知られざる名曲 第121回 鉄道駅/ エヴァンシア・レブツィカ
今回は、ギリシャの作曲家 エヴァンシア・レブツィカ(Evanthia Reboutsika 1958- ) の「鉄道駅」を選びました。
彼女はどの作品も心を震わせるような感傷的なメロディが特長です。前回の当シリーズ番外編14「ヘレニズム」の作曲も エヴァンシア・レブツィカ氏です。
この作品「鉄道駅」は、映画「タッチ・オブ・スパイス(2003年 ギリシャ映画)」の挿入曲として作られたものです。
画像 映画.comより
映画「タッチ・オブ・スパイス」
トルコ、ギリシャの政治対立により国外退去命令となったギリシャ人家族の少年は、やがて成長して大学教授になり故郷に帰り、そこで初恋の女性と再会するのです。
ひとりの少年の成長とトルコギリシャの現代史を絡めて描くノスタルジックで心温まる人間ドラマ。ギリシャ料理の色々な種類のスパイスの調理法が登場する。本国ギリシャでは、観客動員数の記録を塗り替えて国民的映画となった。
■ 鉄道駅 (タッチ・オブ・スパイス)/ エヴァンシア・レブツィカ
詩情あふれる曲です。
別れのシーンでは感傷的な音楽が涙を誘います。
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