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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2025年4月26日 (土)

知られざる名曲 第304回 アリア Op 9 / ヴァインベルク

今回はポーランド、ワルシャワ出身の20世紀の作曲家 ミェチスワフ・ヴァインベルク( Mieczysław Wajnberg、1919-1996 )にスポットを当てます。

日本での知名度は全くありませんが、作曲家として多くの作品を遺しました。

主な作品には、22曲の交響曲、管弦楽曲、17の弦楽四重奏曲、8つのヴァイオリンソナタ、チェロの為の24の前奏曲、6つのチェロソナタ、6つのピアノソナタ、他の器楽曲、そして7つのオペラ、多くの映画音楽があります。

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画像 ワルシャワ ACワークス


第二次世界大戦(ナチスのポーランド侵攻)の影響で数奇な運命をたどった人物でしたが、詳細な足跡はWikipediaに載っていますので、ここでは触れません。

ただ晩年は、クローン病を発症し、長い闘病生活の末、1996年2月26日に亡くなりました(享年76歳)。

 

■ アリア Op 9 ( Aria, Op. 9 ) / ヴァインベルク ( Weinberg )



リトアニア出身の指揮者 ミルガ・グラジニーテ=ティーラは、ヴァインベルクの交響曲第2番と第21番に捧げたアルバムでドイツ・グラモフォンからのレコーディング・キャリアをスタートさせました。数々の賞を受賞し、グラモフォン誌の年間最優秀録音賞や、オーパス・クラシック年間最優秀指揮者賞も受賞しました。

このアルバムは、忘れ去られた作曲家ヴァインベルクの生誕100周年を記念してリリースされました。彼女はヴァインベルク:交響曲第3番、第7番などの作品を通して、ワルシャワ生まれの作曲家の音楽への認知を広めるという使命をもっています。(YouTube動画の説明より)

この作品は彼の人生を投影して純粋で調和が取れている美的感覚を有するものの、映像で見ると指揮者の内的エネルギーが放出されて、祈りにも似た高揚感を味わうことが出来ます。

オーケストラ演奏は、度々来日しているフランス放送フィルハーモニー管弦楽団。


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