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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年3月 6日 (日)

知られざる名曲 第130回  ロマンス S.169 ホ短調 / リスト

ロマンスS.169 ホ短調は、1848年にハンガリーの作曲家 フランツ リスト(1811 - 1886) がモスクワを訪れたときに書いた曲です。

原曲は「O、pourquoidonc(ああ何故そうなのか=直訳」と呼ばれる歌曲でしたが、リスト自身の手によってピアノ独奏曲になり、「ロマンス」と名付けられました。
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ピアノの魔術師と言われ、ショパンと並び称されるリストですが、「愛の夢第3番」「ラ・カンパネラ」の2曲は超有名でも、それ以外は聴く機会が少ないと言えます。ショパンと比べると圧倒的に有名曲が少ないのです。

それでも → ハンガリー狂詩曲 第2番、「パガニーニ大練習曲」より第6曲“主題と変奏” 、メフィスト・ワルツ第1番(村の居酒屋の踊り)、「3つの演奏会用練習曲」より“ため息” 、「巡礼の年」第3年より“エステ荘の噴水” 、コンソレーション (慰め) 第3番などはコンサートのプログラムに組まれることが多いようです。

その意味で今回の「ロマンス」は、マイナーな曲です。しかしとても美しい名曲です。もっと演奏機会があっても良いと思います。
是非、今日からリストの名曲に「ロマンス」を加えて下さい。


■ ロマンス S.169 ホ短調 / リスト

この祈りに満ちた演奏は、中国の世界的ピアニスト ランランです。絶品だと思います。

 

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