有名クラシック曲 極上編 No.4 熊蜂の飛行 / リムスキー=コルサコフ
「熊蜂の飛行」は誰もが聴いたことのあるクラシックの有名曲です。
作曲は、ロシアの作曲家 リムスキー=コルサコフ(Rimsky-Korsakov, 1844 - 1908)です。
オペラ『サルタン皇帝』(プーシキン原作)の中の間奏曲で、管弦楽で演奏されますが、ヴァイオリン、チェロ、トランペットなど様々な楽器に編曲されています。
今回は、ピアノ独奏でお聴き下さい。
熊蜂の羽音を表現するため、奏者は超高速で演奏します。
今回の動画に登場するピアニストは、1987年、中国で生まれた ユジャ・ワン(Yuja Wang)です。来日も多く、生のステージに接した方も多いと思います。
尚、ピアノ独奏用に編曲したのは、ハンガリーのピアニスト ジョルジュ・シフラ(Georges Cziffra, 1921 - 1994)です。この編曲は演奏が最も難しいと言われていますが、果たして ユジャ・ワンはどう演奏するでしょうか?
■ 熊蜂の飛行 / リムスキー=コルサコフ
余り速過ぎて指がハッキリ見えませんが、テンポが速いだけでなく、音楽的な表現力は卓越しています。
この演奏を聴いていると、熊蜂が目の前に迫ってくるからです。
まさに「神わざ」としか言いようがありません。