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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年7月10日 (日)

知られざる名曲 第154回 チェロ協奏曲第1番 / ヴュータン

アンリ・ヴュータン( Henri  Vieuxtemps 1820 - 1881)の2度目の登場です。

※ご参考 1度目の記事  ヴィオラとピアノのためのエレジー

ヴュータンは作曲家・ヴァイオリニストとして、ヴァイオリン協奏曲を7曲書きましたが、脳卒中により右腕に障害が起きると、ヴァイオリンをあきらめ、しばし他の楽器に目を向けました。

そして、ベルギーのチェリスト、アドリアン・フランソワ・セルヴェと親密になり、チェロ協奏曲を2曲作りました。
ちなみに、セルヴェは、世界で初めてチェロにエンドピンを付けた人です。

Photo_20220710211801
参考 チェロ エンドピン 島村楽器サイトより

演奏は、チェロが Moritz Huemer氏。ピアノが 薗田奈緒子(
Naoko SONODA)氏です。
今回は敢えてオーケストラ伴奏ではなく、ピアノ演奏にいたしました。


■ チェロ協奏曲第1番 第1楽章/ アンリ・ヴュータン



表情豊かな曲です。ピアノの前奏に続いて弾かれるチェロの旋律は美しく、後半にピアノによって再現されます。
伸びやかで若々しいチェロも素敵ですが、明瞭なタッチでチェロを支えるピアノがとても魅力的です。

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