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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2023年1月の5件の記事

2023年1月17日 (火)

知られざる名曲 第183回 ここは素晴らしい場所(チェロ版) / ラフマニノフ

誰もが認めるメロディメーカーと言えば、ロシアの作曲家 ラフマニノフ (Sergei Rachmaninoff、1873-1943)でしょう。甘く美しいメロディをたくさん書きました。

その中から、1902年に書かれた歌曲集「12の歌」の第7曲「ここは素晴らしい場所(How Fair this Spot) 」Op.21-7 を、今回はチェロの演奏で聴いてみたいと思います。

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画像 ACワークス(株)


「ここは素晴らしい場所」
 詩 G.ガリーナ

ここは素敵よ 見て、向こうよ
川は輝くばかりでしょ

草原は絨毯のように広がり
雲がぽっかり浮かんでいるわ

ここには誰もいない・・ただ静けさのみ
ここには神さまと私がいるだけ

美しい花々と年経た松と
そしてあなた 私の夢・・・

 

この曲は、ラフマニノフの妻 ナターシャに捧げられました。

■ ここは素晴らしい場所(チェロ版)/ ラフマニノフ



チェリストは、スペイン出身の パブロ・フェランデス(PabloFerrández)さん。

ピアニストは、ロシア出身の デニス・コジュヒン(Denis KOZHUKHIN) さん。
共に30代の若き芸術家です。

2023年1月16日 (月)

知られざる名曲 第182回 間奏曲第1番 / ポンセ 

演奏機会の少ない中南米のクラシック音楽には知られざる名曲が多く存在します。

中でも、メキシコの作曲家、マヌエル・ポンセ( Ponce, Manuel 1882-1948)は、交響詩やヴァイオリン協奏曲、歌曲、ギター作品を作曲しましたが、そのロマン的な作風は人気があります。

■ ご参考小さな星(エストレリータ)聴いたことがある方も多いと思います。

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画像 ACワークス(株)

今回は、200曲に及ぶピアノ曲を書いた ポンセの代表作「間奏曲第1番ホ短調」にスポットを当てました。


■ 間奏曲第1番( 
Intermezzo No.1 e-moll )/ ポンセ



こんなに心が満たされる演奏はあったでしょうか。まさにランランならではの魂の演奏です。

 

2023年1月15日 (日)

知られざる名曲 番外編32 ヴァイオリンソナタ 第1楽章/ エックレス


今回はイギリスのバロック時代の作曲家 ヘンリー・エックレス(Henry Eccles 1675-1745)を取り上げました。

エックレスは有名ではありませんが、鈴木ヴァイオリンメソッド第8巻に出てきますので、ヴァイオリンを習っている方はご存じかも知れません。

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何も説明の要らないト短調で始まる美しい曲です。


■ エックレス ヴァイオリンソナタ 第1楽章( Eccles Violin Sonata 1st mov.)

2023年1月 2日 (月)

知られざる名曲 番外編31 You're In My Chair(美しく青きドナウ)/ 歌う猫たち

面白いビデオを見つけました。これは新年に相応しいパロディ動画です。

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画像 ACワークス(株)

世界的なコロナパンデミックで、どの飼い主も在宅時間が増えました。
猫たちは嬉しい反面、ストレスを感じています。

主人が留守の間、いつもは猫たちが座っている椅子も、主人に占領されたままです。

18匹の猫たちが歌うヨハン・シュトラウス二世の「美しく青きドナウ」。
お楽しみ下さい。(猫が苦手な方には m(__)m)


■ You're In My Chair(美しく青きドナウ) / 歌う猫たち



2023年1月 1日 (日)

知られざる名曲 第181回 ほたるのワルツ / エドゥアルト・シュトラウス1世

新年恒例のニューイヤーコンサート。ウィンナワルツは、「美しく青きドナウ」など名曲のオンパレードです。

当知られざる名曲シリーズでは、ワルツ王と呼ばれた ヨハン・シュトラウス2世の弟、エドゥアルト・シュトラウス1世(1835ー1916, オーストリア ウィーン)の作った「ほたるのワルツ」を選曲しました。

この曲は、ウインナワルツとしては一級なのに何故か日本では演奏されません。

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ほたるは日本だけのものと思っていましたが、世界中に生息しているようです。もちろんウィーンにも。

日本では「蛍」にちなんだ曲がたくさんありますが、世界では「蛍」がタイトルに付く曲はあまりありません。

ちなみに、「蛍の光(スコットランド民謡)」も、原曲はオールド・ラング・ザイン(Auld Lang Syne)という曲で、蛍は登場しません。

蛍は幻想的で、乱舞する光の美しさも格別ですが、海外では音楽にあまり登場しないのは不思議ですね。



■ ほたるのワルツ(Leuchtkäferln-Walzer)/ エドゥアルト・シュトラウス1世

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