知られざる名曲 第218回 秘密諜報員 / フィリップ・グラス
以前 YouTube を見ていて偶然この曲に出会いました。
曲名が「秘密諜報員(The Secret Agent )」?
このインパクトのある作品を、知られざる名曲に入れるかどうか迷ったのですが、どこかバッハの無伴奏チェロ組曲風の古典的な作風と、流動的な音楽と映像に新しいクラシック音楽の可能性を感じ、今回このシリーズに加えさせて頂くことにしました。是非お聴き下さい。
画像 ACワークス(株)
作曲家のフィリップ・グラス(Philip Glass 1937- アメリカ合衆国 メリーランド州 ボルチモア出身)は、ユダヤ系一家に生まれ、子供の頃からピーボディ音楽院でフルートを習いました。
15歳でシカゴ大学に入学。卒業後、ジュリアード音楽院に進み、そこでは主に鍵盤楽器を弾くようになります。
卒業後フランスで、著名な音楽家 ナディア・ブーランジェに師事し、ラヴィ・シャンカール(インドのシタール奏者)と共に働いた後、宗教的な理由から北インドへ旅行し、そこでチベット難民と出会います。
1972年、グラスは仏教徒となり、ダライ・ラマ14世に面会しました。グラスはチベット問題に強い関心を持ち、チベット難民を強力に支援しています。(一部Wikipediaより)
作品は、交響曲(12曲)を始め、オペラ作品、協奏曲、室内楽、弦楽四重奏から映画音楽まで多岐に及びます。
■ 秘密諜報員 (アルバム ガラスの反射より)/ フィリップ・グラス
演奏は、 コンフント・イベリコ・チェロ八重奏団[イベリア・チェロ八重奏団]。
ピアソラの演奏に定評があります。
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