家、編曲家、オーケストラ奏者です。様々な音楽スタイルにルーツを持つクリスは、あらゆる気分や感情、そして映画、舞台、ライブイベントなど、あらゆる状況に合わせて音楽を巧みにアレンジする優れた才能を持っています。

クリスは幼い頃から音楽が好きで(ジョン・バリーの「Somewhere in Time」のサウンドトラックや「オペラ座の怪人」のオリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディングは、クリスが成長期によく聴いていたアルバムの一部でした)クリストファー・リード公式サイトより

 

■ シンフォニーナ第2番 / クリストファー・リード(Symphonina No. 2 by Christopher Reed)



小規模で完成度の高いメロディック・シンフォニーです。この新しいジャンルによって、地球上の誰もが、老若男女を問わず、いつでもシンフォニー音楽を楽しむことができます。

デビッド・フォーゲル、CEO兼共同創設者 - シンフォニナ財団


演奏 管弦楽:ブダペスト・スコアリング・オーケストラ   指揮:ペーテル・イレーニ 

 

2025年7月 5日 (土)

知られざる名曲 第309回 沈黙のセレナーデより ”あなたなしで” / コルンゴルト

オーストリア出身の作曲家 コルンゴルト(Erich Wolfgang Korngold, 1897 - 1957) の2度目の登場です。

この作品は、喜歌劇『沈黙のセレナード』の美しい1曲 “あなたなしで~嗚呼あなたは~" を、ヴァイオリンとピアノ用に編曲したものです。(原曲は声楽と管弦楽)

4250527400838


屋根の上の蒼ざめた
雲の間から月が覗いてる
ひとりの学生が向こうの路地で
歌っている恋人の家の前

泉は再びざわめく
静かな孤独の間でそして
山の森の間を
昔の美しい時のように(歌詞一部 2017.09.05 藤井宏行氏訳 )


■ 沈黙のセレナーデより "
あなたなしで " / コルンゴルト



演奏は、韓国のヴァイオリニスト キム・ボムソリ(Bomsori Kim)です。



■ 知られざる名曲 コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 コルンゴルトの説明あり

https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-ee9a11.html


« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »