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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2022年1月 3日 (月)

知られざる名曲 第113回 孤月(Kogetsu )/ 吉松 隆

クラシック音楽が衰退した原因は数多く考えられますが、一番の原因は「現代音楽の失敗」にあります。

現代音楽は、メロディや和音を否定した無調音楽が中心です。
メロディやハーモニーを否定した「心地よくない音楽」が聴衆に支持されるわけがありません。


吉松 隆(よしまつ たかし、1953 - )は、そんな現代音楽に反旗をひるがえした勇気ある日本の作曲家です。

彼は現代音楽の「非音楽的傾向」に対し「現代音楽撲滅運動」を展開して、調性やメロディを復活させるべく「新抒情主義」を提唱しました。

交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、ピアノ曲などクラシック作品をはじめ、邦楽作品、ポップス、またNHK大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当(2012年)するなど多方面に活躍しています。コンサート活動、著書の多さからも、日本の誇るべき音楽家であることは間違いありません。

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2013.京都で録音 画像ACワークス(株)

当「知られざるクラシック名曲シリーズ」でご紹介出来ることはとても光栄です。
今回は、吉松 隆にスポットを当て、「孤月(Kogetsu)」を聴いてみたいと思います。


■ 第113回 “ 孤月(Kogetsu )” 三つの水彩画より/ 吉松 隆



連綿たる日本の情緒を感じさせる音楽が静かに流れます。


吉松 隆 公式サイト

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