知られざる名曲 第169回 風林火山「大河流々」/ 千住明
今から15年前(2007年)、NHK大河ドラマ “風林火山” が放映されましたが、今回はその中から、日本の作曲家 千住明(せんじゅ あきら、1960 - )が作曲した「大河流々(オリジナルサウンドトラック)」をご紹介します。
※千住明については、千住明 公式サイト をご覧下さい。
風林火山のテーマ音楽はご存じの方もあると思いますが、この「大河流々」はヴァイオリンの名曲として後世に残る作品と確信します。
尚、この曲のヴァイオリン演奏は千住真理子。千住明の妹さんに当たります。
画像 武田神社 ACワークス(株)
原作は、井上靖の同名小説『風林火山』で、井上作品の大河ドラマ化は初めて。武田信玄(晴信)の軍師として知られる伝説的人物、山本勘助の生涯を描く。戦国時代の甲斐国が舞台となった作品である。
クランクイン当初は「全49回」での放送予定だったが、番組の人気と、クライマックスである川中島の戦いのロケで迫力シーンが多く撮れたことを理由に急遽1話分を増やし、全50回放送へと変更された。大河ドラマ放送途中での増話決定は例が無い。
主演の内野聖陽は1998年『徳川慶喜』以来、2度目の出演で主役を射止めた。今回が大河ドラマ初出演となる板垣信方役の千葉真一を筆頭に、武田信玄役に歌舞伎の二代目 市川亀治郎、上杉謙信役にミュージシャンのGackt など話題のキャスティングだった。(一部Wikipediaより)
■ 風林火山「大河流々」/ 千住明
無伴奏ヴァイオリンソナタを思わせる冒頭の音楽、千住真理子のヴァイオリンは極めて美音です。
彼女は確かストラディバリウスを所有しています。
そして、ヴァイオリンの燃えるような演奏は比類なき美しさです。
この作品は忘れがたいクラシックの名曲であると同時に名演奏でもあるのです。
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