知られざる名曲 第248回 ああ幾たびか / ベッリーニ(チェロ編曲版)
オペラ作曲家として有名な ベッリーニ(VincenzoBellini, 1801 - 1835)はシチリア島・カターニアに生れました。
オペラ「ノルマ」や「夢遊病の女」など数多くの名曲を遺しましたが、当知られざる名曲には初登場になります。
彼はロッシーニやドニゼッティと共に19世紀前半のイタリアオペラ界を代表する天才であり、父親も祖父も音楽家で、音楽を学ぶ前から作曲を始めたという神童でありました。かつてはイタリアの紙幣にも肖像画が使われていたほどです。
18歳でナポリの王立音楽院に入学。30歳で オペラ『夢遊病の女』を発表。大好評を得て彼の代表作となりました。
その後、慢性の腸疾患にかかり1835年9月23日 34歳という短い生涯を閉じました。
画像 イタリア 5000リラ 旧紙幣 ベッリーニ
今回は、オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」より アリア「ああ幾たびか」を、チェロの演奏でお聴き下さい。
ちなみに、「カプレーティ家とモンテッキ家」とは、英語では「キャピュレット家とモンタギュー家」となります。
尚、グノー (1818-93))は、オペラ「ロミオとジュリエット」を作り、プロコフィエフ(1891-1953) はバレエ音楽「ロミオとジュリエット」 を書きました。
■ ああ幾たびか / ベッリーニ(チェロ編曲版)
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