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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2025年2月 3日 (月)

知られざる名曲 第291回 弦楽四重奏曲第16番 第3楽章 / ベートーヴェン 

小澤征爾が亡くなってもうすぐ1年が経ちます。(2024年2月6日逝去 享年88歳)

今回の知られざる名曲は、追悼の意味も込めて、生前 小澤征爾が指揮した、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番の第3楽章を、弦楽合奏で聴いてみたいと思います。(抜粋)

死の5か月前に完成したこの作品は、ベートーヴェンの弦楽四重奏最後の作品で、白鳥の歌(生涯最後の作品)といっても良いと思います。

一方、クラシックファンであっても、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は取っ付きにくいという人が多いのは事実です。

そんなクラシックファンに是非聴いて欲しい1曲です。

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画像 ACワークス


特に深い情感を湛えた、この弦楽四重奏曲第16番の第3楽章は、ベートーヴェンが長い闘病生活の中にあって垣間見た彼岸の世界を連想させます。

何と言っても、小澤征爾 入魂 の演奏です。つい美しくも深遠な音楽の世界に引き込まれるでしょう。


■ 弦楽四重奏曲第16番 第3楽章 / ベートーヴェン  ※抜粋版(3分20秒)



この3楽章を全部(約9分)聴きたい方は→https://www.youtube.com/watch?v=oGsnJn7yI6c
終演して長い間の沈黙をお聴き下さい。沈黙の中に音楽があります。


演奏:スイス小澤征爾国際アカデミー 小澤征爾指揮弦楽アンサンブルオーケストラ


尚、当日の演奏を全部(29分35秒)聴きたい方は→https://www.youtube.com/watch?v=s43TPuZsQTY 

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