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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2023年3月23日 (木)

知られざる名曲 第191回 NADA TE TURBE(恐れるな煩うな)・ ジャック・ベルティエ

当知られざる名曲シリーズの第175回で、同名(NADA TE TURBE)の作品を紹介しましたが、今回(191回)の作品は作曲家が違います。

この曲は、フランスの典礼音楽の作曲家 ジャック・ベルティエ (Jacques Berthier 1923年6月27日 – 1994年6月27日) によって書かれたものです。余談ですが、誕生日と死亡日が 6月27日で偶然にも一致しています。

彼は、テゼで使用される音楽の多くを書いたことで最もよく知られています。

※テゼとは、フランス、ブルゴーニュ、ソーヌエ ロワールのテゼにあるエキュメニカルな キリスト教の修道会です。

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画像 ACワークス(株)

テゼは、若者に焦点を当てた、世界で最も重要なキリスト教徒の巡礼地の 1つになりました。世界中の 100,000人以上の若者が、祈り、聖書研究、分かち合い、共同作業のために、毎年テゼに巡礼します。コミュニティのエキュメニカルな展望を通じて、彼らは親切、単純さ、和解の精神で生きることが奨励されています。(Wikipedia海外版より)

■ 知られざる名曲 第191回 NADA TE TURBE(恐れるな煩うな 1986年作)・ ジャック・ベルティエ



詩は、聖テレサ(1515ー1582)によって書かれました。
彼女は、スペインのローマ・カトリック教会の神秘家であり、修道院改革に尽力した人物です。

Nada te turbe,
nada te espante,
quien a Dios tiene
nada le falta.
Solo Dios basta.
Todo se pasa,
Dios no se muda,
la paciencia
todo lo alcanza

あなたを邪魔するものは何もありません
あなたを怖がらせるものは何もありません
恐れることもわずらうこともないのです
あなたはすでに神によって満たされています

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