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2024年10月19日 (土)

知られざる名曲 第269回 おお、私の不滅の竪琴よ / グノー

本日の主役 シャルル・フランソワ・グノー(Charles François Gounod、1818 - 1893)はフランスの作曲家です。最も有名な曲は、「アヴェマリア」でしょう。

グノーのアヴェ・マリアは三大アヴェマリア(グノー、カッチーニ、シューベルト)の一つで、 誰もがご存じだと思います。

この作品は、バッハの《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》の「前奏曲 第1番 ハ長調 BWV 846」を伴奏に、ラテン語の聖句「アヴェ・マリア」を歌詞に用いて完成させた歌曲です。

この曲が余りにも有名なため、グノーの他の作品は、オペラ「ファウスト」以外は、このアヴェ・マリアの陰に隠れてしまいました。

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画像 カルチェラタン ACワークス

グノーはパリに生まれ、ピアノ奏者の母に音楽の手ほどきを受ける。パリ音楽院に学び、ローマ大賞を得てローマに3年間留学。同地でパレストリーナの教会音楽やJ.S.バッハらのドイツ音楽に開眼し、帰国後しばらくは教会オルガン奏者を務める一方聖職者を志して神学を学び、宗教音楽に打ち込んだ。

のちオペラに向かい,1851年に最初のオペラ「サッフォー(英語版)」を作曲した。その後オペラ「ファウスト」で成功。一時期ロンドンで活動するが、晩年は再び宗教音楽に専心し、オラトリオなどを完成した。ベルリオーズが切り開いたフランス近代音楽の継承者として、その節度ある音楽美学はのちのフランスの作曲家の範となった。

グノーは、ビゼーなどの多くの作曲家から尊敬され、慕われる人物ではあり続けたが、晩年には時代遅れと評され、その後『ファウスト』以上の成功を記録することはなく、彼の名は徐々に忘れ去られていった。彼はパリ近郊のサン=クルーの自宅で75歳の生涯を閉じた。(コトバンク、Wikipedia参照)


今回は、そんな グノーの知られざる名曲として、オペラ「サッフォー」より、メゾソプラノのアリア「おお、私の不滅の竪琴よ」を選びました。

■ おお、私の不滅の竪琴よ "Ô ma lyre immortelle"/ グノー(Gounod)


このオペラは、古代ギリシアの女流詩人サッフォーが,美貌の青年ファオンを恋するあまり海に身を投じたという伝説によるものです。芸術の理想と現実生活との対立を描いた格調高い作品と評価されています。

サッフォーの最後の独白「おお、私の不滅の竪琴よ」には、グノーが以前に作曲した名歌「漁師の歌」のメロディーが使用されています。

オペラは大ヒットしませんでしたが、アリア「おお、私の不滅の竪琴よ」は、それ自体で非常に人気を博し、多くの名歌手によって録音されています。オランダの編曲家 ロジャー・ニーゼは、このアリアをメゾソプラノと管弦楽用に編曲しました。

歌っているのは、スイス出身のメゾソプラノ歌手 マリーナ・ヴィオッティ。両親は音楽家です。彼女は好奇心旺盛な性格で、ジャンルにとらわれず、クラシック音楽だけでなく、ジャズ、メタル、シャンソンも研究しました。

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