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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2023年6月の9件の記事

2023年6月28日 (水)

知られざる名曲 第204回 Consolation(慰め)/ ポール・イボットソン

日本では連日のように殺人などの凶悪事件のニュースがテレビで流れています。

悲惨な事件に心が痛む人は多いと思います。テレビを付けると朝から気分が悪くなります。


そんな時、YouTubeで「Consolation(慰め)」という曲に出会いました。美しい旋律に癒されました。

作曲は、ポール・イボットソン(Paul Ibbotson)  というイギリス人です。

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画像 カモミール(花言葉 癒し)ACワークス(株)


初めて聞く名前でしたが、彼の作品はロマンティックで、古典的手法で書かれています。

チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノソナタなどの他、現在は 最初のピアノ協奏曲に取り組み、最初の交響曲を完成させています。


■ Consolation(慰め)/ ポール・イボットソン



 演奏は、フランスの女性ヴァイオリニスト、エスター・アブラミ(Esther Abrami)さん。

ピアノは、ヨルダン出身のピアニスト、イヤード・スギャエル (Iyad Sughaye)さん。




2023年6月26日 (月)

知られざる名曲 第203回 イタリアン・ポルカ / ラフマニノフ

クラシック曲も YouTube のような動画で見ると面白いものです。

ピアノの動画で良くあるのは、次々とブロックが落ちてくるアニメーションです。
これはゲーム感覚で音楽が聴ける素晴らしいアイデアです。

音の長さや、音の高低、テンポなどが ビジュアルで分かるので、音楽の構造が何となく分かります。


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今回の動画も、この手法を使ったものです。

曲は、ロシアの作曲家 ラフマニノフ( Sergei Vasil'evich Rachmaninov 1873 - 1943)の「イタリアン・ポルカ」です。

彼がイタリアを旅行した際、街で聞いた辻音楽師の演奏から曲想を得たと言われています。

原曲は連弾曲(1台のピアノを2人で演奏)ですが、今回はピアノソロ(アレンジ版)で演奏されます。アレンジしてあるとは言え、2人分を1人で弾く訳ですから、驚異的なテクニックが必要です。


■ イタリアン・ポルカ / ラフマニノフ



この作品は、出来たら3回聴いて欲しいのです。
↑ 上の動画で聴かれたら、

■ 次は吹奏楽で  https://www.youtube.com/watch?v=Nsd5xLmPLeM
ラフマニノフらしくない軽快で乗りの良い音楽です。

■ 最後はアニメを楽しんで下さい https://www.youtube.com/watch?v=3cyS2le3euQ


2023年6月24日 (土)

映画「ふたりのマエストロ」

本作の主人公はフランス・パリのクラシック界で活躍する指揮者ドニ。彼の父フランソワもまた、輝かしいキャリアを誇るベテラン指揮者だ。

親子(父と息子)は共に マエストロ!

そんなある日、父のフランソワに1本の電話が入る。

それは夢にまで見た「ミラノ・スカラ座」の音楽監督就任の依頼だった。

だが翌日、スカラ座の総裁はドニを呼び出す。なんと依頼は誤りで、フランソワ宛てではなく息子ドニ宛てのものだったのだ。

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(C)2022 VENDOME FILMS - ORANGE STUDIO - APOLLO FILMS

映画「ふたりのマエストロ」 2022年製作/88分/フランス 原題:La Scala

8/18(金) 全国順次公開決定!

ふたりのマエストロ 予告編

■ 劇中挿入曲
ブラームス   間奏曲第7番
ベートーヴェン 第九交響曲
シューベルト  セレナーデ
ラフマニノフ  ヴォカリーズ
モーツァルト  フィガロの結婚序曲
        ヴァイオリン協奏曲第5番
ドヴォルザーク 母が教えたまいし歌

知られざる名曲 第202回 交響曲第4番第3楽章より / マーラー

当「知られざるクラシック名曲シリーズ」、初登場の マーラー(Gustav Mahler, 1860 - 1911)が今回の主役です。

マーラーは交響曲が有名で、日本では演奏機会も多く人気の作曲家ですが、演奏時間が長いことで知られています。
最も短い交響曲で約60分。長いもので1時間40分にも及びます。聴くにも体力が要るのがマーラーです。

ですから、CDのマーラー交響曲全集は持っていても、生の演奏会で全曲を聴いた人は少ないと思います。

今回は、その中でも比較的演奏時間の短い(約55分)の交響曲第4番、その第3楽章の一部をご紹介します。

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画像 ACワークス(株)

