知られざる名曲 第114回 理想的な夢 Op. 69/ フチーク
今回はチェコの作曲家 ユリウス・フチーク(Julius ・ Fučík, 1872 - 1916)を選びました。
フチークと言えば、行進曲「剣士の入場 」が代表作ですが、この行進曲は世界各地のサーカスで今なお、「ピエロ登場のテーマ曲」として用いられていますので、ご存じの方も多いと思います。
彼は300曲以上の行進曲やポルカ、ウィンナ・ワルツを作曲していますが、どの曲も親しみ易く楽しい作品です。
今年(2022年)生誕150年を迎える フチークのワルツ「理想的な夢(Traum-Ideale, Op. 69)」を聴いてみたいと思います。
■ 第114回 理想的な夢 Op. 69/ フチーク
短調のワルツはどこか物悲しく哀愁を帯びていますが、そのメロディがとても印象に残ります。
演奏は、本場チェコフィル、指揮は巨匠ノイマン(1920-1995)です。
« 知られざる名曲 第113回 孤月(Kogetsu )/ 吉松 隆 | トップページ | 知られざる名曲 第115回 風に託そう私の歌/ フランコ・ビクシオ »
「音楽」カテゴリの記事
- 有名クラシック曲 極上編 No.2 ノクターン20番ハ短調遺作 / ショパン (2023.12.01)
- 知られざる名曲 第226回 レクイエム / コズロフスキー(2023.11.28)
- 知られざる名曲 第225回 微風 / 佐藤聰明(2023.11.23)
- 知られざる名曲 第224回 ニューホライゾン / グイド・ディーテレン(2023.11.20)
- 知られざる名曲 第223回 バチンの少年(Chiquilin de Bachin) / ピアソラ(2023.11.17)
「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」カテゴリの記事
- 有名クラシック曲 極上編 No.2 ノクターン20番ハ短調遺作 / ショパン (2023.12.01)
- 知られざる名曲 第226回 レクイエム / コズロフスキー(2023.11.28)
- 知られざる名曲 第225回 微風 / 佐藤聰明(2023.11.23)
- 知られざる名曲 第224回 ニューホライゾン / グイド・ディーテレン(2023.11.20)
- 知られざる名曲 第223回 バチンの少年(Chiquilin de Bachin) / ピアソラ(2023.11.17)