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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2023年8月 8日 (火)

知られざる名曲 番外編39 エチュード Op.25,No.7 / ショパン(グラズノフ編) 

ショパン(Chopin 1810-1849)は、生涯に258曲作曲したとされます。
尚この曲は、短命だったショパン24歳の作品です。

ショパンはピアノの詩人と言われましたが、もちろん ピアノ曲は大人気で、幻想即興曲、別れの曲、ノクターン2番、革命エチュード、英雄ポロネーズ、子犬のワルツなどは、知らない人はいないと思います。

今回の エチュード(練習曲 嬰ハ短調) Op.25,No.7 は、ショパンの人気ランキングの ベスト50には入りません(※)が、その深い味わいは聴く人の心をとらえて離しません。
※ランキングは調査機関によって違います

この曲は、二つの旋律がオペラの二重唱のように寄り添う構成から、「恋の二重唱」と呼ばれることがあります。

また、練習曲ですが、特に左手の完璧な音とフレージングに焦点を当てていることから 左手で演奏されるメロディーラインのため、海外では、音域的に『チェロ(Cello)』の愛称で呼ばれることがあります。

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画像 ACワークス(株)


ロシア帝国末期からソビエト連邦建国期の作曲家 グラズノフ(Glazunov 1865 - 1936) は、この作品を、チェロとピアノ演奏用に編曲しました。

その秀逸なアレンジによって 今では世界中のチェロ奏者によって演奏されています。


■ エチュード Op.25,No.7 / ショパン(グラズノフ編)



チェロは、アルゼンチンのソル・ガベッタさん。ピアノは、ロシアの ポリーナ・レスチェンコさん。二人は1981年生まれ(同い年)です。


この曲を聴いて 好きになった方は、原曲のピアノソロを聴いてみて下さい。

 ↓

https://www.youtube.com/watch?v=OpBdHWGoyug

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