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書の作品

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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

左上の ▶ 再生ボタンを押して下さい。バッハ、イタリア協奏曲が流れます。もう一度押せば止まります。

壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年10月の7件の記事

2022年10月31日 (月)

知られざる名曲 第171回 秋「小さなアダージョ」/ グラズノフ

秋本番です。ベストシーズンに聴く名曲は、ロシア帝国~ソビエト連邦の作曲家 グラズノフ(Aleksandr Konstantinovich Glazunov 1865 - 1936)のバレエ音楽「四季」から選びました。グラズノフは当シリーズ初登場です。

グラズノフは裕福な家庭で育ち、ピアノや作曲では神童といわれました。さらに富裕な材木商人の援助もあり、作曲家としての名声が頂点にある時、このバレエ音楽「四季」が書かれました。

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※「四季」(Времена года)作品67(1899年) - 1幕4場からなる小バレエ音楽。冬に始まり秋に終わる。特定の物語を持たず、自然の情景を表現している。(Wikipedia)

■ バレエ音楽「四季」Op.67 より 秋 小さなアダージョ / グラズノフ



ロシアにも四季はありますが、寒い冬がやたら長く、その分夏は短く、春は雪解けで町中が汚れているそうです。しかし秋は木々が黄金色に色づくことから、詩人プーシキン が「黄金の秋」と名付けたと言われるほど美しいシーズンと言われています。

チャイコフスキーもピアノ曲「四季」を書いています。ご参考にお聴き下さい

『四季』より「10月 秋の歌」演奏/石原可奈子



知られざる名曲を考察する(17)不安の時代に聴くクラシック 

世界は戦争の暗い影の中にあり、コロナの終息も不透明です。そして相変わらず自然災害が世界を襲っています。加えて日本では物価高が庶民の生活を襲っています。一方政治は旧統一教会問題で紛糾し、国民の生活どころではありません。

嘆いてばかりいられませんが、「こんな世界に誰がした!」と叫びたくなります。

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クラシック音楽の世界では、最近(2022・10・27)、ジュネーブ国際音楽コンクールの作曲部門で、日本の中橋祐紀さんが準優勝したとの嬉しいニュースが届きました。NHKニュース (リンク切れはご容赦下さい)

ただ残念なことに、クラシックコンサートのプログラムに現代音楽が選ばれることはまだまだ少ないのが現状です。
コロナ対策が緩和され、せっかくコンサートが戻ってきても、相変わらずクラシックコンサートは、ベートーヴェンやブラームスなどが圧倒的に多いのです。

「こんなクラシック音楽界に誰がした!」と叫びたくなりますが、実際に現代音楽は人気がありません。多分お客さんは来ないでしょう。

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これは聴衆に取って不幸なことですが、それまでの調整音楽を否定した現代音楽が人々に受け入れられないのは当然かもしれません。

今日の不安な世相では、心に寄り添ってくれるような優しく心地よい音楽が好まれるのは当然なのです。

当「知られざる名曲」シリーズでは、現代音楽ファンには申し訳ないのですが、不安な時代に求められる調和のとれた美しい音楽を選曲しようと思います。

 

 

知られざる名曲 第170回  マズルカ Op. 67 No. 4 / ショパン

知られざる名曲 第169回 風林火山「大河流々」/ 千住明

知られざる名曲 第168回 ノクターン嬰ハ短調 / アベラルド

知られざる名曲 第167回 時の翼で / サン・プルー 

知られざる名曲 第166回 涙の雨/ ヴィヴァルディ 

知られざる名曲 第165回  I met you / ロシア古謡 

知られざる名曲 第164回 同心草(トンシムチョ)/ 金聖泰(キム・ソンテ) 

知られざる名曲 第163回 ヴァイオリン協奏曲第4番 ‶アダージョ”/ パガニーニ 

知られざる名曲 第162回 アリア(Aria)/ ボザ( Bozza) 

知られざる名曲 第161回 まだ見ぬコーンウォールへの旅/三枝成彰 


 

2022年10月17日 (月)

知られざる名曲 番外編30  Cum dederit / ヴィヴァルディ

初めて見た時、「貞子」かと思いました。

1975年のソビエト映画でタルコフスキー監督の「鏡」。

映像は、この映画で母親を演じた女優マルガリータ(マルガリータ・テレホワ Margarita Terekhova)さんです。
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音楽よりインパクトが強いので、先ず映像の話が先行しましたが、本題に入ります。

音楽はヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi/1678-1741)の宗教音楽『ニシ・ドミヌス Nisi Dominus』(RV608)より第4曲「Cum dederit」です。

■ ニシ・ドミヌス(Nisi Dominus)より「Cum dederit」/ ヴィヴァルディ



歌っているのはパリ生まれのソプラノ歌手 サンドリーヌ・ピオー(Sandrine Piau, 1965 – )さん。特にバロックオペラには定評があり、来日経験もある世界的な名歌手です。

※今回は映像を重視して番外編としましたが、音楽は第1級の作品です。

2022年10月14日 (金)

知られざる名曲 番外編29 私のお父さん/プッチーニ 

世にも珍しい "鳥の演奏家" が今回の主役です。

曲は、イタリアの作曲家 プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」のアリア「私のお父さん O mio babbino caro」です。
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歌劇の舞台となったフィレンツェ 画像ACワークス(株)


■ 私のお父さん/プッチーニ( Puccini 1858 - 1924)



鍵盤の光ったところを、くちばしでつつくだけのようですが、ちゃんと曲になっているので驚きです。

ちなみにキーボードはヤマハ製です。

■ 猫のピアニスト

少し古い動画ですが、何と猫のピアニストがいました。初めて見る映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=zeoT66v4EHg

後半、だんだんピアニストらしくなります。

ちなみにピアノはヤマハ製です。

2022年10月10日 (月)

知られざる名曲 番外編28 交響的幻想曲 イ短調 Op. 21「Genesis」/ AIVA

これは驚くべき音楽です。ついにこんな時代が来たのです。

交響的幻想曲 イ短調 Op. 21「Genesis」! 作曲したのは AIVA?

