雨のち虹 令和4年元旦に思う
新年あけましておめでとうございます。
■ 御礼
いつも当ブログ「壺中日月長」をご覧いただきましてありがとうございます。
お陰様で 2013年9月開設以来、8年余に1700本を超える記事をアップさせていただきました。
マイペースの気ままなブログですが、これからもお引き立て下さいますようお願い申し上げます。
壺中日月長 管理人拝
■ 新シリーズ
振り返ってみますと、コロナによってほとんどのコンサートが中止になり、音楽関連の記事が少なくなりました。
そこで新シリーズとして、本年2月から「知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける」をスタートさせました。
知られざる名曲にスポットを当てる新企画です。
メロディがきれいで、親しみやすく、一度聴いたら忘れられない曲を、当シリーズでは「名曲」と認め、その観点から選曲しています。
ジャンルもクラシックに限らず、映画音楽やイージーリスニングに及びます。年代も古典から現代までOKです。いわゆるポストクラシックに属する曲からも選曲しました。
ただ、演奏スタイルはクラシック形式とし、演奏家もクラシック系です。
すでにリストアップした曲は500曲を超え、私が知らなかった「新たな名曲」も日々増え続けています。
新たな名曲との出会いは、私にとっても大きな喜びです。
■ 音楽は心の休日
今までに当ブログにアップした曲はまだ100曲余りですが、必ず皆様にとっての名曲に出会えると確信しております。
音楽は心の休日です。ストレス社会に生きる私たちは、「心の休日」が必要なのです。
下記リンクよりお聴き下さい。
知られざるクラシック名曲の宝庫を開けるシリーズ 3(更新中)
■ 最新記事は
知られざるクラシック名曲の宝庫を開ける
■ 音楽を家庭で楽しむ
さて、2020年~2021年、私たち人類はコロナに明け暮れました。
コンサート、イベントは軒並み中止になり、文化は大きく後退しました。多くのクラシックファンは、2年連続「第九」が聴けない年末だったと思います。合唱団のメンバーも「第九」が歌えない異常事態でした。
一方、おうち時間が増えた分、家庭で音楽を楽しむスタイルが定着しつつあります。演奏家も積極的にライブ配信を行いました。自宅でオペラやバレエを楽しんだり、リアルタイムで国際コンクールを見ることも当たり前になりました。今年のショパンコンクールがこんなに盛り上がったのは、コロナの影響が大だったと思います。
■ 「雨」のち「虹」
音楽を家庭で楽しむ人が増えたように、コロナの影響はプラスに作用した面もあります。
コロナは歴史上まれに見る災厄でしたが、これを「吉」に変える処方を私たち人類は持っているのです。
不安な日々であっても、必ず未来は明るいと信じて、夢を抱くことが大事だと思います。
雨上がりの空にはきれいな虹がかかります。
そんなことを想って書きました。書はアートです。
もうすぐ人類は大きな虹を見ることになると思います。明日を信じて生きましょう。
■ 余談
個人的なことですが、私は古稀になりました。人生100年時代と言いますが、役所からシルバーカードが届いたり、運転免許の高齢者講習の案内が来ると落ち込みます。
作家の五木寛之さんは、著書「百歳人生を生きるヒント」の中で、70代を人生の黄金期と位置づけ、「70の手習い」を勧めています。実際ご自分も「百寺巡礼(BS朝日放映)」に挑戦され、見事達成されました。
五木さんを見習って、私も「70の手習い」を始めましたが、それが「己書(おのれしょ)」です。
(今までの書道とは一味も二味も違います)
ささやかながら、これからの70代は、何かにチャレンジし、地域に貢献し、ブログによる自己発信を続け、明日の虹を信じて「わくわくした人生」を歩みたいと願っております。本年も宜しくお願いいたします。
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