知られざる名曲 第143回 Mado Kara Mieru(窓から見える)/Christopher Tin(クリストファー・ティン)
日本人にはどこか懐かしく、それでいて音楽は新鮮で刺激的。
聴いていて不思議な感覚に襲われました。
作ったのは中国系アメリカ人作曲家 クリストファー・ティン(Christopher Tin 1976年- )。
主な作品はオーケストラと合唱曲であり、多くの場合、ワールドミュージックの影響を受けています。彼はクラシックなクロスオーバーアルバム「CallingAll Dawns」で、2つのグラミー賞を受賞しています。(一部Wikipediaより)
画像(曲とは関係ありません) 明月院 鎌倉わかみや写真部より
窓から見える
輝く梅一輪
一輪ほどの
その暖かさ
窓から見える
まぶしい目には青葉
山ホトトギス
ああ初鰹
・・・
これ(青字)は俳句です。日本語が実に美しい。4人の俳人は、服部 嵐雪 、正岡 子規、 加賀 千代女、 山口 素堂です。
■ Mado Kara Mieru(窓から見える)/Christopher Tin(クリストファー・ティン)
これ(青字)は俳句です。日本語が実に美しい。4人の俳人は、服部 嵐雪 、正岡 子規、 加賀 千代女、 山口 素堂です。
演奏は、ロサンゼルスの エンジェルシティ合唱団(構成160人)。指揮は、創設者兼芸術監督のスーフィンクです。
4人の歌手は、それぞれが子供「春」、大人「夏」、そして年配者「秋」を表しており、そして合唱が「冬」、最後に子供が再度「春」を歌い、人生のサイクルと輪廻転生を表しています。
■ Mado Kara Mieru(窓から見える)/Christopher Tin(クリストファー・ティン)
人生は出会いの連続ですが、知らなかった音楽との出会いもまた人生に彩りを添えてくれます。
窓から見える彩り豊かな人生に感謝です。
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