AIVAは Artificial Intelligence Virtual Artist の頭文字の略で、すなわち人工知能(AI)による バーチャルアーティスト が作曲したのです。

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画像出典 NVIDIA
https://www.nvidia.com/en-us/research/ai-art-gallery/artists/aiva/


先ずは聴いてみて下さい。

■ 交響的幻想曲 イ短調 Op. 21「Genesis」/ AI 音楽作曲家 AIVA(エイヴァ)



「AIVA」はフランスの SACEM(音楽作詞家・作曲家・出版者協会)に登録を許可されており、世界で初めて協会に登録されたバーチャル作曲家です。当然、曲の著作権はAIVAが所有します。

この曲は、実際のオーケストラによるYouTube動画もあるようですが、このAIの演奏の方が出来が良いようです。


■ 絵画のコンクールでAIが優勝

音楽の次は、絵画をご覧下さい。

この絵画は、ジェイソン・アレンさんがAIを使って制作した絵 「Courtesy Jason M. Allen」です。
出典 2022.09.08 Thu posted at 06:59 JST


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クリックで拡大

人工知能(AI)を使って制作した絵画がコンクールで優勝作品に選ばれたことをきっかけに、芸術作品がコンピューターで生成できるのか、そして芸術家とは何かという論議が巻き起こっています。
(CNN Business https://www.cnn.co.jp/tech/35192929.html

芸術分野に進出するAIの才能に驚嘆するばかりです。芸術家もうかうかしていられない時代が迫っています。

2022年10月 8日 (土)

知られざる名曲 番外編27 讃美歌「主は私の羊飼い」/アーバイン

ギリス最北端 スコットランド生まれの作曲家 ジェシー・シーモア・アーバイン(Jessie Seymour Irvine、1836-1887) 、スコットランド教会の牧師の娘として生まれた彼女が35歳の時作曲したミサが、今回ご紹介する讃美歌「主は私の羊飼い」です。

「主は私の羊飼い」は、旧約聖書の詩篇 23 篇の言葉に基づき、アーバインが作曲しましたが、敬虔で美しい讃美歌として非常に人気が高く1947 年のエリザベス王女とフィリップ マウントバッテン(フィリップ殿下)の結婚式など、多くの注目すべき宗教行事で歌われており、2022 年 9 月に96歳で亡くなったエリザベス 2 世女王の国葬で再び歌われました。

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Jessie Seymour Irvine

主は私の羊飼いです。私は欲しません。彼は私を緑の牧草地に横たえさせ、静かな水のそばに私を導きます。( 詩篇 23 篇より)


■ 讃美歌「主は私の羊飼い」/アーバイン
(YouTube動画は、2022・9・19 ウエストミンスター寺院 )

参列者とウエストミンスター寺院合唱団、「24 人の聖歌隊員(少年) と、12 人のプロの歌手(成人)で構成」によって歌われる 讃美歌「主は私の羊飼い」、なんと荘厳な響きでしょう。

世界最高峰 ウエストミンスター寺院合唱団 公式サイト


※全くの余談ですが、同時期に行われた「どこかの国の国葬」では献花の際、マスカーニ作曲の歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が使われました。とても甘美な曲ですが、この歌劇は 不倫や復しゅうなど、三角関係のもつれが描かれた音楽です。

恋人がいるのに人妻と不倫の恋をした男が、その妻の夫と決闘し殺されるという結末は、国葬の音楽として適当ではありません。

なにもイタリアの曲を使わなくとも、日本の作曲家 須賀田礒太郎(すがた いそたろう)が、昭和16年に作った「葬送曲・追想」があるのです。この曲は、山本五十六の国葬の際演奏されました。

知られざる名曲 第56回 須賀田礒太郎 
2021年6月18日当サイト記事

2022年10月 6日 (木)

知られざる名曲 番外編26 10月の栄光の日に / シークレット・ガーデン 

10月に入って、今朝9時の気温は16℃、さすがに秋らしくなってまいりました。

番外編26回は、「10月の栄光の日に」を聴いて、秋の自然を感じて下さい。

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この曲の元は、 シークレット・ガーデン(Secret Garden )という二人組の音楽家によって作られ、韓国でヒットした歌になります。
その題名は「10月のある素敵な日に(10월의 어느 멋진 날에)」

とてもハッピーな気分になれる動画です。7,8年前に初めて視聴してこの歌のファンになりました。

ご参考 https://www.youtube.com/watch?v=99kCzHwdzFQ


今回は、チェロとピアノのデュオでお聴き下さい。チェロの演奏は韓国の人気チェリスト 조윤경(チョ・ユンギョン)です。

■ 10月の栄光の日に / シークレット・ガーデン 





もっと秋を感じたい方は

■ 10月の最後の夜を

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