知られざる名曲 番外編46 ふるさとの山に向ひて (混声四部合唱)/新井 満
合唱曲には名曲が多くあります。合唱ファンの一人として、今回は日本の合唱曲「ふるさとの山に向ひて」を選びました。
石川啄木の有名な詩に、作曲家の 新井 満(あらい まん、1946 - 2021年)が曲をつけました。
画像 ACワークス(株)
ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな
石川啄木 第一歌集『一握の砂』より
わずか26歳で生涯を閉じた詩人(歌人) 石川啄木の愛した ふるさとの山は、岩手県の最高峰「岩手山」であると言われています。
啄木は、北上川から望む「岩手山」の美しい景観を見たのでしょうか。
この曲を聴くと、心が洗われるような感動に包まれます。
■ ふるさとの山に向ひて (混声四部合唱)/新井 満
作曲の 新井 満氏は、大ヒット曲「千の風になって」の翻訳と作曲で知られる芥川賞作家です。
上智大学グリークラブ(男声合唱団)出身ですが、重病を患い生死の境目を彷徨ったため入院退部。
何とか治癒して生きる喜びを強く実感します。
それ以降、美しいものを発見して伝えることをライフワークとして生きていきたいと誓いました。
(Wikipediaより)
■ ご参考
↓ 国立台湾大学合唱団が日本語で歌った「千の風になって」
素晴らしいの一言です!
https://www.youtube.com/watch?v=WRK9lc_afY0