マーラーの弟子で高名な指揮者の ブルーノ・ワルターは、この曲を「天上の愛を夢見る牧歌である」と語っています。

天上の愛を夢見るとは、彼岸の世界に想いを馳せるということです。その意味で、同じマーラーの交響曲第5番「アダージェット」とよく似ています。平和で穏やかな安らぎが満ちています。

この曲は、演奏時間が長いからと言って敬遠されていた方に是非聴いて欲しいマーラーの世界観です。

 

■ 交響曲第4番 第3楽章より / マーラー

動画の背景にあるライオンの絵画は、フランスの画家 ジャン=レオン・ジェローム(1824 - 1904)作。

■ ご参考

マーラー交響曲第5番 アダージェット    (11分)

2023年6月23日 (金)

知られざる名曲 第201回 おおぞらをとぶ / すぎやまこういち

すぎやまこういち(1931ー2021)と言えば、ゲーム音楽 ドラゴンクエストの作曲者として有名です。

彼の生涯は、戦前、戦中、戦後と波乱万丈でした。中学生の頃は戦況の悪化に伴い、岐阜県坂下町に疎開していましたが、その後栄養不良から壊血病に掛かり死にかけたと言われています。

それでも、お父さんが物々交換で手に入れた、ベートーヴェンのレコードやオーケストラの楽譜(交響曲第6番と第7番のスコア)で、独学で勉強したそうです。(Wikipedi情報)

音楽大学への進学を望んでいましたが、ピアノが弾けなかったことから断念し、東京大学に入りました。異色の音楽家です。

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写真 リアルサウンド テックサイトより


すぎやまこういちの楽曲に「おおぞらをとぶ」という美しい作品があります。

ドラクエ3で空を飛ぶ時の音楽に使われました。
不死鳥のラーミアが蘇って空を飛んでいる時に流れる音楽です。

原曲はオーケストラ版ですが、フルートとハープが中心です。今回は、フルートとピアノの二重奏でお楽しみ下さい。


■ おおぞらをとぶ / すぎやまこういち



ドラクエのファンならご存じの曲ですが、旋律は美しく古典的で、「知られざるクラシックの名曲」に相応しい作品と思い、すぎやまこういち氏に敬意を表して選ばせていただきました。



■ ご参考


トヨタ ‶アクア” のCMに使われた「おおぞらをとぶ」https://www.youtube.com/watch?v=1poMrNkVURY

当ブログ「テレビCMで聴くクラシック曲あれこれ」https://manriki358.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-4055.html

2023年6月22日 (木)

知られざる名曲 番外編34 タンゴ / エフゲニー・ドガ

ロシアによる侵攻が続くウクライナの隣国、モルドバの作曲家 エフゲニー・ドガ(Eugen Doga、1937- )の軽快な名曲「タンゴ」です。

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画像 ACワークス(株)

演奏は、モルドバの首都にある キシナウ音楽院のヴァイオリン合奏団です。

■ タンゴ / エフゲニー・ドガ



どこかの国にも同じようなヴァイオリンのユニット(結成2006年)がありますね。


2023年6月18日 (日)

チャイコフスキーコンクール国別出場者

2023 チャイコフスキー国際コンクール。
ロシア 中国で参加者全体の75%(178名)を占めるものの、西側諸国からも30名を超えるコンテスタントが出場!

 

■ 日本7名、韓国16名、アメリカ2名、イタリア4名、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダなど西側諸国からも合わせて30名超の参加者。

※日本人7名の皆さんおめでとうございます。

ピアノ部門

黒岩航紀さん
田所光之マルセルさん

ヴァイオリン部門

新井貴盛さん
今川こころさん
河井勇人さん
栗原壱成さん
安田理沙さん

※お名前に誤字があった場合はご容赦下さい


他にもスロベニア、セルビア、カザフスタン、ジョージア、モルドバ、ベラルーシ、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ベトナム、コスタリカ、ベネズエラ、モンゴルなど世界23か国から計236名が出場します。


※ 詳しくは、公式サイト 出場者一覧 でご確認下さい

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■ 心配なこと

1.日本の外務省によると、ロシア全土に危険情報として渡航中止勧告(レベル3)が出されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/

国際コンクールなのでもちろん渡航は可能ですが、緊張感はあると思います。

2.公式ピアノのメーカーは?

