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    師匠である 安田朴童先生、馬淵仙園先生のお手本を見て書かせていただいています。少しですが自己流の書もあります。 まだまだ未熟ですが、精進して参りますので、ご支援の程お願い致します。

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壺中日月長とは

  • ある町に住む薬売りの老人(実は仙人)は、店先にぶらさがっている壺に時々身を隠してしまいます。 壺の中は別天地。時は悠々と流れ、豊かで充実した人生がありました。 人は、心の持ち方で、このような境涯に達することが出来るのでしょうか。 定年後は、「何をしてもいい自由」と、「何もしなくてもいい自由」 を得たのですが、私も壺中日月長の心境で、悠々としながらも豊かで充実したセカンドライフを目指したいと思います。 このブログは、そんな日々の出来事や思いを書き留めたいと始めました。
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2021年9月13日 (月)

知られざる名曲 第100回  ピアノと弦楽器のためのエレジー/ アッラ・パヴロヴァ

■ 女性の作曲家

女性の作曲家が非常に少ないのが クラシック音楽の世界です。

思い当たるのは、「乙女の祈り」を作ったポーランドの作曲家、バダジェフスカ (1834 or 1838–1861) と、シューマンの奥さんだった クララ・シューマンくらいではないでしょうか。

しかし近年では女性の作曲家も増えています。政治の世界と似ているかも知れません。

今回は、その中から ウクライナ出身のロシア人作曲家 アッラ・パブロヴァ(Alla Pavlova 、1952-)さんを選びました。現在はニューヨーク在住の注目の作曲家です。


パブロヴァの作品は、ロマンティックな雰囲気、心地よいメロディアスな音楽が特長です。

その中から今回は、ピアノと弦楽器のためのエレジー(Elegy for Piano and Strings. 1998)を選曲しました。


■ 第100回  ピアノと弦楽器のためのエレジー/ アッラ・パヴロヴァ

心が休まる音楽です。何かから解放されて 慰められる音楽です。

必ずひとりで聴いて下さい。



■ 仏教哲学「八正道」の精神を表現

パヴロヴァは 交響曲4番で、チベットの神話上の王国「シャンバラ」を題材にしたスピリチュアルな音楽も手掛けました。

とても魅力的な作品です。八つの聖なる道「八正道」の精神をロシア人作曲家が学んでいたとは驚きです。

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アッラ・パヴロヴァ:交響曲第4番 “シャンバラへの道”(Alla Pavlova: Symphony No. 4 "Path to Shambala" 2002年)
 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=L3NW6jPawow

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