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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2024年7月 4日 (木)

知られざる名曲 第247回 ラメント / アレクセイ・ショア

今回は、ウクライナ出身の米国の作曲家 アレクセイ・ショア(Alexey Shor、1970-)の初登場です。
彼は、米国で1996年に数学の博士号を取得し、2016年まで幾何学、動的システムの数学者として働いていた異色の作曲家です。

彼の作品は世界の一流ホールで演奏され絶賛を浴びました。ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、カーネギーホール、ケネディ・センター(ワシントン DC)、モスクワ音楽院大ホール、マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)、クレムリン宮殿(モスクワ)、コンセルトヘボウ(アムステルダム)など。

そして彼の音楽は、メディチTV、メッツォ、ユーロニュースで放送されました。ショア氏の音楽は、フォックス・ビジネス・ニュース、ブルームバーグ・ニュース、ニューヨーカー、ヤフー、ハフィントン・ポストのウェブサイトで紹介されました。

彼のバレエ音楽「水晶宮」序曲は、ロンドンで開催された第40回グラモフォン・クラシック音楽賞の授賞式で演奏されました。2018年、彼はエレバンのコミタス国立音楽院の名誉教授に任命されました。 2022年、ショア氏はユーディ・メニューイン音楽学校の初代準作曲家に任命されました。アルメニア国立交響楽団の専属作曲家でもあります。

日本ではあまり知名度がありませんが、まさに21世紀を代表するクラシック作曲家です。

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画像 ACワークス

ご紹介する曲は、"Lament" (嘆き)。ロシア民謡「Таганка」からインスピレーションを得た曲と言われています。

チェロは、米国のチェリスト テッサ・シーモア(1993-)。指揮は ケンショウ・ワタナベ。

■ ラメント / アレクセイ・ショア



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