スタインウエイ(Steinway)は当然あると思いますが、欧州本社はドイツ ハンブルク、アメリカ本社は ニューヨークです。多少の気まずさはあるかもしれません。

日本のヤマハ、カワイは使われるでしょうか?まだ情報はありません。また、イタリアの ファツィオリはどうでしょう?

◎ライブ配信を見ると、日本のヤマハ、カワイは使用されています。
   かなりヤマハを使う人が多いようです。
 また、審査員に、日本の小林秀子氏の姿がありました。

ライブ配信 YouTube


そんな中で、間違いなく公式ピアノに採用されるのは、中国メーカーの「長江(Yangtze River)」です。前回2019年に初めて採用されています。長江については、当ブログ 公式ピアノに新風か をご覧ください。

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長江グランドピアノ100台のコンサート 人民中国記事より 2021-10-14


コンクールは、この6月19日から7月1日まで開催され、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、木管、金管部門で競われますが、平和裏に無事終わること、日本人の活躍、合わせて戦争の早期終結を願うばかりです。



田所光之マルセルさんの演奏は、1:21頃スタートです。


■ 黒岩 航紀さんの演奏は、3:09頃スタートです。




■ 速報

田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、第1次審査を通過して、2次予選に進みました!
※1次予選25名→2次予選進出15名
内訳は、日本2名、イタリア1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名、中国2名、ロシア7名です。

残念ながらヴァイオリン部門は、日本人(5名)の2次予選進出はありませんでした。

また、チェロ部門ではやはり韓国の活躍が目立ちます。1次予選出場6名中4名が2次予選に進出。

■ 速報Ⅱ

残念ながら、田所光之マルセルさん、 黒岩 航紀さんは、2次予選通過は出来ませんでした。
※2次予選15名→3次予選進出 8名
内訳は、ロシア4名、中国1名、イギリス1名、アメリカ1名、韓国1名。

 

2023年6月13日 (火)

知られざる名曲 番外編33 亡き王女のためのパヴァーヌ(アレンジ版)/ ラヴェル  

ラヴェル作曲の有名な「亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante défunte, M. 19」を、ヴァイオリンとピアノ用に編曲した作品です。 (arranged by Ketan Bhatti)

「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、ラヴェルが ベラスケスの描いたマルガリータ王女の肖像画からインスピレーションを得て作曲したとされます。

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王女マルガリータの肖像 ベラスケス(ルーブル美術館)

ノスタルジックな音楽、ほのぼのとしたアニメーションに胸が熱くなります。


■ 亡き王女のためのパヴァーヌ(アレンジ版)/ ラヴェル 



ヴァイオリンは、フランスの女性ヴァイオリニスト エスター・アブラミ(Esther Abrami 1996-  )さん。

英国のクラシック専門のラジオ局「クラシックFM」で作曲家ジュリアン・ロイド・ウェバーが選定した「30歳未満の30人のクラシックアーティスト」の1人に選ばれ、同世代の最も有望な若いクラシック音楽アーティストの1人として認められています。(タワーレコード記事)


ピアノは、パレスチナの男性ピアニスト イヤード・スギャエル(Iyad Sughayer 1993- )さん。

5 歳でピアノを弾き始め、ヨルダンのアンマンにある国立音楽院で学びました。アンマン交響楽団のピアノ作曲家兼指揮者。現在欧米で活躍する俊英ピアニストです。

2023年6月 3日 (土)

知られざる名曲 第200回 エレジー / マスネ

記念すべき第200回の 知られざる名曲は、満を持して マスネの「エレジー(悲歌)」にいたしました。

フランスの作曲家 マスネ( Massenet, 1842- 1912)と言えば、日本では何と言っても「タイスの瞑想曲」が有名です。
しかし何故か、それ以外の作品は全く知られていないのが現状です。

彼はオペラが有名ですが、オーケストラ曲、バレエ曲、宗教曲、そして200曲を超える歌曲を作曲しました。
「タイスの瞑想曲」一曲だけでは、余りにも可哀想です。

尚、当シリーズでは、第94回「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」で、マスネを取り上げていますが、とてもロマンティックな名曲(オペラアリア)です。
良かったら、ご参考にもう一度お聴きください。 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか


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その叙情的で甘いメロディ、フランスの香りは、今なお世界中で愛されています。

■ エレジー(Élégie)/ マスネ

ヴァイオリン演奏の ジョシュア・ベル(Joshua Bell, 1967 - )は、アメリカ合衆国のヴァイオリニスト。グラミー賞受賞者。

 

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