知られざる名曲 第137回 The Lost Relic (失われた遺物)/ クリス・ピルスナー
クリス・ピルスナー(Chris Pilsner 1986- )は、アメリカの作曲家兼指揮者です。
セントラルミシガン大学で作曲の修士号を取得し、ノーザンコロラド大学で作曲の音楽学士号と音楽教育の学士号を取得しています。
彼のオーケストラ曲、吹奏楽曲、室内楽曲は、近年、世界中の聴衆、演奏者、指揮者から高く評価され、まさにクラシック音楽界の新星のような存在です。
今回は クリス・ピルスナーのファーストアルバム「Elements」 から The Lost Relic (失われた遺物=直訳)をお聴き下さい。
演奏は、Marton Barka 指揮/ Johannes Winkler Orchestra(弦楽オーケストラ)です。
■ The Lost Relic (失われた遺物)/ クリス・ピルスナー
いわゆるスケール感のある「カッコいい」曲です。
最近のNHK大河ドラマのテーマ曲のようなストーリー性も感じます。
中間部は、過ぎ去った日々を回想するかのような感傷的な音楽が素敵です。雄大な曲です。
クリス・ピルスナー 公式サイト
さて、現代音楽が失敗したことで、1950年頃で西洋クラシック音楽は止まったままです。
ピルスナー氏のような若い作曲家が、クラシック音楽の手法を継承しながら新しい音楽の世界を切り開いていくことを切に願うものです。
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