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  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年10月 8日 (金)

知られざる名曲 第103回 「悲しみよ去りゆけ」による変奏曲/ショパン

この時期、世界の音楽ファンの話題は「ショパン国際ピアノコンクール」に集中しています。
(最近はどのコンクールもライブ配信で楽しめますが、ヨーロッパのコンクールの場合、時差の関係でリスナーの寝不足は避けられません)


今回は、今話題のショパンにスポットを当てました。

Warsawchopin_20211008164801

ショパン(1810-1849)は、「ピアノの詩人」と称されましたが、少しの室内楽作品も書きました。
どの作品も10代に書かれたもので、甘美で抒情的なメロディに満ちています。

この曲もショパン19歳の作品で、もともとは、ロッシーニのオペラ「シンデレラ( ラ・チェネレントラ)」のアリア「悲しみよ去り行け」を ピアノ三重奏曲 として発表したものです。

オペラが大好きなショパンは、ワルシャワでロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、モーツァルトなどのオペラ上演に必ず足を運んでいました。その中でもショパンが最も愛したオペラ作曲家はロッシーニでした。

1829年、ショパン1回目のウィーン訪問中に、このオペラ「シンデレラ( ラ・チェネレントラ)」を見たと言う記録が残っています。


■ 第103回 ロッシーニの「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による変奏曲 ホ長調 /ショパン(Fryderyk Chopin)
フルートとハープによる二重奏(ノーラ・メルツ Nora Mercz編曲)



とても愛らしい旋律です。

■ ご参考 この曲の原曲(ロッシーニ、悲しみよ去り行け)https://www.youtube.com/watch?v=AaAVHNywH4M

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