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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年5月14日 (土)

知られざる名曲 第143回  Mado Kara Mieru(窓から見える)/Christopher Tin(クリストファー・ティン)

日本人にはどこか懐かしく、それでいて音楽は新鮮で刺激的。

聴いていて不思議な感覚に襲われました。

作ったのは中国系アメリカ人作曲家 クリストファー・ティン(Christopher Tin 1976年- )。

主な作品はオーケストラと合唱曲であり、多くの場合、ワールドミュージックの影響を受けています。彼はクラシックなクロスオーバーアルバム「CallingAll Dawns」で、2つのグラミー賞を受賞しています。(一部Wikipediaより)

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画像(曲とは関係ありません) 明月院 鎌倉わかみや写真部より

 
窓から見える
輝く梅一輪
一輪ほどの
その暖かさ
 
窓から見える
まぶしい目には青葉
山ホトトギス
ああ初鰹
・・・

これ(青字)は俳句です。日本語が実に美しい。4人の俳人は、服部 嵐雪 、正岡 子規、 加賀 千代女、 山口 素堂です。

演奏は、ロサンゼルスの エンジェルシティ合唱団(構成160人)。指揮は、創設者兼芸術監督のスーフィンクです。

4人の歌手は、それぞれが子供「春」、大人「夏」、そして年配者「秋」を表しており、そして合唱が「冬」、最後に子供が再度「春」を歌い、人生のサイクルと輪廻転生を表しています。


■ Mado Kara Mieru(窓から見える)/Christopher Tin(クリストファー・ティン)



人生は出会いの連続ですが、知らなかった音楽との出会いもまた人生に彩りを添えてくれます。

窓から見える彩り豊かな人生に感謝です。

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