知られざる名曲 第189回 ミリアーノの伝説/アルトゥロ・マルケス
メキシコ人の現代音楽作曲家 アルトゥロ・マルケス(Arturo Márquez Navarro 1950-)の二度目の登場です。
Wikimedia Commons によると、マルケスは 1950 年アラモス生まれ、そこで音楽への関心が始まりました。
マルケスは、音楽家の父を持つ9人兄弟の長男ですが、音楽家になったのは彼だけでした。
幼い頃からメキシコの「サロン ミュージック」に触れたマルケスは、16 歳で作曲を始め、メキシコ音楽院に通い、1970 年から 1975 年までピアノと音楽理論を学びました。その後作曲を学び、そして1990 年にカリフォルニア芸術大学で作曲のMFAを取得しました。
彼の音楽には、彼の母国メキシコのフォームとスタイルが組み込まれています。
以前ご紹介した知られざる名曲第11回 ダンソンNo.2で世界的に名を知られたマルケスのもう一つの傑作がこの「ミリアーノの伝説」です。
そのエネルギーに満ちた躍動感に魅了される方は多いと思います。今の日本の閉塞感を吹き飛ばしてくれる音楽です。
■ ミリアーノの伝説 (Leyenda de Miliano) / アルトゥロ・マルケス
指揮は、アロンドラ・デ・ラ・パーラ(Alondra de la Parra )さん、メキシコ出身。その美貌と華麗な指揮ぶりが人気です。
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