桜の便りが涙を誘う
早いもので明日から3月、だいぶ日差しが春めいてきました。
西郷輝彦さん(2月20日逝去)が亡くなって8日。そう言えば石原慎太郎さんも2月でした。
昨年は瀬戸内寂聴さんや田村正和さんも亡くなりました。渡哲也さんはその前年でしたか・・
どうしても亡くなった人を想うと、桜の花が重なります。
画像 ACワークス(株)
あるサイトに、西郷輝彦さんの「桜花のとき」という歌がありました。
あまり聞かない歌謡曲のジャンルですが、とても心に染み入ります。
■ 桜花のとき 西郷輝彦 (リンク切れはご容赦下さい)
作詞は「四季の歌」で有名な荒木とよひさ氏、作曲は「さそり座の女」など数々のヒットを作った中川博之氏。
中川氏は太平洋戦争中、戦火を逃れ朝鮮北部に疎開し、終戦後数ヶ月に及ぶ逃避行を経て京城に戻り、収容所で徴兵から復員して来た父と劇的な再開を果たしましたが、翌日(急性肺炎で)母が死亡、1946年、母の遺骨を抱き、引揚船で日本に帰国したという壮絶な経験の持ち主。(Wikipedia参照)
今回は、桜の花に人生を投影してみました。
西郷輝彦さんのご冥福をお祈りいたします。
■ ご参照 当ブログ記事 いとしき蜃気楼 さくらと重ねた死生観
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