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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2025年2月12日 (水)

知られざる名曲 第294回 Joined hearts(繋がる心) / エヴァンシア・レブツィカ 

世界で初めて映画音楽を書いたのは作曲家 サン=サーンスです。
 ご参考 映画「ギーズ公の暗殺」(1908年 仏映画『ギーズ公の暗殺』上映時間15分)

以後、プロコフィエフ、コルンゴルト、ショスタコーヴィッチ、サティなどの大作曲家も映画音楽を書きました。日本を代表する 山田耕筰も映画音楽を書いた一人です。

その流れは、マックス・スタイナー 、ミクロス・ローザ 、エンニオ・モリコーネやニーノ・ロータ、ジョンウイリアムズ、日本では伊福部昭、武満徹、久石譲、坂本龍一などに引き継がれ、クラシック現代音楽が聴衆から離れる中、映画音楽が聴衆の心をつかむことになりました。もう映画音楽を抜きにして音楽を語ることは出来ません。

当「知られざるクラシック名曲」シリーズでは、今後もクラシック音楽と同様に、映画音楽にスポットを当てて皆様にご紹介したいと思います。

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画像 ACワークス

今回は、ギリシャの作曲家 エヴァンシア・レブツィカ (Evanthia Reboutsika 1958- ) が書いた、トルコ映画『Two Hearts as One 』(ハサン・キラチ監督 2014年)の劇中曲「Joined hearts(直訳=繋がる心)」です。

エヴァンシア・レブツィカは、6歳の時にパトラス音楽院でバイオリンを学び始めました。その後、アテネ音楽院、ギリシャ国立音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院で学びました。幼い頃から兄妹とカルテットを組んで演奏し、ギリシャ国内外でツアーをしていました。

彼女の作品は、ローマ国際映画賞、カンヌ・インディーズ映画賞、ロンドン・ギリシャ映画祭などで受賞に輝き、国際的に高く評価されています。(公式サイト)


■ Joined hearts(繋がる心) / エヴァンシア・レブツィカ


1940 年代のツェネットの盛大な結婚式が映し出される。若いツェネット (ハンデ・ソラル) は、村の人気者ニヤズ (セルカン・シェナルプ) と結婚する。 2 人は深く愛し合っているが、不幸なことに、翌日、ニヤズはソ連軍に連行され、ドイツ軍と戦う軍隊に加わる。ニヤズは妻と離れ離れになり、スターリングラードの瓦礫の中で、妻のもとに戻る日々を想う。

 

■ ご参考

知られざる名曲 第121回 鉄道駅/ エヴァンシア・レブツィカ

 

 

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