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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2024年3月の2件の記事

2024年3月17日 (日)

知られざる名曲 第239回 別れの協奏曲 / ジョルジュ・ドルリュー

フランスの作曲家 ジョルジュ・ドルリュー(Georges Delerue, 1925 - 1992)、2度目の登場です。

名門パリ音楽院に学んだ彼は、9 つのバレエ、2 つのオペラ (「Le Chevalier de Neiges」、「Medis et Alyssio」)、2 つの室内オペラ (「Ariane」、「Une Regrettable Histoire」) を作曲しましたが、その後は映画音楽に才能を発揮してアカデミー賞も受賞、やがてフランス政府から芸術文化勲章を授与されるに至りました。

今回は、1992年のフランス映画「愛と戦火の大地」(原題:Dien Bien Phu ディエンビエンフー)から「別れの協奏曲」(Concerto de l'Adieu)にスポットを当てました。

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映画「愛と戦火の大地」

54年3月13日、ハノイ。著名な米国人ジャーナリストのシンプソン(ドナルド・プレゼンス)が、取材を続けている。一方、ハノイから350km 離れたディエン・ビエン・フーでは、ある軍曹に率いられた現地人の小隊がヴェトナム砲撃隊の猛攻を受けていた。

第二次大戦後の民族運動期に勃発したインドシナ戦争の実態を、最大激戦地〈ディエン・ビエン・フー〉を舞台にドキュメンタリー・タッチで描いた戦争ドラマ。


■ 別れの協奏曲 / ジョルジュ・ドルリュー

ソロヴァイオリンの シズマロヴィッチは、来日経験もあるスロバキアのヴァイオリニストです。

戦争映画の音楽は、何故美しいのでしょうか。技巧的ではなく、あくまで音楽的なところが心に響きます。

 

2024年3月 3日 (日)

知られざる名曲 第238回  コラール・エレジー / カール・ジェンキンス 

イギリスの作曲家 カール・ジェンキンス(Karl Jenkins 1944- )の3度目の登場です。

カール・ジェンキンス卿は、御年80歳ですが、 2023年のユネスコ平和コンサートで、47カ国の数百人の音楽家を集め、壮大なスケールの「ワン・ワールド」という楽曲を自らの指揮で演奏しました。(世界初演)

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画像 ワン・ワールド世界初演(2023)

今回選んだ「知られざる名曲」は、まさに現役作曲家の ジェンキンスが作った Symphonic Adiemus(シンフォニック・アディエマス)の中の1曲「コラール・エレジー」(悲しみのコラール 2017年)です。

アディエマス語と呼ばれる架空の言語を歌詞に用い、クラシックとワールド・ミュージックを融合させたヒーリング系の音楽が聴く人の胸を打ちます。

■ コラール・エレジー / カール・ジェンキンス

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