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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年8月23日 (火)

知られざる名曲 第162回 アリア(Aria)/ ボザ( Bozza)

前回のオーボエに続き、今回も管楽器の登場です。ただ、サックス曲は初めてではないでしょうか。

作曲は、20世紀のフランスの作曲家 ウジェーヌ・ジョゼフ・ボザ(Eugène Joseph Bozza, 1905 - 1991)です。

ボザはイタリア人とフランス人の両親の間に生まれ、幼少期からヴァイオリンを学んだ後、名門パリ音楽院に進みました。作品には5つの交響曲、オペラ、バレエ、および多数の管楽アンサンブル曲があり、1934年には、ラヴェルやベルリオーズも受賞しているローマ大賞(音楽部門)に輝いています。 (その割に知名度は高くありません)

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画像 ACワークス(株)

演奏は、クラシック サックス奏者のウォンキ・リー(Wonki Lee)です。

東京に住む韓国人の両親のもとに生まれたリー氏は、13 歳でサックスの勉強を始め、すぐにニューヨーク市に移り、マンハッタン音楽院で研鑽を積み、音楽博士 (DMA) の学位を取得しました。日本を代表するサックス奏者 須川展也氏にも師事しています。

ピアニストのエスター・リム(Esther Lim)氏の感性豊かなピアノが、この曲に詩情を吹き込みました。


■ アリア(Aria)/ ウジェーヌ・ボザ( Bozza)

心地よい柔らかなサックスの音色。ちなみに使用楽器はヤマハ製です。

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