知られざる名曲 番外編33 亡き王女のためのパヴァーヌ(アレンジ版)/ ラヴェル
ラヴェル作曲の有名な「亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante défunte, M. 19」を、ヴァイオリンとピアノ用に編曲した作品です。 (arranged by Ketan Bhatti)
「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、ラヴェルが ベラスケスの描いたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲したとされます。
王女マルガリータの肖像 ベラスケス(ルーブル美術館)
ノスタルジックな音楽、ほのぼのとしたアニメーションに胸が熱くなります。
■ 亡き王女のためのパヴァーヌ(アレンジ版)/ ラヴェル
ヴァイオリンは、フランスの女性ヴァイオリニスト エスター・アブラミ(Esther Abrami 1996- )さん。
英国のクラシック専門のラジオ局「クラシックFM」で作曲家ジュリアン・ロイド・ウェバーが選定した「30歳未満の30人のクラシックアーティスト」の1人に選ばれ、同世代の最も有望な若いクラシック音楽アーティストの1人として認められています。(タワーレコード記事)
ピアノは、パレスチナの男性ピアニスト イヤード・スギャエル(Iyad Sughayer 1993- )さん。
5 歳でピアノを弾き始め、ヨルダンのアンマンにある国立音楽院で学びました。アンマン交響楽団のピアノ作曲家兼指揮者。現在欧米で活躍する俊英ピアニストです。
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