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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年12月の3件の記事

2022年12月23日 (金)

知られざる名曲 第180回 自由の大地 / 服部克久

パリ音楽院(コンセルヴァトワール)を卒業した 日本人作曲家 服部克久(1936-2020 83歳没)が今回の主役です。

ヒットシリーズ「音楽畑」を始め、「ル・ローヌ」、「Friends, Love, Believing」と今回の「自由の大地」は代表作でもありますので、この曲をご存じの方も多いと思います。

しかし意外とクラシックファンはこの名曲を知らないことも多く、今回は敢えて「知られざる名曲」に加えました。

4代続く音楽家

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お父上は「青い山脈」で有名な 服部良一氏、そして今回登場の 服部克久氏、そのご子息の作曲家 服部隆之氏、そのご息女のヴァイオリニスト 服部百音(もね)氏。4代続く音楽家はとても珍しいと思います。

ご参考 当ブログ記事 親子4代の音楽家 DNAの継承


■ 自由の大地 / 服部克久



出だしの美しいメロディが忘れられません。

この映像は、2021年11月16日・17日に新国立劇場で開催された服部克久追悼コンサートのものです。

指揮は 服部隆之氏。88名のオーケストラが、クラシックとポップスの架け橋になった服部サウンドを奏でます。

2022年12月 6日 (火)

知られざる名曲 第179回 エレジー風ポロネーズ / ノスコフスキ

今回は、ポーランドの作曲家 ジグムント・ノスコフスキ (Zygmunt Noskowski, 1846 - 1909)を取り上げますが、同じポーランド出身のショパンの陰に隠れてでしょうか、彼の名前は日本ではあまり知られていません。

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画像 ACワークス(株)

ワルシャワで生まれ、ワルシャワで没した 当時のポーランド音楽界の重鎮ノスコフスキ の「エレジー風
ポロネーズ」を ギターデュオでお聴き下さい。(原曲はピアノ曲)

■ エレジー風ポロネーズ / ノスコフスキ



息の合った演奏は、クピンスキー・ギター・デュオ (Kupinski Guitar Duo) です。

来日公演を聴いた方もいらっしゃるかも知れませんが、二人(エヴァ・ヤチンスカ、Ewa Jabłczyńska とダリウス・クピンスキー、Dariusz Kupiński ) の、アイコンタクトを取った演奏はとても素敵です。

曲のタイトルはエレジー(悲しみ)となっていますが、この二人の演奏を聴くと、幸せな気分になれるのです。

 

2022年12月 4日 (日)

知られざる名曲 第178回 サルスエラ組曲 / ルイス・コボス

ワールドカップで日本は強豪スペインに勝ちました!
そのスペインの作曲家(兼指揮者) ルイス・コボス( Luis Cobos. 1948 - )が今回の主役です。

非常に軽快で情熱的な音楽です。
題名の「サルスエラ」は、スペインの叙情的オペラ音楽で国民的人気があると言われています。

ルイス・コボスは、この「サルスエラ(1982)」で作曲家としての地位を不動にしましたが、それ以後も大衆に人気のクラシック曲、ムード音楽やオペレッタを書いて、スペイン音楽界の大御所として現在も活躍中です。

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彼の生まれた スペイン カンポ・デ・クリプタナ 画像ACワークス(株)
 

当シリーズでは久しぶりに心躍る音楽を選びました。
再生回数360万回超えの名曲です。


■ サルスエラ組曲 / ルイス・コボス



作曲者自身の指揮による情熱的な演奏です。
全身からあふれる音楽が会場を包んでいます。

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