知られざる名曲 第131回 ヴァイオリンソナタ No.6 / パガニーニ
伝説的な天才ヴァイオリニスト パガニーニの初登場です。
ニコロ・パガニーニ(Niccolò Paganini, 1782 - 1840)はイタリアのヴァイオリニスト・作曲家ですが、特にヴァイオリンの名手としてヨーロッパ各地で絶大な人気を博しました。
そのヴァイオリン演奏のあまりの上手さに、「パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と噂されたという。そのため彼の出演する演奏会の聴衆には、本気で十字を切る者や、本当にパガニーニの足が地に着いているか確かめるため彼の足元ばかり見る者もいたという。(Wikipedia)
イタリア ジェノヴァ ACワークス(株)
24の奇想曲やヴァイオリン協奏曲1番、2番が有名ですが、何と言っても「パガニーニの主題」を用いた変奏曲や練習曲、狂詩曲など、当時から後世に至る多くの作曲家(シューマン、リスト、ブラームス、ラフマニノフなど)に影響を与えたことは特筆に値します。
特に、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」はコンサートプログラムの人気曲です。
■ ヴァイオリンソナタ No.6(Sonata No. 12 in E Minor, Op. 3, No. 6)/ パガニーニ
ヴァイオリン演奏は、イスラエル人の世界的ヴァイオリン奏者、ギル・シャハム(Gil Shaham 1971- )氏。
クラシック・ギターは、スウェーデン出身の イェラン・セルシェル(Göran Söllscher, 1955 - )氏。
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