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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2024年8月17日 (土)

知られざる名曲 第254回 3つの夜想曲 Op. 14:No.1 / フランショーム

フランスの作曲家でチェリストの オーギュスト・フランショーム(Auguste-Joseph Franchomme 1808 - 1884)の夜想曲を聴いてみましょう。うっとりするような美しさです。


彼は12歳から音楽の専門教育を受け、17歳でパリ音楽院で才能が開花し、さまざまなオーケストラと共演するようになり、20歳でサント・シャペル(聖なる礼拝堂)のチェリストに就任しました。

そして、メンデルスゾーンとも親交を結び、ショパンとも親しくなりました。ショパンは、自身の唯一のチェロ作品である「チェロ・ソナタ ト短調」作品65をフランショームに献呈しています。やがて彼はパリ楽壇の中心人物になっていきます。

1846年には、恩師ノルブランの後任として、パリ音楽院チェロ科の主任教授に就任、フランショームは当時の最も著名なチェリストであり、弓奏法の技術を洗練させるのに寄与しました。彼はフランスのチェロ楽界に、優雅さ、甘美さ、軽やかさという特色をもたらしたのです。

作曲家としてはチェロ協奏曲を含む 55曲のチェロ作品を遺しており、1884年に音楽界への貢献が認められ、レジオン・ドヌール勲章(ナポレオンにより1802年に制定されたフランスの栄典)を授与されました。(Wikipedia参照)

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画像 ACワークス


演奏は、ベルギー系フランス人の カミーユ・トマ。
チェロの女神とも言われ日本でも人気のチェリストです。2022年には初来日も果たしています。

■ 3つの夜想曲 Op. 14:No.1 / フランショーム



優雅で洗練された演奏です。

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