知られざる名曲 第188回 アカシアの径 / 多田武彦
久しぶりに合唱曲を取り上げてみました。
日本の合唱界に燦然と輝いた作曲家 多田 武彦(ただ たけひこ、1930 - 2017)は、生涯に700曲にも及ぶ合唱曲を遺し、特に男声合唱の作品には定評があります。実は私も歌ったことがありますが、懐かしい思い出です。
1954年(昭和29年)に北原白秋の詩による男声合唱組曲『柳河風俗詩』を発表、この曲は彼の代表作になりました。当時としては数少ない男声合唱のレパートリーとして歓迎され、その後は銀行勤務の傍ら日曜作曲家として多数の作品を発表しました。(Wikipedia参考)
今回は、組曲ではなく単独の男性合唱の曲です。
この曲は、当ブログに約8年前に載せております。
■ ご参考 コバケンの歌う 多田武彦
■ アカシアの径 / 作曲 多田武彦・作詞 鈴木薫 (多田武彦のペンネーム)
テノールソロは、ご存じ指揮者の「コバケン」こと小林研一郎です。美声です。
「ロマンティックなメロディ」、「切ない歌詞」、「甘い歌声」、三拍子そろった名曲です。
君と歩いた アカシアの径を
僕は一人で 歩いてゆく
君と探した しあわせの星は
夜霧の中に 消えてしまいそうだ
‥‥
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