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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2024年8月21日 (水)

知られざる名曲 第256回  オーボエ協奏曲 第1番 / ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン

ドイツの作曲家で ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン(Ludwig August Lebrun, 1752 - 1790)に焦点を当てます。ルブランは当シリーズ初登場です。

彼は、オーボエのヴィルトゥオーソとしても高名で、マンハイムのオーケストラの首席オーボエ奏者としても活躍していました。バレエ音楽や室内楽曲などを残しましたが、中でも6曲のオーボエ協奏曲は、今日オーボエの重要なレパートリーとなっています。

モーツァルト(1756 - 1791) と同世代で、ルブランがウィーンに行ってモーツァルトの家に泊まったりするほど親しい関係にありました。この二人が35歳(モーツァルト)、38歳(ルブラン)と、短命だったのは残念としか言いようがありません。

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画像 ACワークス

ご存じの通り、オーケストラのコンサートに行くと、先ずオーボエが最初の標準音(A音=標準音) を担当します。オーボエはオーケストラにとって無くてはならない大事な存在です。

モーツァルトやルブランが活躍した18世紀は、オーボエが独奏楽器として最も華やかに活躍した時代でもありました。

■ オーボエ協奏曲第1番 ニ短調 第1楽章 / ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン



甘美な中にも古典派らしい格調の高さが輝く名曲です。心の充足感を覚えました。

演奏は、オーボエの名手 ハインツ・ホリガー(Heinz Holliger 1939 - )です。



続きは

第2楽章 https://www.youtube.com/watch?v=LGyFS6S1VoI
第3楽章 https://www.youtube.com/watch?v=PdoJhT9MAxo

 

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