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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年9月15日 (水)

知られざる名曲 番外編6 ソナタ ヘ短調 アンダンテ・スピリトーソ / ガルッピ

バロック時代の作曲家 バルダッサーレ・ガルッピ(Baldassare Galuppi, 1706 - 1785)が、今回の主役です。

ガルッピ はイタリアのヴェネツィア生まれ。オペラ作曲家として有名ですが、多くのチェンバロ曲も書き、自身もチェンバロ奏者として活躍しました。

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番外編とした理由は、このYouTube動画が、あまりにも「視覚に訴える」要素が大きいことです。音楽もさることながら、グラフィックに惹きつけられました



■ 「聴覚
」+ 「視覚」で聴く音楽

この動画を見ると、音楽は「聴覚」だけでなく「視覚」も重要な要素だと分かります。

風が吹き抜けるようなさわやかな曲ですが、Karim Dabbèche氏のアニメーション映像が見事にマッチしています。


■ 「
五感」で聴く音楽

将来、音楽は「五感」で味わう時代が来ると思います。(もう一部あるかも知れませんが)

例えば、美しい花園で聴く音楽「聴覚」なら、色とりどりの花「視覚」や、ただよう花の香り「臭覚」、さわやかな風「触覚」、つまんで食べた野イチゴの甘さ「味覚」、といった具合です。

屋外で、ワインを飲みながら音楽を聴くシチュエーションなら、まさに「五感」を刺激する体験が可能です。

もう、耳だけで音楽を楽しむ時代は終わり、いずれホールの中でも「五感」を感じることが可能なコンサートが当たり前になる時代が到来するかも知れません。現代のテクノロジーなら十分出来そうです。


■ 心(感性)で聴く音楽

もともと音楽は、耳で聴くと同時に「心」に響くものでした。ですから感動が生まれたのです。

そこへ映像技術の進化や動画配信、ネット環境の拡充などで、ビジュアル(視覚に訴える)が加わったのです。

さらに音楽の感じ方が多面的になるとしたら、それは歓迎すべきことかどうか 意見が分かれるかも知れません。

 

上手くまとめることが出来ませんでしたが、要はそんなことを考えさせられる動画が次の作品です。

■ 知られざる名曲 番外編6 ソナタ ヘ短調 アンダンテ・スピリトーソ / ガルッピ


この動画が気に入った方は、同じKarim Dabbèche氏のアニメーション映像で、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(4分8秒)をご覧下さい。↓ 自分の脳が活性化されるような動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=YDZlF7a_OJY

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