知られざる名曲 第177回 テレマンのアリア
「テレマンのアリア」、何と美しい曲でしょう。でも意外と知られていません。
この動画をアップされた方も、「パッヘルベルのカノン」や「アルビノー二のアダージョ」にも負けないこの曲を是非聴いてもらいたい、と言ってます。
テレマン(Georg Philipp Telemann、1681 - 1767 ) は、ヘンデルやバッハと同じバロック後期のドイツの作曲家です。
画像 ACワークス(株)
300年も前、当時は テレビも CD も YouTube もありませんから、曲をヒットさせることは大変な事だったと思います。
サロンなどの会場で、著名な演奏家に弾いてもらうことが出来れば幸運ですが、楽譜が出版されることもままならぬ時代、プログラムに選曲されて演奏されるなど稀なことだったと思います。
こうして名曲であっても世に出る機会を失った作品が多く存在するのだと思います。
■ アリア / テレマン
原曲は、マニフィカト「Meine Seele erhebet den Herrn(わたしの魂は主をあがめ)TWV 9:18」 より「Der Hungrigen fullet er」
演奏は、クルト・レーデル指揮、ミュンヘン・プロアルテ管弦楽団。
少し年配のクラシックファンには懐かしい演奏団体です。