知られざる名曲 第250回 「ノックス」/ エレーヌ・ハーゲンバーグ
従来のクラシック音楽には無い「新しい響き」「新しい感覚」。作風に共通する「深い癒し」。
アメリカの現代作曲家 エレーヌ・ハーゲンバーグ (Elaine Hagenberg 1979- ) の音楽に触れてみます。
彼女はアイオワ州デモイン出身、地元のドレイク大学で音楽教育学を学んだ後、9年間音楽教師として勤めた後、作曲家、指揮者に専従、作品がACDA (アメリカ合唱指揮者協会) で取り上げられたことをきっかけにその名を全米で知られるようになりました。(パナムジカサイトより)
最近では、合唱楽譜が日本でも売り出されています。
画像 アイオア州デモイン Wikipediaより
この曲は、5楽章からなる組曲 「Illuminare」 の 第3楽章にあたる作品です。キリエのテキストを用いた音楽は、進行と共に「Nox et tenebrae (夜と闇) 」へと進み、そこにパーカッションも加わることで強烈なインパクトを生み出します
■ 「ノックス」/ エレーヌ・ハーゲンバーグ
エレーヌ・ハーゲンバーグ 公式サイト
https://www.elainehagenberg.com/
※さまざまな作品が聴けます