2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

開設以来のバックナンバー

書の作品

  • Img_20190628_0001_new
    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
フォト
無料ブログはココログ

« 知られざる名曲 第282回 私を離さない愛 / エレーヌ・ハーゲンバーグ | トップページ | 知られざる名曲 第284回 ピアノ三重奏第2番ホ短調第1楽章 / サン=サーンス »

2025年1月 6日 (月)

知られざる名曲 第283回 武蔵坊弁慶 オープニングテーマ / 芥川也寸志

前々からこのシリーズの候補だった NHK新大型時代劇 「武蔵坊弁慶」の オープニングテーマ をご紹介します。39年も前のテレビ番組ですが、年配の方は覚えていらっしゃると思います。かく言う私もその一人です。

今では娯楽用の時代劇は全滅してしまいました。昔は、水戸黄門、暴れん坊将軍、必殺仕事人、大奥、遠山の金さん、銭形平次、大岡越前、忠臣蔵など時代劇全盛でした。多くは勧善懲悪で人情豊か、時代劇はテレビの花形でした。

何故時代劇が衰退したかと言うと、先ず製作費に金が掛かるからです。時代劇では建物も衣装も小道具も、何もかも作らねばなりません。昔の所作や殺陣を教える時間と手間も必要になります。

さらに、時代劇を見ているのは高齢者ということで、スポンサーは、購買力のある若い層が見る番組を好み、時代劇を敬遠しがちになったからでしょう。(一部読売新聞オンラインより)

41sujm7rnjl_ac_uf350350_ql80_
画像 NHK武蔵坊弁慶 中村吉右衛門(1986年)

この「武蔵坊弁慶」の オープニングテーマは、赤穂浪士のテーマ曲に次ぐ名曲です。芥川也寸志(1925 - 1989)の真骨頂と言える音楽です。

絶え間なく続く打楽器のリズム、前進する軽快な音楽、それでいて旋律は切なく、主人公の悲劇を連想させます。

■ 武蔵坊弁慶 オープニングテーマ / 芥川也寸志

演奏は、指揮:飯守泰次郎 新交響楽団 です。

バックの日本画は、葛飾北斎の「すずめとマグノリア」です。



■ 今まで取り上げた邦人作品リスト

 

 

« 知られざる名曲 第282回 私を離さない愛 / エレーヌ・ハーゲンバーグ | トップページ | 知られざる名曲 第284回 ピアノ三重奏第2番ホ短調第1楽章 / サン=サーンス »

音楽」カテゴリの記事

知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」カテゴリの記事