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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2024年2月12日 (月)

知られざる名曲 第236回 愛は私に希望を告げた / オラツィオ・ミチ

今回は、ドイツグラモフォンの新譜から、バロック時代に活躍したイタリアの作曲家 オラツィオ・ミチ( Orazio Michi 1594-1641)の、「愛は私に希望を告げた」をお聴き下さい。この作曲家は私も初めて聞く名前です。


古代ギリシアの叙事詩人 ヘシオドスは、『労働と日々』という叙事詩の中で、大地(ガイア)には、神々から人間にいたる間に、黄金、白銀、青銅、英雄、鉄という5つの種族が次々と現れたとして、それぞれの世代の特徴を述べています。(世界史の窓 参照)

第1時代は「黄金の時代」、第2時代が「白銀の時代」、第3時代が「青銅の時代」、第4時代が「英雄の時代」、第5時代が「鉄の時代」です。


黄金時代、人びとは神々のように、煩わしさを知らず、苦労も心身の痛みも知らず、あわれな老いの悲しみにもさいなまれることはなかった。生は喜びに満ち、死も眠りと変わることなく、麦畑はありあまる稔りをもたらし、人びとは仕事を分かち合い、かずかずの幸いをわかちあった。

しかし時を経て今は「鉄の時代」だと言われています。

鉄の時代、これからの人間はもう鉄の時代だ。陽のあるかぎり、苦労をまぬがれず、夜の一刻も悲嘆をわすれえず、衰滅の道を歩むにちがいない。神々のもとからは手に負えぬ心痛がやってくる。・・・正義は力にありとする輩で、互いにその国を侵すことになるであろう。

私腹を肥やす政治家たち。正義は金。裏金問題で揺れる今の日本のようです。

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この絵画は、フランスの画家 アンリ・フレデリック・ショパンが描いた『黄金の時代』です。
人間も動物も自然もすべてが調和するエデンの園でした。

※本物は岐阜県垂井町の半兵衛ガーデンにあります。



今回の知られざる名曲 オラツィオ・ミチの「愛は私に希望を告げた」を聴いた時、私はこの「黄金の時代」を思い出しました。
平和で、喜びと愛情に満ちています。胎児がお母さんのおなかの中にいるような安心感も感じます。

■ 愛は私に希望を告げた / オラツィオ・ミチ


原曲は恋人の嘆きを歌った声楽曲ですが、バロック・ハープ奏者のルイーゼ・エンツィアンと、サックス奏者のアシャ・ファティエヴァによる演奏は上質なバロック音楽に仕上がっています。

尚、作曲した オラツィオ・ミチはハープ奏者でもありました。ハープとソプラノサックスの音色がこんなに相性がいいとは思いませんでした。ドイツグラモフォンに感謝です。

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