知られざる名曲 第287回 Melody (メロディ) / ミロスラフ・スコリク
ロシア・ウクライナ戦争は、2022年2月24日に侵攻が始まって以来、もうすぐ3年が経過しようとしています。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道では、両国の兵士の死傷者数は100万人(民間人含まず)を超えたとのこと。
いったい何のための戦争だったのでしょうか? あまりにも不条理で、あまりにも悲惨です。一部の軍需産業が大儲けしたに過ぎません。
今回は、ウクライナの作曲家 ミロスラフ・スコリク ( Myroslav Myxajlovyč Skoryk , 1938 - 2020)の代表作「ヴァイオリンと管弦楽のためのメロディイ短調」にスポットを当てました。
画像 ウクライナ リヴィウ街並み ACワークス
あまり知られていませんが、この曲は1982年のソ連の戦争映画『ヴィソキー・ペレヴァル』 "Vysokyy pereval" のために作曲された映画音楽です。
元々はフルートとピアノのために作曲されましたが、その後、多くの楽器用に編曲されています。
近年は、ロシアのウクライナ侵攻に関連して、平和を希求するチャリティコンサートなどで頻繁に演奏されています。
■ Melody (メロディ) イ短調 / ミロスラフ・スコリク
演奏は、ヘルマン・マカレンコ 指揮、キエフ・クラシック管弦楽団
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