日本音楽コンクール、ピアノメーカー指定に
戦前から続く音楽コンクールとして、国内で最も伝統ある「日本音楽コンクール」。
本年(2022)は91回目の開催となります。
毎日新聞社と日本放送協会(NHK)が主催して行われ、応募部門の多さと高い水準から、若手音楽家の登竜門として知られています。
その日本音楽コンクールのピアノ部門が、今年から予選ごとにピアノメーカーが変わる方式(指定ピアノ制)を採用するようです。
(毎日新聞 2022/7/12記事)
■ 第1予選 使用ピアノ:ヤマハ コンサートグランドピアノ「CFX」(会場トッパンホール に設置)
■ 第2予選 使用ピアノ:ベヒシュタイン フルコンサート D-282(会場トッパンホール に設置)
■ 第3予選 使用ピアノ:スタインウェイ D-274(会場トッパンホール に設置)
そして本選(会場・東京オペラシティ) は、上記3機種より選択できるようです。
※これまで、本選は スタインウェイ D-274のみでした。
このコンクールに協力している ピアノメーカーは、カワイ、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ヤマハの4社です。
前回の第18回ショパンコンクールで評価の高かった カワイ(Shigeru Kawai)が、何故除外されているのでしょうか。
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